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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第253話「女体に捧げる犯罪」 (放送日:1973/2/3)

 国際産業スパイがひき逃げされた。スパイを追っていた小田切はスパイが死の直前にかつての同窓生で財閥の娘エミと接触していた事を知る。父親の死と共に没落した財閥令嬢は華やかな時代を忘れられず虚栄心を満足させるために外国人専門のコールガールに身をやつしてはいたが、その艶やかな姿はかつての同窓生を惑わし、そんな彼女を影で操るのも学生時代の取り巻き連中だった。
 
 小田切さんメインエピソード。ストーリーを引っ張る美味しいシーンは当然小田切さんが全部持って行っちゃうのだが(^^;シリアスエピソードだけに壇もそのおこぼれに預かりなかなかカッコイイ表情をたっぷり見せてくれる。スパイが殺されたとの電話を受けた時は一瞬目を見開き呆然としてから小田切を振り返った凛々しい表情、小田切の指示でエミの待つホテルの部屋へ客として行き、少し目を細めて辛そうにエミを見下ろす表情など、もうどこを取っても全部カッコイイ(*^_^*) 特に秀逸なのが、スパイの黒幕の外人に乗っ取られ気を失った小田切の車に背後からそっと近寄る壇。でも壇の姿はしっかりバックミラーに映っていて黒幕が車の窓から拳銃を向けたその瞬間にハッ!と大きく目を見開く、その表情は完全にヒーローモード。意識を回復した小田切さんと黒幕が車内でもみあい、その黒幕を外へ引っ張り出して殴りかかる壇はなかなか頼もしかった。ずっと小田切さんの「手のかかる部下」だった壇も番組終盤に来てやっと一人前になりつつあるようだ。そりゃそうだよね、何たってヒーローのたまごなんだから(笑)。


第255話「悪党三匹銀嶺を行く」 (放送日:1973/2/17)

 銀行強盗で捕まった死刑囚二人が脱獄した。行き先は事件の後に国際警察へ密告したかつての仲間がいる信州。同じ頃、信州のゲレンデで美人姉妹と知り合った風間は同行していた啓子さんや壇を置いて美人姉妹と楽しんでいる。だが実は姉の夫は脱獄した銀行強盗の一味で、裏切った仲間に狙われていた。
 
 高久進の脚本にしては珍しくストーリーが平板で「良い人に見えたが実は黒幕」的な引っかけもなく実にあっさりとした仕上がり。監督も竹本弘一であるから、本来なら派手なアクションシーンが期待出来るはずなのだが、千葉ちゃんの華やかなスキーテクニックばかりが印象に残る。さすがにあれだけの豪雪ではアクションもままならないのだろうか。
 
 そのせいか一応最初から最後まで登場する(ただし啓子さんとセットではあるが(^^;)壇も、特に目立った言動がなく影が薄い。唯一、階下の物音に気配を感じて夜中に目覚め、横で寝ている風間を起こすシーンは良かった。だが風間に「雪女でも出たんだろう」と一蹴され、それで納得してまた寝ちゃう壇って・・・(^^;ち、ちょっとぉーなんでそれで寝ちゃうのよ〜っ!あんたねー、もっと自分の「刑事の勘」を信じなさいよね〜っ!そんな事だからいつまで経っても一人前になれないのよ(泣)。
 
 とは言え、実は第255話が放送されたこの日は何と「仮面ライダーV3」第1話が放送された日であった!!それも「V3」は夜7時30分から「キイハンター」は9時から同じTBS系列で。偶然なのだろうが、何か運命的なモノを感じてしまうのは私だけか。


第256話「喜劇 ギャングの教科書」 (放送日:1973/2/24)

 暗黒街に君臨するメフィアの女ボスがひとり息子の嫁候補にと考えたのは日本のヤクザ権田組組長の娘ルミ。知らせを受けた組長は娘をメフィアへ嫁がせるため着流しツボ振り長ドスの古典ヤクザからブラックスーツに麻薬と拳銃のアメリカンナイズされた「ファミリー」へと脱皮を計画、マフィアの実録映画を手本に娘の嫁入り持参金100万ドルを工面するべく悪行を重ねる。
 
 メフィアから権田組視察に来日した調査員を装い潜入した啓子さん。まんまと組長を信用させるとメフィアの女ボスを呼び出し、今度はルミに成り済ましメフィアの全貌を暴こうと奮闘する。メフィアの調査員とルミの身代わり、一人二役を早変わりでこなす啓子さん。どっちかって言うとコミカルな早変わりはユミちゃんのお得意分野って気がするのだが(^^;アメリカンギャングと国産ヤクザって濃い組み合わせにはやっぱり啓子さんじゃなきゃ太刀打ち出来なかったのかも(笑)。
 
 一方、風間も権田ファミリーの下っ端構成員として潜入、本物のメフィア調査員の身柄を確保すると小田切に引き渡すのだが・・・その調査員が風間好みの金髪美女だったものだから睡眠薬入りタイヤキを食べさせ眠らせると言う何ともソフトな対応(苦笑)。おまけにタイヤキを口にくわえてソファーで眠っている金髪美女にフラフラと近寄った壇、何を考えたかそのタイヤキにパクッ!とかぶり付く。ちょっとそれって間接キッスってやつじゃないの〜!?とツッコミそうになったら「それには睡眠薬が入ってるんだ!」と風間の声。で、案の定、壇はそのままグロッキー。も、何も言わない。アンタはそのままずっと寝てなさい(^^;


第262話「また逢う日まで キイハンター」 (放送日:1973/4/7)

 殺人罪でキイハンター全員が起訴された。黒い覆面の検事がキイハンターの活動(?)を記録したフィルムを流し(いつ撮ったんだ(^^;)「多くの我々の仲間が彼らに殺された!残酷無残、極悪非道なキイハンター全員に死刑を!」と裁判長に詰め寄る(スゴイ言われようだ(苦笑))。それに対し「守るものは自由、願うものは平和!」と自分たちの潔白を証明しようとするキイハンター。両者の言い分は噛み合わないまま、キイハンターの活躍フィルムが次々に流される。
 
 ま、ぶっちゃけた話、最終回ダイジェスト版なわけ(笑)。基本的には「殺人を犯した証拠のシーン」つまりアクションシーンがメインの構成だからどうしても風間比率が高いんだけど、時々壇や小田切さんがチラチラ登場(笑)。啓子さんにバカにされた検事が覆面を取ると、その正体はキイハンターやられ率ナンバーワン(数えたわけじゃないが)の南原宏治。確かコイツはマフィアがらみのエピソードで何度も何度も殺されてるはずなんだけど「中小企業の我々の自由を邪魔し仲間を殺し」とのたまってる所を見ると、マフィアって実は中小企業で南原はその親玉だったのか?えーっと、それって「仮面ライダー共通の敵が納谷悟郎だった」ってのと同じ事と考えていいんだろうか(爆)。
 
 覆面裁判長の計らいで南原宏治が逮捕されキイハンターの無実が証明された。裁判長が覆面を取るとその正体は国際警察特別室の村岡室長。同じく裁判官は小田切と壇だった。村岡室長は国際警察の組織替えに伴うキイハンターの解散を通達する。「平和で自由な市民として幸せに暮らして欲しい」って言うんだけど、こんな運動神経が服着て歩いてるような連中が平和に暮らせるはずがなく、その後風間は忍者の親玉になり、島は若者5人を率いて戦隊の長官となり・・・って、違うってば(爆)。
 
 かくしてキイハンターの6人は都会の雑踏へと消えて行く。フレームに最後に一人残るボスの、次の組織作りを画策しているようなちょっと意味深な表情が印象的なクライマックス。裁判所では微笑んでいたけど(解散は上層部の決定だから仕方ないしね)、あれだけ風間になついていた壇は今頃寂しがってんじゃないかな(笑)。

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