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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第21話「小さなプレゼント」 (放送日:1975/3/31)

 借金苦から悪い仲間に誘われ金庫破りをさせられた大木は警察の目をそらすための囮にされていた。そうとは知らない鉄男たちは大木の住むアパートに踏み込むが、そこにはたった一人で父親の帰りを待つ少女ミホがいた。フェリーの船長をしていると言う父の言葉を信じているミホに真実を知らせたくない鉄男とミホのために仲間を裏切る大木。だがそんな親子に悪の手が迫る。
 
 今回のエピソードは久し振りに美味しい風間刑事てんこ盛り(*^^*)ミホの誕生日に大木が帰宅すると知った鉄男と風間はプレゼントを持って大木のアパートを訪れる。部屋から出て来たミホを見た瞬間の風間の表情が、もう、ほんっとにムチャクチャ優しい目!かがみ込んでミホと同じ目線になって頭をなでる仕草は、うっわぁ〜っ!これは絶対に風間刑事じゃない!ってくらいにキャラが別物(^^;ミホに促されて部屋に入りテーブルの上に置かれた沢山の人形やぬいぐるみに向ける笑顔、そこへ帰宅した大木の足音に気付きハッと顔を強張らせるなど、台詞は全然ないのに次々と変化する表情に目が釘付け(はあと)。娘の前で大木を逮捕したくない鉄男ともみ合うシーンではさっきまでの優しい表情が険しくなり、大木を追って部屋を飛び出す場面では大木が投げつけたアタッシュケースを振り払ってしまう力技も披露(笑)。大木親子を拉致した仲間を逮捕するシーンでは久々に軽いアクションもあって見所満載。
 
 一方、このエピソードでは鉄男もすごくカッコイイ描かれ方をしている。逮捕される前に娘との思い出を作らせてあげようと遊園地で大木とミホを遊ばせたり、幼い少女の心を気遣い彼女に父親の本性をバラしてしまった仲間を怒り狂ったように殴り続ける鉄男。いつものドジでおっちょこちょいな鉄男ではなく「少女を守るナイト」のような印象。風間はクール、鉄男は熱血漢と同じ「ヒーロー」でも対照的な2人をきっちり描き分けながらバランス良い仕上りになっている。


第22話「少年探偵団SOS」 (放送日:1975/4/7)

 少年探偵団のメンバー「シャーロックホームズの見習い」君が目撃した事件。それは麻薬の運び人菅原が舎弟の三郎を殺した現場だった。三郎はヤバイ仕事から足を洗うために鉄男に接触していたが、裏切りが菅原にバレて口を塞がれたのだった。事件を知った少年探偵団は、自分たちの手で犯人を捕まえようと証拠を捏造し捜査をかく乱して鉄男を振り回す。
 
 軽い好奇心で始めた探偵ごっこ。その「ごっこ遊び」も一歩間違えると命に関わるような事件になってしまうという教訓も含めたエピソードで番組の視聴年齢層に非常にマッチしている。悪人を追い詰めた少年探偵団が逆に捕まって冷凍車の中に閉じ込められ、危機一髪の処を探しに来た鉄男たちに救出されると言うシチュエイションは、当時大量生産されていたヒーロー番組には欠かせない(苦笑)。
 
 で、風間刑事。今回は本当に出番がない(^^;居るには居るのだが存在感がまるでない。唯一目立つ場面って言ったら、クライマックスで犯人逮捕の際に見せた背負い投げくらいか(苦笑)。カメラアングルの関係で首から上(つまり頭部)がカットされてたり(怒)、ちょっとばかり伸び過ぎた髪の毛が風になびいてせっかくの表情が隠れちゃったりと、残念な場面もあったし(^^;

・・・っかし、風間刑事の髪の毛をかき上げる仕草があまりにも似合わないので思わず爆笑。個人的には男の人が前髪かき上げる仕草ってすごく好きなのだが、どうも宮内洋には違和感を感じて仕方ない。変に気取ってると言うか格好がつかないと言うか(^^; まあ、この辺は個人的嗜好の問題だろうけど(笑)。


第23話「涙とぬいぐるみ」 (放送日:1975/4/14)

 宝石強盗事件を捜査していた鉄男は容疑者の加谷を追い詰めるが、逆上した加谷は鉄男にナイフを向けもみ合ううちにビルの非常階段から転落死する。それを偶然目撃した恋人の早苗は加谷を思い無実を信じるあまり鉄男を逆恨みし殺そうと付け狙う。加谷が盗品のダイヤを犬のぬいぐるみに隠し早苗にプレゼントしたと気付いた鉄男は、加谷の残したナイフを向ける早苗に真正面から立ち向かう。
 
 エピソードを一言で言うなら「女の怨念」。あまりモテそうにない地味な女がやっと掴みかけた「結婚」の夢。幸せにすると言ってくれた最愛の男、それが例え強盗犯であっても、私の夢と彼を奪った刑事が憎い。話は単純だが早苗に対峙する鉄男と、同時進行で島さんと風間が共犯者を追い詰め加谷の本性を暴いて行く筋立てはハードボイルドタッチ。いつもあまり存在感のない島さんが沈んでいる鉄男を励まし、普段は怒鳴ってばかりの時村さんも「最後の責任は俺が取る」と鉄男をかばう。風間も(別に鉄男のためって訳じゃないだろうけど(^^;)地道な聞き込み捜査と張り込みを続け強盗に襲われた宝石店の店員が実は加谷と共謀関係にある事を突き止める。いつも笑顔で困難を乗り切る鉄男が今回は普段とちょっと違う真面目で厳しい表情を見せ、それぞれのキャラがそれぞれの立場に合った形できちんと描かれている。だからこそ、事件解決後に捜査の最中に鉄男が知り合った少年と刑事たちが城南署の屋上に寝転がり青い空を見上げる様子が、いつもの「刑事部屋で時村さんが怒鳴って終わり」のパターンとは違う爽やかな印象を残す。屋上のコンクリートの上に仰向けに寝転がっている風間刑事のふわっと広がった髪の毛がなかなか可愛らしくてマル(笑)。
 
 余談だが、鉄男が電車を待っていた駅は西武池袋線の大泉学園駅。そこへ入って来た電車は西武線小手指行き。当然だが駅の様子も電車の形も見慣れた現在のものとはかなり違う。ああ、昭和40年代はこーゆー駅だったのね、と妙な感激(^^;


第24話「愛の巣を見つけた」 (放送日:1975/4/21)

 連続強盗犯福本を逮捕するため鉄男と風間は元ボクサーの山上を訪ねる。8年前ケガでボクサーの夢を絶たれた山上は、福本にそそのかされただ一度の過ちを犯した過去を持っていた。出所後に結婚した妻と親子3人の静かな暮らしを望む山上だったが、行く先々で過去を暴かれては職場も住まいも追われる日々を送っていた。警察を嫌い一度は福本逮捕への協力を拒んだ山上。だが福本から「前科を暴いてやる」と恐喝された山上は妻と息子のために福本を殺す決心をする。
 
 引越しして来た山上親子を待ち構える鉄男と風間の足元のアップからドラマは始まる。その靴の踵の高さが鉄男は3センチくらいで普通だが何と風間は5センチくらいのを履いている。確か風見志郎の時もそれくらいのヒールを履いていた気がするが(^^;鉄男とは元々のタッパが違うのに何でそんなにをつける?(笑)
 
 珍しく初っ端から鉄男を押さえて一人目立ってる風間。「ちょっとこちらへ・・・」と山上に向けた愛想笑いが妙に妖しい(笑)。山上に協力を拒否され「刑事嫌いか・・・」と立ち去る際に傍で遊んでいる男の子の頭をなでて行くが、それがいかにも自然で、通り過ぎた後でちょっとその男の子を振り返る何気ない素振りに、風間ってホントは子供好きなんだなぁ〜と思いつつ、でもやっぱりキャラが違う〜っ!と複雑な気分。それにしても知らない人に通りすがりにイキナリ頭をなでられたら普通はビックリすると思うが、その男の子は全然気にせずジャンケンに夢中(^^;現代なら完璧に「変なお兄さん」として警戒されるんだろうけど、おおらかな時代だったんだなぁ〜(苦笑)。
 
 山上の信頼を得ようと真正面からぶつかって行く鉄男。少し離れた場所で張り込みながらその様子を見ている風間。植木の影にタバコふかして立つ姿は、やっぱサマになってる〜(*^^*)と思ったら!島さんから差し入れられた三角パックの牛乳(時代を感じさせる小道具だわ(笑))を受け取ると今までくわえてた火のついたタバコを地面に投げ捨てたっ!こらぁ〜!刑事がそんな事してイイと思ってるのか〜っ!ポイ捨てするならせめて火を消してからにしろっ!と思わず突っ込んでしまった。・・・ったく、いくらおおらかな時代だったとは言え、お子さま向け番組(視聴者ターゲットは小学校高学年〜中学生だったハズ)でそんな行動が許されるなんて大雑把過ぎるぞ(汗)。


第25話「おじさん刑事の涙」 (放送日:1975/4/28)

 宝石店連続襲撃事件を捜査していた鉄男たちの前に謎の子連れ刑事が現れる。大鳥というその刑事は風間の本庁時代の先輩だが捜査でドジを踏み2度も左遷されたいわく付きの男だと言う。何故か大鳥に気に入られてしまった鉄男は捜査にくっついて来る大鳥を無下に出来ずにいたが、風間に「捜査の手の内を明かしている」と非難され大鳥が犯人を知って庇っている事に気付く。
 
 息子を交通事故で亡くした大鳥は留守がちな父親と暮らしている鍵っ子のオサムを我が子のように可愛がりいつも連れ歩いているが、「子連れ狼」なんて格好いいモンじゃなく単なる自己満足。実の息子に与えてやれなかった愛情を他人の子供に与えているのは実は自分が寂しいからに過ぎず、エゴイズムとしか思えない。そしてオサムの父親が宝石店を襲撃した連続窃盗犯であると知っても尚、オサムのためにと捜査の邪魔をする。これは「捜査妨害」「犯人隠匿」というれっきとした犯罪で現役の刑事(いくら左遷されまくりのダメ刑事でも)がやっていい事ではない。しかもその大鳥の気持ちを汲んでオサムの前で父親の逮捕はしないと決めた鉄男とそれを支持する城南署の面々。いつもながらの鉄男の甘さを「何を寝言言ってるんだ」と締めようとした風間は逆に時村さんにたしなめられてしまう。でも今回ばかりは風間刑事支持だな。犯人を逮捕ではなく説得して自首させ、犯人隠匿という刑事にあるまじき「犯罪」を行った大鳥はお咎めなしのストーリー展開はあまりにも甘過ぎる。
 
 今回の見所は何と言っても「風間刑事の髪型」(*^^*) だってこのエピソードから新命さんの髪型になってるんだもーーーん♪ それまでのちょっとパーマかかったふわふわの髪型から、ヘルメットやテンガロンハットを被るためか少し毛先を短くしたストレートっぽい形に変えている。「ゴレンジャー」の放映開始が4月5日。と言う事はこの頃にはキャラが完璧にバッティングしていた計算になる。さて、クールな風間刑事の性格が新命明モード@キザキャラに変わるのはいつ頃だろう。非常に楽しみだ(爆)。

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