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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第41話「城南署の花嫁」 (放送日:1975/8/18)

 暴利をむさぼる闇金融会社宝和興業をマークしていた鉄男とたえ子婦警は、事務所でナイフを手に暴れている青年を取り押さえた。世話になっているおでん屋のおじいちゃんが闇金融に引っ掛かった事を知り、話をつけに行って逆に襲われ相手を刺してしまった青年は現行犯逮捕される。それを知った婚約者のレイコは逆ギレ、逮捕した鉄男を逆恨みし執拗に追いかける。
 
 アクション女優牧れいをゲストにしたアクションスター編第3弾。カナダに在住していたが20歳の誕生日に結婚式を挙げるため帰国した外交官の娘という設定なんだが、正直言ってとても外交官の娘には見えない。第一、20歳の女の子と言うには暴力的過ぎ(^^;空手をベースにしたと思われるその身体はよく動きアクションにも重量感があるのだが、自ら突進するタイプの殺陣だったため結構コワイ印象。あんなおっかない顔で暗闇から襲われたら鉄男じゃなくてもビビるだろう(爆)。恋人を思って泣く姿も一粒の涙ではなく大声あげて号泣するのでどうもダイナミック過ぎて感情移入出来ないし、そのおっかないイメージを城南署での結婚式まで引きずってしまったため「可憐な花嫁」に見えなかったのが残念。アクション好きな竹本監督だから牧れいを目いっぱい動かしたのだろうが、もうちょっと年頃の女の子らしい心優しい姿も見せて欲しかった(^^;
 
 憎しみの対象にされてズタボロにやられまくり、母親にまで勘違いされた鉄男は毎度おなじみの説得もレイコの心には全く届かない。その気持ちを和らげたのはたえ子の優しい一言だった。一方、風間は何もやってないと思いきや、実はレイコの結婚式までに何とか宝和興業の裏を取り全員逮捕に漕ぎ着けようと捜査に奔走していたらしい。式の時間には若干遅れたものの、宝和興業の連中を連行して来た風間は二人の前で時村さんに逮捕の報告をする。それが若い二人に対する何よりのはなむけだと知っていたのだろう。さすがは風間刑事♪いいやつじゃん(笑)。


第42話「ハイエナを追え!」 (放送日:1975/8/25)

 悪事を嗅ぎつけてはそれをネタに恐喝し上前をハネる「ハイエナ」と呼ばれている男がいた。そんなハイエナの身を案じるレイコは彼を更正させようと思いつめた揚げ句に投身自殺を図るが間一髪の処を鉄男に救助される。レイコに同情した鉄男はいつもの悪い癖が出て(笑)ハイエナこと倉岡(倉田保昭)をマークし始めるが、そんな鉄男をものともしないハイエナは相変わらずメシのタネを探して夜の街を徘徊する。
 
 「アクションスター編第4弾」なんてわざわざ歌わなくとも、倉田保昭&大野剣友会&竹本弘一監督とくれば、も、血沸き肉踊るアクション編に決まっている(笑)。その証拠に(?)ハイエナの登場はいきなり乱闘シーンから(^^;文弥さんを始め大野剣友会総出演の大乱闘シーンではカメラをローアングルで構え下から見上げる格好で撮っているので、回し蹴りなどの足技がとにかく映える。本当はそれほど長くないはずの倉田保昭の足が非常に長くカッコ良く見えるのはこの計算されたカメラアングルのせいだろう(笑)。
 
 自分を尾行する鉄男を逆に襲って病院送りにした倉岡は重要参考人として連行される。倉岡を尋問する風間は目いっぱいにらみを効かせるが、倉岡の存在感とふてぶてしさは天下一品。風間刑事、完璧に迫力負け(笑)。っつーか、この組み合わせってば凄すぎ(爆)。
 
 倉岡が恐喝して金を巻き上げていた成島商事が倉岡の舎弟でレイコの実弟でもあるゴロウを惨殺した。ゴロウの遺体に向かって捨て台詞を吐きながらも涙を浮かべた倉岡を見た鉄男は、たった一人の弟を奪われたレイコのためにも倉岡を更正させようとゴロウの弔い合戦に撃って出た倉岡に手錠をかける。だが、そんな事で大人しくなるハイエナではなかった。両手の自由を奪われたまま足技がバシバシ決まる。それがとにかく綺麗。互角の力を持つ二人が友情によって結ばれるってシチュエイションなのだろうが、普段なら「小さい身体でチョコマカとよく動くなー」と感心する桜木健ちゃんの殺陣も、倉田保昭のスピーディなアクションの後ではほとんどスローモーションにしか見えず説得力ゼロ(苦笑)。
 
 だが鉄男の友情に感じたハイエナは闇の世界から足を洗い、心を入れ替えレイコの勤める保育園の手伝いを始めて一件落着・・・って、ちょっと待て。いくら同じTBSだと言ってもGメンが悪さしてちゃいけないだろーが(爆)。


第43話「ともだち」 (放送日:1975/9/1)

 鉄男と弟の次郎がキャッチボール中に池へ落としてしまったボールを拾おうとした少年が逆に溺れた。救助した鉄男に少年は嬉しそうに「これで友達だね」と言う。不思議に思う鉄男。そんな折、盗難事件が発生し現場に向かった鉄男は池で助けた少年ヒロシと再会する。彼は盗難事件の被害者宅のひとり息子だったが、現金が入っていた金庫はヒロシとその母親しか開けられないという。ヒロシが何かを隠していると気付いた鉄男は「友達」の口実で彼を操っている車修理工のシンジが怪しいと睨む。
 
 父親亡き後に事業を成功させたやり手の母親に過剰な期待をかけられたヒロシは、一緒に下校するクラスメートも日曜日に遊ぶ友達もいない孤独な少年。半年前、池に落ちて溺れているヒロシを偶然通りかかったシンジが助けた事から「友達」になるが、それはヒロシから金を巻き上げようと企んだシンジの罠だった。友達なのだから言う事をきけ、金を持って来いとシンジに言われるままに、ヒロシは家の金庫から現金を盗み出していたのだった。シンジを庇い続けるヒロシだったが「本当の友達ってのはそういうもんじゃない」と鉄男に諭され「シンジさんに自首を勧めます!」と駆け出して行く。
 
 突然自首を勧められたシンジはぎょっ(^^;ヒロシは自分に対する恐喝の罪について自首を勧めたのだが、過去に射殺事件を起こしていたシンジはそれがバレたのかとかなり焦る。そりゃー、自分にやましい事があればその罪が重い方が先に頭に浮かぶから「何でお前が知っているんだ?」って事になるだろうし(^^;ケンカっぱやい不良のシンジは空手使いで倉田保昭をちょっと若くしたようなふてぶてしい面構え(笑)。イメージ負けする事なくアクションもなかなかのモノで竹本弘一監督編で観たかった気がする。
 
 今回のエピソードは一言で言うと「いじめられっ子のカツアゲ事件」(^^;で、ヒロシ少年と鉄男の交流がメインなので、城南署メンバーはほとんど出番なし。風間に至っては台詞は2個(^^;とりあえずレギュラーだから出て来たって感じ。本当にご苦労さまな事で(爆)。


第44話「兄とおとうと」 (放送日:1975/9/8)

 次郎が所属する野球チームに北という監督がやって来た。北のコーチでめきめきと上達して行く次郎たちは北に絶大なる信頼を寄せるが、子供たちを可愛がり面倒見の良い北は、だがその裏で麻薬の密売に手を染めていた。一方、指名手配中の麻薬の売人赤沢がグラウンドで取り引きをするとのタレ込みを受けた鉄男たちはそれぞれ変装して(^^;グラウンドに張り込むが、次郎に見つかりその騒ぎの最中に赤沢をも取り逃がしてしまう。
 
 仕事で忙しい鉄男よりも自分たちと真剣に向き合い指導してくれる北を本当の兄のように慕う次郎は、留置された息子を心配し自宅に閉じ篭ってしまった母親を訪れる。だがその母親の元へも鉄男が家宅捜索でやって来たと知り、ついに兄に心を閉じてしまう。弟に拒絶され北にもキメ手が見つからず苛立つ鉄男。だがその北の「面倒見の良さ」こそが麻薬を隠すための巧妙な手段だと気付いた鉄男は次郎の元へと急ぐ。
 
 鉄男と次郎の、本当の兄弟でありながら心が通わない辛さや、悲しみを乗り越えて少年が成長していく様を描いた作品。なので、今回もやっぱり風間刑事は活躍なし(^^;まぁ、唯一の見所は変装(?)してグラウンドに張り込んだ時の服装。鉄男は胴着を着て走り込みしている風だし、島さんはアイスキャンディー売りに化けているのに、何故か風間は白いサマージャケットに白いパンツ、白い帽子で単なる私服。それって変装なのか?(爆)。お陰で、赤沢を逃がそうとした北にバットを足にぶつけられてしばらく片足引きずっていたし(マジで痛そうだった(^^;)面が割れているのに北を尾行し本人に気付かれ逃げられて、城南署一の敏腕刑事も今回は全くイイトコなし(苦笑)。でも、くわえ煙草で尾行してた風間刑事はなかなか素敵だったけどさ(*^^*)


第45話「舌出し天使」 (放送日:1975/9/15)

 宝石強盗犯の川波を追う城南署刑事たちは面が割れている鉄男を囮にして川波をかく乱する作戦を立てていた。公園でホームレスを装い張り込む鉄男は、本物のホームレスと勘違いし青リンゴを差し出す美少女伊吹ありさ(黒木真由美)と出会う。
 
 偶然訪れた城南署で見かけた風間刑事に一目惚れしたありさは鉄男をダシに風間を呼び出しデートを申し込む。だが川波と裏で糸を引いている共犯の西田を追う事で頭がいっぱいの風間はありさを寄せ付けない。沈み込むありさを励ました鉄男は、ありさの父親から彼女が二日後にアフリカへ行くと聞かされ何とか風間との仲を取り持とうとするが、再び城南署を訪れたありさを風間は冷たく追い返してしまう。
 
 とにかく風間がめちゃくちゃクール。城南署の刑事課でありさとすれ違いざまにぶつかった風間は「あーっと、失礼」って、心ここにあらずのすごいぶっきらぼう(^^;ありさに見向きもせず時村さんに捜査報告をする風間を背後からじっと見つめるありさ。当時15歳の黒木真由美演じるありさは恐らくは高校生くらいの設定だろうし、このくらいの年齢って大人の男性への憧れが一番強い時期だから恋に恋するお年頃のありさちゃんが風間に惚れたのも分かる気がするけど、ダシにされた鉄男の立場は一体・・・(^^;;
 
 鉄男に焚きつけられ再び城南署に風間を訪ねたありさは「恋愛なんて口にするのは早い。そんな事よりちゃんと勉強するべきだ」と逆に説教を食らいショックを受け城南署を飛び出してしまう。恐らく風間刑事の年齢設定は27、8歳くらいだろうから、歳半分のお嬢ちゃんは趣味じゃないって事ね(苦笑)。心配する鉄男。だが、ありさは風間にフラれても「これも勉強」とメゲていない。そんなの口先だけで本当は悲しくて寂しいのに強がり言ってるんだ、と鉄男は思っているのだろうが(視聴者の多くは鉄男に感情移入しているだろうから同じように思っているハズ)・・・。
 
 いやいや、実はありさはそんなにヤワな女の子ではない。知り合ったばかりの鉄男をダシにし振り回す程のしたたかさを持ち合わせた彼女は、すでに「少女」ではなく「女」だ。そのまま成長すれば間違いなく「ジコチュー」で「タカビー」な、男を惑わす魔性の女になるだろう。風間がありさに冷たく振舞ったのは自己防衛本能が働いたためか(苦笑)。ある意味、彼女を振ったのは正解だったかも知れない(^^;
 
 ・・・ってゆーか、長坂秀佳がそこまで構想して書いたシナリオかどうか、いっぺん聞いてみたい気もするのだが(自爆)。

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