OZの本棚 〜『OZの特撮使い』 開架書庫〜

日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

全体表示

[ リスト ]

第46話「いもうとの初恋」 (放送日:1975/9/22)

 ひき逃げ事件が発生した。被害者の女子高生は幸い軽傷だったものの何故か自分の名前すら言わない。病院へ向かった鉄男とたえ子は、小さい男の子に一生懸命語りかける少女の優しい笑顔を見た。いつものお得意技で少女の心をぐっと掴んでしまった鉄男は、少女がユミコという名で資産家だった両親が亡くなりその遺産を目当てに親族が彼女を狙っている事を知る。一方、両親を失い兄弟もいないユミコは鉄男に淡い恋愛感情を抱くが、そんなユミコを次々と危険が襲う。親族の一体誰がユミコを狙っているのか。犯人の目星がつかないまま、ユミコに変装したたえ子は犯人をおびき出すための囮になる。
 
 「ヤングアイドルシリーズ第2弾」はデビューしてまだ半年の片平なぎさがゲスト。当時16歳の彼女は、後年大映ドラマに金字塔を打ち立てた「スチュワーデス物語」で視聴者に衝撃を与えた、両手が義手の真理子役と同じ女性とは思えないほど可愛らしく(笑)初々しい演技で乙女の一途な恋心を好演している。ちょっと調べてみた処、どうやらこの「刑事くん」がドラマ初出演作だったようだが、それなりに演技の格好がついているのはやはり「2時間ドラマの女王」と呼ばれるだけの資質が備わっていたという事だろう。
 
 前回は女子高生に惚れられ追っかけられた風間刑事、今回もユミコに呼ばれて鉄男の代わりに病院へ行くが、鉄男一筋のユミコに「鉄男さんじゃなきゃ駄目」と言われて鼻もひっかけてもらえない(^^;そうか、いかな風間刑事とて万人向けの「イイ男」じゃないわけね(大爆)。


第47話「犯人はボクです」 (放送日:1975/9/29)

 金にうるさいレストラン経営者の男が刺殺された。同じ頃、血のついたナイフを握り締めた男子高校生が現場から走り去る姿が多数目撃される。だが売上金は盗まれておらず、レストランのレジを任されていた被害者の姪のミサが行方不明である事に疑問を感じた鉄男はミサの周辺を聞き込みに歩く。そこへ祐介と名乗る高校生が自分が犯人だと名乗り出る。凶器のナイフを見せられても祐介が犯人だと思えない鉄男は、祐介がミサを庇っているのではないかと疑う。
 
 鉄男の読み通り、犯人はミサだった。売上金が合わないと叱責され殴られたミサは逆上し叔父を刺してしまったのだ。早くに両親を事故で失った祐介はミサの母親から可愛がられ、その母親がガンの手術を受けなければならない事、ミサが母親のために辛い仕事をしているのを知っていた祐介は自分が罪を被る事でミサを守ろうとする。

 「ヤングアイドルシリーズ第3弾」のゲストは後に「あなた作る人、ボク食べる人」のククレカレーのCMで物議をかもした佐藤祐介。大きな目を伏せると長いまつげが影を落とす、いかにも70年代後半のアイドルっぽい濃ゆい系のお顔立ちで女装させてみたいタイプ(おいっ(^^;)だが、クライマックスでは富士急ハイランドのジェットコースターのコース上で鉄男と追いかけっこをするという、アイドルらしからぬ危険なロケにも挑戦している。
 
 今回の風間刑事はどうもその他大勢に埋もれてしまっている感じ(^^;それなりに登場シーンは多いのに何故か印象に残らない。せっかく富士急ハイランドロケにも参加しているのに何もないなんて、ホントもったいない気もするのだが(爆)。


第48話「星めぐり−愛のきらめき」 (放送日:1975/10/6)

 工事現場から発見された老人の遺体。遺留品から身元を割り出そうと城南署刑事たちが推理合戦を繰り広げている。そこへ「花嫁が盗まれた」と区役所から 110番通報が入った。現場に向かった鉄男は、数時間後に結婚式を控えた新郎新婦が婚姻届を窓口に出す寸前、花嫁が若い男に誘拐されたと知らされる。盗んだのは花嫁ジュンコを姉のように慕うリョウ。孤児院で育った二人は本当の姉弟のように仲が良かったが、ジュンコに淡い恋心を抱くリョウには彼女の結婚が耐えられず感情のままにジュンコを連れ出してしまったのだった。その気持ちを察した鉄男は、ジュンコも孤児院の園長に薦められるままに結婚を決め婚約者に愛情を持っていない事、そしてリョウへの思いを知る。
 
 前回に引き続いてまたまた「鉄男のキューピット」編(^^;いくらアイドルがゲストだからってどうしてこうも毎回毎回、すれ違う若い男女の恋心を鉄男が取り持つってエピソードばっかになるのかなぁ?って文句はさて置き、今回のゲストは豊川誕。・・・っかし、これ以上ありませんって程の棒読みの台詞と棒立ちの演技、もうちょっと何とかならなかったんだろうか(^^;; 確かにデビュー間もない時期のゲストであり彼の本業はアイドル歌手だから仕方ないっちゃー仕方ないんだが(苦笑)。
 
 今回の見所は何と言ってもエピソード立ち上がりからのロングカット。城南署刑事課室内で刑事たちが被害者の老人の身元と犯人像を議論し合う場面は実に3分もの超長回し。複数の掛け合いで構成されている場面は台詞のテンポが命。一人が噛んだら全てアウトになるので、一台のカメラで追うロングカットは観ているこちらも生の舞台を観ているようなハラハラ感がある。更にイキのいい飛び跳ねるような台詞回しで畳み掛けて来る鉄男と、その勢いには乗らずあくまでも冷静に答える風間のタイミングが微妙にはずした感じで、ハラハラ感倍増(^^; この場面、誰が何回NGを出したか知りたいものだ(笑)。


第49話「二人の学生刑事」 (放送日:1975/10/13)

 早朝、鉄男が出勤すると誰もいないはずの城南署刑事課に二人の若者がいた。彼等は警察学校から実務修習生として派遣された学生刑事。時村は実務経験ゼロの新米二人を鉄男に任せる。宝石強奪事件の捜査に出た鉄男たち。だが張り込みの最中に偶然知り合った女子大生京子に熱を上げ、張り込みを放棄してデートに行ったり尾行を拒否したりとやりたい放題の学生刑事に頭を悩ませる鉄男は、宝石強奪事件の首謀者である通称ジェニーと呼ばれる女のモンタージュと京子が似ている事に気付き、京子が二人に近付いたのは捜査情報を得るためではないかと疑い始める。
 
 前回に引き続きジャニーズ事務所のアイドルにご登場頂いた「ヤングアイドルシリーズ第5弾」(笑)。フォーリーブスは四人グループだが今回はそのうちの二人おりも政夫と北公次が男の友情を装ってはいるが実は一人の女性を巡る恋の鞘当てを繰り広げる。フォーリーブスは68年デビューだからこの当時すでにアイドルとしては ベテランの域だったのだろう、それなりに見られる芝居にはなっていたし、かと言って桜木健ちゃんを食ってしまう事もなく主役とゲスト主役のバランスが上手く仕上がっていた。ただ、北公次のアフレコがと〜っても下手なのがすっごく気になったけど(苦笑)。
 
 またほとんど出番なしか、風間・・・と諦めていたのだが。今回の見所はラストだった(笑)。警察学校へ戻って行った学生刑事たちが鉄男に上物の新しい竹刀を置き土産として残して行った。喜んで調子に乗った鉄男の振り回した竹刀が風間に向かって振り下ろされる。と、その竹刀をぱんっと調書(^^;で防いだ風間は「三神の旦那、そんなもので遊んでいるとね、また馬鹿モン!って喰らうよ」と言い放ちそのまま調書で竹刀をはじき返してしまう。その一瞬の動作がまたえらく綺麗で(*^^*)風間の反応に毒気を抜かれたようにボーッとした鉄男は、だが次の瞬間ハッと我に返ったように「カッコイイんだよ風間さん〜」と思いっ切りド突く(爆)。見た目メチャメチャクールを装ってはいるんだけど鉄男にド突かれて吹き出してしまう辺り、風間刑事のお茶目ぶり炸裂でかなり可愛い(笑)。


第50話「輝く瞳」 (放送日:1975/10/20)

 「ヤングアイドルシリーズ第6弾」は前回に引き続いてフォーリーブスの江木俊夫がゲスト主役。ある朝、江木扮する早乙女刑事が研修生として城南署にやって来た。三年前、柔道大会の決勝戦で鉄男に負けた早乙女は、それ以来「自分も刑事になって三神刑事を負かし城南署の看板を持ち帰る」と若い情熱を燃やしていた。
 
 そんな時、銃砲店に泥棒が押し入ったとの通報が入り、いの一番に飛び出して行った早乙女。だが追い詰められ必死の形相でライフルを構える年若い犯人に威圧された早乙女は、身構えたまま拳銃を撃てず犯人を取り逃がしてしまう。一方、逃げた男とコンビを組んでいた初老の男はあっさり御用となるが、これがまたこの道一筋40年、前科27犯の鬼虎と呼ばれる筋金入りの大泥棒。鬼虎を取調べようとした早乙女だったが「この俺様をお取調べになるのは課長クラス」と相手にもしてもらえない。犯人を取り逃がし泥棒にまで馬鹿にされた早乙女はすっかり自信を失ってしまう。だが逃走した男が赤ん坊に頃に生き別れとなった鬼虎の一粒種の息子で、鬼虎が気付かずにコンビを組んでいたと知った鉄男と早乙女は、鬼虎に「親子の情」を訴える事で二人が暮らしていた隠れ家を自白させる。
 
 ドラマの主役は桜木健ちゃんでゲスト主役が江木俊夫。本当なら「奮闘する見習い刑事を導く鉄男」の予定だったのだろうが、観終わってみると印象に残るのは江木俊夫の汗だくな暑苦しい顔のアップと、腹立たしい程ふてぶてしい、それでいて何故か憎めない鬼虎の爽やかさ。扮するは一癖も二癖もあるフケ役が印象深い名脇役の高品格(特撮ファンには「ロボット刑事K」の芝刑事と言う方が通りが良いのかも)。すっかり主役二人を喰ってしまっているが、まぁ仕方ない。これも芸歴の差でしょうな(笑)。しかし当年とって56歳の高品格、それでも現在の宮内洋より若いとは!(・・・その後に続くコメントは皆さまのご想像にお任せ(^^;)
 
 それにしても今回は全然イイトコなしの風間刑事。結局、鬼虎をゲロさせたのも隠れ家を発見して鬼虎の息子を逮捕したのも鉄男と早乙女の活躍じゃん、と思ったんだけど。よくよく考えたら鬼虎を逮捕した(手錠をかけた)のは風間刑事。それだけの大泥棒を逮捕したってのはもしかして大金星って事?しっかり「お手柄」は掴んでるのね。さすがはエリート刑事(笑)。

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事