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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第229話「暴走トラック 殺人ゲーム」 (放送日:1979/10/20)

 押収したはずの10億円相当の覚醒剤が警視庁から消え市場に出回った。警視庁の内部犯罪と睨んだGメンは密売人の時松をマーク。島谷刑事は時松に接近し悪徳刑事を装って密売事務所に潜入し、津川警部補は時松の恋人カヨが勤める飲み屋で働き始める。
 
 Gメンの最初期エピソード第8話「裸の町」のリメイク。にも関らず脚本は高久進だったりするのだが(「裸の町」は池田雄一作品)、リメイクが前提であるためか高久進らしい伏線やお得意の「クライマックス大どんでん返し」が見られず、時系列にそった淡々とした流れでドラマが進行する。
 
 リメイクであるからには当然?(^^;悪徳刑事に化けて潜入捜査をする島谷刑事は草野刑事を、時松の彼女に接近する津川警部補は響刑事の役どころを踏襲した形になっているが、元々がチンピラくさく悪徳刑事をまんまでやってたんじゃないかとさえ思えた草野刑事に比べ、島谷刑事はかなりスマートであまりワルの匂いが感じられない。特に宮内洋らしい目の動きが全くと言っていいほどなく、目線がストレート過ぎて凄味に欠けたのがとてももったいない。観ている者には「島谷刑事は潜入捜査のためにあんなことをやっているんだ」と明確に分かる筋立てになっているのだから、もっともっと裏切り者に見えるくらいワルに作り込んでも良かったんじゃないかと思う。最も、凄む相手(密売事務所の社長)が田中浩@ジョーカーじゃそうも行かなかったとか?(違(^^;)
 
【京急線高架下・市営バス乗り場(撮影'06/12)】

イメージ 1 悪徳刑事に化けた島谷が因縁吹っかけて来た時松を逮捕した高架下。画面からは周辺情報があまり得られないため、詳細な場所は確定出来ず。現在は駅から地下道を抜けて乗り場へ出るようになっているため、放送当時のように自由に歩けないのが残念。
 
 
 
 
 
 
【神奈川県川崎市川崎区・新川通り(撮影'06/12)】

イメージ 6 島谷とお目付け役のチンピラが歩いていた大通り。現在は放置自転車もなく、島谷が電話をかけた電話ボックスの辺りには地下街への階段が出来て景観は随分と変わっているが、向かって左側にある「さいか屋デパート」の壁面照明は放送当時のまま残っている。
 
 
 
 
 [交通] JR線「川崎」駅/京浜急行本線「京急川崎」駅
 
 が、腕力にモノ言わせて相手を従わせる「暴力担当」はさすが捜査四課のご出身(笑)。同じ四課出身の先輩、草野刑事にも負けず劣らず、事ある毎に時松をボコボコに叩きのめす。恋人のカヨに説得され密売人から足を洗おうとした時松を、捜査のためとは言え事務所に無理矢理引き戻す辺り、やり方が強引過ぎるし(^^;最も、途中で肝心の密売人に抜けられてしまったらせっかく潜入した苦労も水の泡になるから、それだけは絶対に避けたい事態だったんだろうけども(^^;
 
【神奈川県川崎市川崎区・多摩川土手(撮影'06/12)】
 
イメージ 7
 島谷刑事が足を洗おうとした時松をボコった多摩川の土手。すぐ横をJR東海道線・京浜東北線の鉄橋が通っている。放送当時は比較的すっきりしていたが、現在は青空テントが延々連なっている。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2イメージ 3
 殴られてひっくり返った時松の背景には対岸の多摩川緑地が見える。毎度のごとく、かなり木が育ち過ぎているが(笑)。
 
 
 
 
 
[交通] 京浜急行本線「京急川崎」駅 徒歩12分
 
 更に島谷は、時松が次の取り引きに行く事が決まると、事務所の連中は俺が逮捕してやるから金とブツを持ち逃げしろと時松をそそのかす。黒幕をおびき出し確実に取り引き現場を押さえるためには、何よりも時松が怖気づいて逃げ出さないよう「ソノ気」にさせる必要がある。また時松と協力態勢を固め情報を得るための作戦なのだろうが、ほんっと、罪だよなぁ(苦笑)。
 
【京急線高架下・市営バス乗り場(撮影'06/12)】
 
イメージ 4 島谷とお目付け役のチンピラの後を追う田口刑事が歩いていた高架下は、時松を逮捕した時よりも道路側に出た場所が使われ、画面から判断するに、恐らくは29番乗り場付近ではないかと思われる。
 
 
 
 
 
 
 
【神奈川県川崎市川崎区・新川通り(撮影'06/12)】

イメージ 5 取り引き現場に急行する立花警部が走っていた駅前大通り商店街(37番街)。島谷たちが歩いていた「さいか屋デパート」横の大通りを挟み、斜向かいの位置関係になる。
 
 
 
 
 
 [交通] JR線「川崎」駅/京浜急行本線「京急川崎」駅
 
 

 時松から情報を得て取り引き場所で張り込むGメンの前に姿を見せた黒幕は意外な人物だった。・・・らしいのだが、実はこの黒幕が最後まで誰なんだかよく分からない(^^;警視庁の捜査官なのだろうが名前もポストも全く出て来ない。登場のさせ方があまりにも唐突過ぎて、Gメンに追い詰められたその顔がアップになった時、思わず「アンタ誰?」とテレビの画面に向かって突っ込んでしまった(爆)。まぁ、ストーリーの要は時松とカヨの純愛だから、「黒幕は警視庁の捜査官」という既成事実さえ見せればそれでいいのだろう。だがこの辺りの展開も高久進らしさに欠け消化不良感が拭えない。リメイクではなく高久進のオリジナル脚本だったら、クライマックスで時松が口封じのため射殺され、その黒幕をGメンが射殺、「何も知らずに時松を待ち続けるカヨ」という引き画で終わらせるだろう。ベタな展開だが、その方が捜査のために捨て駒にされたカップルの悲哀がより一層強調されるし、「死んだ時松を取り囲み見下ろすGメン」のような画が入ればもっと島谷刑事がカッコ良く描けたのに、と少々残念。


['06/5/29 up date]

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