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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第306話「サヨナラ Gメンの若き獅子たち!」 (放送日:1981/4/18)
 
 通り魔による連続ノックアウト強盗が発生した。ボクシングの心得があるらしい犯人の強烈なパンチで被害が拡大、捜査協力を要請されたGメンの立花警部(若林豪)は捜査本部のある所轄からの帰り際、内縁の夫によるドメスティック・バイオレンスに苦しむ邦子(田坂都)とその娘めぐみに出会う。事情を聞くうちに邦子の内縁の夫・村上(片桐竜次)がノックアウト強盗犯だと気付いた立花は母子をガードするが、捜査網を巧みに潜り抜ける村上にGメンは翻弄される。
 
 邦子が勤めるキャバレーに村上から電話が入った。連絡を受けた立花は直ちに中屋警部補(伊吹剛)、島谷刑事、田口刑事(千葉裕)、吹雪刑事(中島はるみ)を店に向かわせる。4人は客の振りをして店に潜入するが、島谷以外は固い表情でちょっと緊張気味(^^;ところが女性客が来た事をいぶかるボーイに「なんだ、女連れじゃいけないのか?」と訪ねる島谷だけは妙に余裕があって最初の頃の真面目っぽいイメージはどこへやら〜♪まぁ、服装も黒の革のブルゾンに黒のパンツってコーディネート、インナーには衿の小さめなシャツにスリムタイを結ぶというよりぶらさげて、ちょっと崩した不良っぽい着こなしになってるのが、イメージを変えて見せたのかも知れないが・・・最初に比べて、すっごいキャラ違ってません?島谷さん(おまけに髪型も中途半端な長さで変だし(爆))。
 
 更に、事情を知らないホステスに「こちら皆さん、お静かね〜!」とけしかけられて「よし、それじゃあパーッと行きますか!」って、何でアンタが乾杯を仕切るのさ(^^;島谷刑事、何だか一人で楽しそうなんですけど(爆)。まぁ、一番「場慣れ」している感じがするのは、元々捜査四課(暴力団担当)出身で聞き込みやガサ入れで水商売に出入りしていたからだろうとは思うが(本当はもうちょっとツッコミたいけどこの辺で自粛(^^;)。
 
 やがて店に現れた村上を取り押さえた中屋と島谷は、車に乗せようとした瞬間、村上の舎弟に殴打され気絶する。村上は警官を襲撃、手錠の鍵をはずし拳銃を奪うとそのまま逃走。村上を取り逃がしたために事件を拡大させてしまった事に責任を感じた中屋と島谷は、村上が必ず現れるであろう邦子のアパートで張り込みを続ける。この時に二人揃って頭に包帯巻いていたのが画面(えづら)的にかなり変!(爆笑)そりゃまぁ、二人とも後頭部をぶん殴られているから仕方ないのだろうが、2、3回お義理程度に巻いてるって感じで、それならいっそ何もない方が良かったのに。いや、まぁ、包帯なしで時々痛みに顔を歪めるくらいの方が観ている方としては感情移入出来たんじゃないかと(←どういう感情だ)。
 
 一方、邦子が警察に協力し自分を逮捕させようとしたと気付いた村上は邦子とめぐみを執拗に狙う。母の目を盗み外へ遊びに出ためぐみを襲うダンプカー。間一髪、吹雪によって事故死を免れためぐみだったが瀕死の重傷。連絡を受けた中屋と島谷はダンプカーを追跡するが湾岸でさんざんカーチェイスをした揚げ句にまたしても村上を取り逃がす。・・・っかし、ダンプに追われて空き地を走る島谷刑事、わざわざ凹凸の激しい場所選んで走ってるような(^^;ほんっとに無駄な動きが多いんだけどそれが映えるんだから仕方ない。まったくご苦労な事だ(苦笑)。それにしても村上はいつの間にダンプを降りたんだろう。確か、島谷たちが追う前は白バイが2台で追跡してたし、途中で止まったり降りたりする余裕はなかったはずなんだが(^^;
 
 邦子をガードするため、めぐみが手術をしている病院に張り込むGメン。そこへ村上が潜入、邦子を狙うが立花に発見される。邦子をかばって撃たれた中屋の執念と島谷、田口の追跡で屋上に追い詰められた村上は射殺される。随分と粘っこい展開だったわりには実にあっさりとしたクライマックス。どうせならもうちょっと村上には頑張ってもらってGメンをもっともっと精神的にいたぶって追い詰めて欲しかった(笑)。
 
 事件が解決した後。二度も犯人を取り逃がし被害を拡大させてしまった中屋警部補と島谷刑事には部署転属の辞令が待っていた。中屋警部補は捜査一課へ、島谷刑事は捜査四課へ。吹雪刑事はFBIへ研修に行くという。初心に帰って刑事の勉強をし直して来い、という表現はされているが、とどのつまりは「元の部署へ帰れ」って事だな(笑)。Gメンという組織が「警察の中の警察」つまり、警察の中にある腐敗や犯罪を暴くのがGメンの仕事なら、普通の刑事よりはセクションの格は高いと思われるのだが、それが元の部署(例え警視庁であっても)に戻らされるという事は、「お前らは使えない」って烙印を押されるのと同意語じゃないのか。それも事件の不始末の後なら尚更(^^;彼等の今後は・・・とか考えてるとちっとも先に進まないので省略。
 
 それでも退任エピソードに相応しく、立花警部の「さよならは言わない。職場は違っても俺たちは同じ刑事(デカ)なんだ」そして黒木警視正の「困った事があったらいつでもこの部屋を訪ねて来い」という言葉がとても印象的なラストシーンだった。そうだよね、殉職じゃないだけマシだ。生きていればいつかはゲスト出演という手もある・・・。リアルタイムで観ていた時、そう思った。残念ながらその思いは叶わなかったが。
 
 筆者はこのエピソードの感想を書くのは実は2度目だ。最初は本放送の時。その前の週の放送時に島谷刑事退任の予告を観て大きなショックを受けた事を今でも鮮明に覚えている。どうしよう・・・そう思った。何かしなくちゃ。当時はまだ一般家庭にビデオが普及していなかったため、音声を録音したりテレビ画面を写真に撮ったりするのが筆者の周囲では流行っていた。で、筆者は生まれて初めて映像を写真撮影するという暴挙に挑戦した。文通していた友達でそういう事に詳しい子が居たので、放送当日まで手紙で連絡を取り合っていた事を思い出す。そして放送後にレポート用紙3枚にびっしりエピソードガイドを書いた。恐らく、生まれて初めてのエピガイだったように思う。それほど忘れたくなかったのだ、彼等を・・・。
 

 その時の写真もエピガイも今は行方不明になってしまったが、それから23年経って、再び同じ作品の感想を書く事になるとは夢にも思っていなかった。もちろん当時とは感じ方も考え方もだいぶ変わっているので(決して「成長」ではないのだが(^^;)内容は違うが、23年間同じ気持ちを持ち続けて来られた事を自分で嬉しく思う。


['04/3/24 last up date]

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