OZの本棚 〜『OZの特撮使い』 開架書庫〜

日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

全体表示

[ リスト ]

第25話「雨に泣くロボット」 (放送日:1990/7/22)
       
 ある雨の日、派出所の前で雨に濡れた女性に出逢ったバイクルは、派出所の傘を差し出す。優しい笑顔の彼女に一目惚れしたバイクルだったが、やがて起こった東都科学中央研究所の高山所長暗殺未遂事件が、ロボット刑事バイクルの運命を大きく狂わせる。
 
 高山所長の暗殺を企てたのは元部下の桐本。桐本が平和利用のために開発したジェット燃料の研究を、高山が兵器として諸外国に売り渡そうとしていると知った桐本は、それを阻止するため高山を狙ったのだった。桐本を追い詰めたウインスペクター。だが桐本の放った爆弾が炸裂し、爆発に巻き込まれた衝撃でバイクルの認識回路に障害が起こる。一目惚れした彼女の、幻覚とも妄想ともつかない「恋煩い」に翻弄されるバイクル。
 
 再び高山所長が狙われ負傷した。桐本の妹・真弓が、逮捕された兄に代わり高山を狙っていた。真弓を追い詰めるウインスペクター。だが、その真弓があの雨の日の彼女だと知ったバイクルは激しく混乱し、真弓を取り逃がしてしまう。「刑事失格」と自らを責めるバイクルは、妄想の中の彼女に別れを告げるのだった。
 
 「ロボットの恋煩い」という、いくらなんでもありえないにも程があるストーリーなのだが、最後の最後に真弓を追い詰め手錠をかけたバイクルが、悲しみのあまり回路をショートさせ、機械の身体のどこにそんな水分があったのかと思わせるほどとめどなく涙が溢れても違和感がないのは、同じロボットとしてバイクルを思いやるウォルターや仲間として心配する竜馬さんと純子さんの優しさ、バイクルを人間の部下と同じに叱責しそして信頼する正木本部長の厳しさが、バイクルを人間以上に人間くさい刑事に見せているためだろう。
 
 さすがに「バイクルの恋煩い」は想定外だったらしく、このエピソードでは終始苦虫潰したような渋い表情の正木本部長。それでも、真弓を連行する時に「あのロボット、どうして急に?」と問われ(・・・結局、バイクルのショートするほどの想いは真弓に全然伝ってなかったって事か・・・鬱だorz)、「人間以上に人間らしい心を持ったんだ」と答える本部長。それは、バイクルに代わりせめてその想いを伝えてあげたいという親心だったのかも知れない。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事