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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第245話「エロチカ!口紅殺人事件」 (放送日:1972/12/9)
 
 連続婦女暴行殺人事件が発生した。犯人は米兵と日本人コールガールとの間に生まれたハーフのジョージ。息子を溺愛する母親を恨むあまり全ての女性を自らの性癖(死姦)の対象としていた彼はカレドニア大使館に住む美女エリコを狙う。エリコに逃げられ国際警察に捕まったジョージは、暴行未遂として釈放され再びエリコを付け狙っていたが護衛に付いた風間に恋心を持ったエリコに嫉妬し、風間との恋の鞘当てに発展する。
 
 風間メインエピソード。ジョージの仲間・姫野(チャラチャラしたチンピラ役がすっかり板についた小林念侍(^^;)に太股を刺され負傷するが、お姫さまを護るために足を引き摺りながら戦う千葉ちゃんはやっぱりカッコイイ。しかし、何も負傷してる時に白いスーツで登場しなくても・・・傷付いた足を蹴飛ばされてうめき、パンツの白に徐々に広がる赤い染み。う〜ん、どっかで観た事あるぞ、このシチュエイション。あ、「ズバット」だ(爆)。
 
 で、壇はと言うと相変わらず小田切さんや風間にくっついて行動。尊敬する上司や頼れる先輩と一緒に出動出来るのは良いけど(壇の場合、一人で行動させるとロクな事にならないからね(苦笑))ジョージを連行する時も姫野を捕まえる時も風間の引き立て役にしか見えなかったんだけど。おまけに姫野を射殺したジョージの母親を追いかける時も、諦め顔の風間に「たったひとつの手掛かりが失われてしまった」なんて言われて、壇が母親を取り逃がすと思われてるし(苦笑)。壇ってば完璧に信用されてないんだなぁ〜(爆)。


第246話「墓場へ走れ!男と女」 (放送日:1972/12/16)
 
 日系二世のビル・米倉は恋人殺害容疑の死刑囚。だが彼は無実を主張していた。ビルを逮捕した小田切は、偶然見かけた写真の女性が、殺されたはずであるにも関わらず未だに死体が見つからない恋人、反戦歌手のマリではないかとの疑惑を抱く。米倉の死刑執行は5日後に迫っている。小田切は事件の真実を解明するため写真の女性に接近するが、彼女は記憶を失っていた。
 
 記憶を失った女性はやはり殺されたはずの反戦歌手で、彼女はビルとペアを組み世界を渡りながら実は武器組織の手先となりスパイ活動をしていたが、ビルを愛したがゆえに欺き続ける事が出来ず組織に殺されかけ、何も知らないビルは罠にはまり罪を被せられてしまう。放置された山中で奇跡的に息を吹き返した彼女は記憶を失いながらも自分を助けてくれた親子ほども年の離れた男と結婚する。男は妻を殺して山中をさまよっていたのだった。だが、小田切の出現で記憶を取り戻したマリはかつて自分を殺そうとした組織に狙われる。
 
 実はこのエピソード、後年「Gメン'75」でリメイクされている(第68話「小菅1丁目35番地東京拘置所」)のだが、筋立てはおろか細部の設定や台詞運びが終盤までソックリそのまんまなのにはぶっ飛んだ。主役を張ったのはどちらも小田切さん(Gメン版:小田切警視/夏木陽介)だし(笑)。殺されかけて記憶を失った女と女を殺した男が出逢いお互いの過去を忘れて愛し合うが、無実の罪で服役している男と真実を知りたいと思う捜査官に次第に追い詰められて行く、と言うシチュエイションは、脚本家・池田雄一のパターンのひとつであるらしい(ちなみに「Gメン'75」第32話「死んだはずの女」もこのパターンに当てはまる)。
 
 で、壇は何してたかって言うと、マリの記憶を取り戻すために死刑囚の恋人をマリの元へ連れて来たり(当然、小田切さんの指示(^^;)マリを撃った暗殺者を島ちゃんと一緒にボコボコにしたりと、とりあえず顔は出るんだけど何故か全然目立たない(苦笑)。ただひとつ目立ったのは突然すごい短髪になっちゃった事、かな?(爆)「女番長」出演の頃だったのかも知れないが、これじゃあV3でかつら着用になるのも無理ないわね(^^;


第247話「喰いしん坊ギャング 南国道中記」 (放送日:1972/12/23)
 
 サバタ共和国大統領が暗殺された。ピーナッツが大好物の大統領は大使館に送られて来た毒入りピーナッツを食べようとした直前に撃たれたのだ。ところが大統領を狙撃した殺し屋が毒入りと知らずにピーナッツを食べて逃走。毒は遅滞性で30時間経つと死に至る。ユミちゃんと島は大統領に毒入りピーナッツを送ったM.Mなる謎の人物を追って八丈島へ向かう。
 
 ユミちゃんメインエピソードの時は何故かギャグ路線&観光地タイアップに走る「キイハンター」(苦笑)。何しろエピソード序盤、殺し屋が毒入りピーナッツを食べたらしいと知った小田切さんが「殺し屋だからと言ってこのまま放っておく訳には行かない」と殺人犯にも寛大な心を見せた所からしてギャグ入ってるし(^^;犯人が乗った連絡船フリージア丸でイニシャルM.Mを探していた島とユミちゃんはヌードダンサーのマリリン桃子を犯人と勘違いし、桃子を逮捕した壇は一応カッコつけて尋問するが、鼻声で色っぽくしなを作る桃子にドギマギ。相変わらず色仕掛けに弱いですねぇ(爆)。
 
 いつものクールなイメージをどっかにすっ飛ばしちゃった小田切さんとすっかりギャグムードに引き摺り込まれちゃった壇クン。今回の国際警察コンビはどうもイマイチ締まりが悪かったような気が・・・(苦笑)。


第250話「サイコロGメン生首千両箱」 (放送日:1973/1/13)
 
 ある山奥の村に、江戸幕末に徳川家が隠したと言われる80万両の埋蔵小判を掘り続けている夫婦がいた。だがやっと手掛かりとなる小判を見つけた途端、まるで狙っていたかのような野盗集団に襲われる。身の危険を感じた夫婦は用心棒を雇うため小間使いの老人を山の麓へ向かわせるが、老人は見張りの野盗に殺されてしまう。
 
 殺された老人が寺の賭場に現れた事を知った風間と壇は手掛かりを求めて賭場へ潜入する。着流し姿もしっかりサマになってる風間と、慣れて来たとは言えやっぱりちょっと借り着みたいで落着かない壇が並んで歩いてる様子は妙にチグハグで面白い(笑)。そして賭場に潜入した風間はイカサマ賭博をあばきヤクザ相手にひと暴れした後、ヤクザが置いて行った掛け金をしっかり懐に入れて壇にウインク!恐らく「先輩、それは・・・」とでも言いたかったんだろうが見事なウインクを投げられて言葉に詰まる壇クン、ちょっと可愛かった(*^^*)
 
 上手い具合に埋蔵金夫婦(?)の用心棒に収まった風間はノロシが上がるのを見た壇の知らせで野盗の襲撃を水際で食い止める事に成功する。風間と共に数十人の野盗に斬り込んで行く壇はなかなかカッコ良い。以前に比べると殺陣のスピードもアップしているし、何より横への水平移動と縦(剣道の「面」のような)動きが上手く噛み合わさり躍動感のある画になっている。カラミを務める野盗の下っ端連中はJACのメンバーだろうか、トンボ切ったりバック転を見せたりとこちらも風間と壇を引き立てるようなアクションを披露してくれる。
 
 野盗の落とした槍を掴み「一度使ってみたかったんだ」と振り回す壇。だが勢い余って地面に突き刺してしまい「ぬ、抜けない・・・((^^;;」と焦る姿は完全にコミカルキャラと化している。そして最後にはやっぱり「えーい、めんどくせーーーーっ!」と素手で掴みかかる壇。アンタはやっぱり素手の方が強いのね(爆)。


第252話「冒険また冒険 探偵小僧大奮戦!」 (放送日:1973/1/27)
 
 両親に死に別れ養父母に育てられている少年ケイタが偶然目撃した殺人事件はキイハンターが追っていた宝石強盗団の仲間割れによるものだった。だが周囲の大人たちはケイタを嘘つき少年呼ばわりし事件を信用してくれない。前日取り逃がした強盗団を追って雪山のホテルに辿り着いた島はケイタと共にホテルに潜伏しているであろう殺人事件の犯人を探し始める。
 
 島ちゃんメインエピソード。小生意気だが知恵の働くケイタ少年に振り回され、半ば使いっ走り状態になっている島ちゃんの応援に向かうのが黒のブレザーに白いタートルセーターがめちゃくちゃ爽やかな壇クンとユミちゃん。この3人が揃うと何故か観光地ロケが多いのだが、ご多分にもれず今回も舞台は草津のスキー場。殺されたはずの宝石強盗の死体を探して警察犬と一緒に雪の中を走る壇はちょっとカッコイイ(^^*)
 
 余談だが、このエピソードは壇俊介こと宮内洋の転機となった。この草津でのロケーション中に風見志郎役が決まったからである。「キイハンターでの雪山のロケ帰りに行った先が実はV3のオーディションだった」と言う話は有名(?)だが、宮内洋は以前、雑誌の平山亨・元プロデューサーとの対談で「草津ロケの最中だったか、いきなり東京へ戻れと言われて」と語っている(「キャラ通」'98年6月1日号 )。そして、このエピソードの舞台となったのは雪山の草津高原であり、撮影の進行度や当時の写真で見る髪型などを加味し総合的に判断するとやはりこのエピソードが「雪山のロケ地」だったようである。それを考えると、また違った目で作品が楽しめる気がする(笑)。

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