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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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PM6:30 東京厚生年金会館到着
 追っかけ行脚のために上京した友加里さんとyoshikoさんを連れて都内をさんざん歩き回り、かなりヘトヘトヨレヨレになって東京厚生年金会館に到着したのは開演30分前。会館前には一種異様な雰囲気が漂っていた(^^;ここは結婚式場として知名度があるのでいつもは割とフォーマルな格好の人が多い場所なのだが、今日は全く違う。披露宴の引き出物を持っている人たちが居心地悪そうに見えたほど周囲にはカジュアルな格好の幅広い年代の人々がうごめき、入り口を一歩入るとそこは玩具のミニ即売会と見紛うほど様々なライダーグッズが売られている。それらを横目に眺めながら私たちはライブの行われる会場へ入った。
 
PM7:00 開演
 午後7時、予定時間丁度にステージの幕が上がる。暗闇の中にショッカーの戦闘員6人、そして新生ショッカーの幹部と思しきイカデビルが登場する。初っ端からアトラクションかと思いきや1号からライダーマン(「仮面ライダー」〜「仮面ライダーV3」)までの映像が流れ、真っ赤な照明とスモークが焚かれる中、茶色(に見えたけどカーキ色かも(^^;)のブルゾンに洗いざらしのベルボトムジーンズ姿の藤岡弘登場。うわ〜っ、若いっ!(驚)ロックアレンジされた「レッツゴー!!ライダーキック」を大熱唱する藤岡さん。頑張ってたけどイマイチリズムにノリ切れていないのはご愛敬(笑)。歌の後は戦闘員相手に軽い立ち回りを見せ「変身」すると、続いて登場した1号は、この日に備えて新調したのかと思う程キレイなマスクとスーツだった(笑)。
 
 ショッカーが撤退し藤岡さんと司会のテレビ朝日アナウンサー・小久保とものしんが登場。とものしんクンと言えば「トゥナイト2」のレポーターのイメージしかないので意外だったがテレビで観るより落ち着いて見えたのが印象的。
 
 ROLLYの歌を挟み盛り上がって来た処へ登場したのは我らがアニキこと水木一郎。黒の上下(でも光モノ付き)でキメたアニキは「エーックス!エーックス!エックスッ!!」と早くもノリが良い。続いて白のホットパンツルックで登場した堀江”ミッチ”美都子とアニキは「きょうもたたかうストロンガー」を歌いステージ上を狭しと飛び回る。二人共(年齢を感じさせず)ホントにメチャクチャ元気で、見ているこちらまで元気にならざるを得ないような気分(笑)。
 
 「セタップ!仮面ライダーX」でシャウトしたアニキの動きが急に静かになる。流れ出した前奏は「斗え!仮面ライダーV3」。だがその曲調はもの哀しい。「V3」は元々宮内さんの持ち歌だしアニキが歌うとしたらロックバージョンかなぁと予想していたがアッサリ裏切られ、バラードアレンジにされてしまった。「父よ〜母よ〜妹よ〜」情感たっぷりに歌い上げるアニキに聴き惚れる。そして「次は多分宮内さんが登場するんだろうな」と気にしていた意識をステージのアニキ向けてしまったその瞬間、ステージ上手側客席横から私の頭上をかすめるようにピンスポットのフラットな光が放たれた。「やられたっ!」反射的に左後方を振り返ると下手側客席横通路中央部の扉の前に黒いタキシード姿の宮内さんがマイクを持って立っていた。沸き上がる歓声。「V3」を歌いながら客席中央の通路を歩いて行く宮内さんの歌声は演奏の大音響でほとんど聴こえない。まあそれで良かったのかも知れないが(苦笑)。
 
 その後、歴代ライダーメドレーが入り二度目のアトラクションへとつながる。イカデビルの仕掛けた怪しげな(^^;「改造人間吸収装置」によってエネルギーを奪われてしまうダブルライダー。勝ち誇るイカデビル。「でも、自分(イカデビル)だって改造人間のくせに」とツッコミ入れているうちに(笑)ステージには田中”クリキン”昌之登場。当年とって49歳の田中さん、でもやっぱ若い〜(ため息)。随分前に喉を痛めて「大都会」の頃の綺麗なハイトーンが出なくなってしまったと聞いていたが、生で聴く「仮面ライダークウガ!」の迫力は凄かった。だがそれ以上に、田中さんの次に登場した橋本仁の歌うクウガのエンディング「青空になる」は、テレビやCDでいつも聴いているエンディングより遥かに深み広がりが感じられ、様々な場面がフラッシュバックして思わず泣きそうになってしまった。
 
 そしてステージでは再びアトラクションが始まろうとしていた。イカデビルに不屈の闘志で立ち向かうダブルライダーの前に、何故かショッカーの配下となっている(^^;シャドームーンが登場、圧倒的な強さでダブルライダーをねじ伏せる。そこへ!下手からゆっくりと風見志郎登場!待ってましたっ!いつものごとくブルーのシャツに茶色のベスト、白のパンツ姿の宮内さんは、戦闘員との軽い立ち回りでは効果音とのタイミングが合わず一瞬キックを躊躇したりしていたが(苦笑)「レンズのトリック」を利用したお得意の「右足斜め蹴り上げ」は健在で、年季が入ったまさに「歴戦の戦士」と言う感じ。
 
 ところが変身後のV3は、ダブルライダー同様恐らくは新調したのだろうがスーツやブーツがやけにキレイでちょっと興醒め(^^;マスクに至っては照明に反射してテカテカ光ってるし(爆)。その「歴代ライダー中、助っ人出演回数最高記録保持者」のV3でさえシャドームーンの前に打つ手はなく、もはやこれまでかと思われたその時!20世紀最後の仮面ライダー、クウガが登場。でも、クウガって名乗りや見得が決まってないから「俺はクウガ、クウガだっ!」って妙に情けない自己紹介で(^^;おまけにクウガの声がちょっとトーン高めのカワイイお声♪でも、クウガとV3のタッグは私的には超〜燃えるシチュエイションだったから、二人が並んで構える度に「写真撮りた〜いっ!」と叫んでいた私って、すごい迷惑だったかも(汗)。
 
 劣勢だったダブルライダーも再登場し四人でイカデビルを倒すとクウガを残して三人は一旦掃ける。そして、風見志郎と本郷猛が登場。クウガを挟んで立つと三人でガッチリ固い握手を交わす。やー、この場面はホント嬉しかった。クウガが歴代ライダーの仲間に入れてもらえた、って事に何より感動。そして、とものしんクンが登場し改めて藤岡さんと宮内さんの紹介が入る。その時、宮内さんが藤岡さんに右手を差し出し握手を求めた。笑顔で応じる藤岡さん。そして意識的に「本郷先輩」と呼びかける宮内さんを見ていて「風見志郎になっているのだ」と強く感じた。
 
 衣裳を着て台詞をしゃべればそのキャラクターに見えるのは役者としては当然。だがこういったイベントでの台詞ではないフリートークでは、当然だが素の個性が現れる。その時はいくら風見志郎の衣裳、早川健の衣裳を着ていてもそこに居るのは「宮内洋」と言う個性だ。しかし、今ステージに居るのは紛れも無く「風見志郎」だと感じた。演じているのではない、「風見志郎としてしゃべっている」と・・・。
 
 私がそう感じたのは恐らく横に並ぶ藤岡さんの影響もあったのだろう。両足を大きく広げ仁王立ちの藤岡さんに対し両足を揃えてスッとまっすぐに立っている宮内さん。両者の立ち姿はそのまま本郷と風見のイメージにつながる。それがますます「風見志郎になり切っている」印象を強めたのかも知れない。時折、チラリと「歴代ライダーシリーズを支えて来た自負」を垣間見せながらも「仮面ライダーシリーズは不滅です」とキレイに締め括る宮内さんを見ていて、何だか泣きたくなった。今まで私が知らなかった「宮内洋」を見せられたような気がして、でもそれこそが私がずっと求め続けて来た姿だったから。
 
 「演じている宮内さん」を見るのが大好きで今日まで追い続けて来た私は、それと同時に演技人としての宮内さんの技量を見極めたいと願っていた。演技を計算するタイプの役者は時として「役に入り切れない」事がある。年齢、アクションの構え、腰の高さなどで役を演じ分けて来た宮内洋が本当に「役に同化」出来るのか自分の目で見たかった。そして、その答えを今見つけたような気がした。
 
 最後に出演者全員で「レッツゴー!!ライダーキック」を歌う。左手にマイク、右手を軽く握って歌う宮内さんを最初は「歌い方が五木(ひろし)さんに似てるなぁ(^^;」と思って見ていたのだが、五木さんよりも拳の振り方が小さいし身体が動かない(五木さんは腰を入れて拳を大きく振る(笑))。よくよく観察していたら、どっちかって言うと佐々木功さんに似てる事が判明。「宮内さんってば”いさおちゃん”入ってる〜っ!」と大ウケしてしまった(爆)。
 

PM8:55 終了
 チケットなどに時間が記載されていなかったが、アンコールを入れて2時間丁度で終了。出演者が多かったから逆に時間通りに進行したのかも知れない(だって、ホラ、アニキのライブなんて時間はあってないようなモンだし(^^;)。宮内さんが出演されてなかったら恐らくは行かなかったであろうイベントだったが、宮内さん抜きでも行って良かったと思える最高のライブだった。このライブの模様は来年ビデオとDVD になるらしい。やっぱ、買っちゃうんだろうな、私・・・(自爆)。


['00/12/19 up date]

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