大阪府議会:議員削減、維新に反発 公自民撤回要求◇大阪、緊張の夏 首長政党「大阪維新の会」大阪府議団が23日、5月定例府議会に109の議員定数を88に削減する条例案を提出したことで、他会派は一斉に反発を強めている。公明、自民、民主は定数削減条例案の撤回を要求。維新が提案する予定の「君が代斉唱の際の教員の起立を義務付ける条例」案などに続く新たな焦点になりそうだ。
維新の定数削減条例案は定数2以上の選挙区のうち21選挙区で1ずつ削減する案。昨年10月に公明などの反対多数で否決された条例案の再提案となる。維新は「定数削減は4月の統一選での公約」とし単独採決も辞さない構えを崩していない。
公明は反発、23日の議会運営委員会理事会で「維新案では『1票の格差』は拡大する」と指摘した。選挙区見直しを求める協議機関新設を提案して条例案撤回を要求。自民、民主両党も同調した。
公明が反発を強めるのは、維新案では選挙戦略の大幅な見直しが避けられないとの危機感も背景にある。維新案では定数1の選挙区は15増え、公明の定数2以上の選挙区に絞って議席を確保する基本戦略は揺らぐ。
公明幹部は23日、「維新が単独採決に踏み切るなら、維新が提案するすべての条例案に反対する可能性がある」とけん制、攻防は激化している。維新が「数の力」を背景に強行突破するか、他会派に一定の配慮を見せるのかが焦点になりそうだ。【高山祐、佐藤慶】
毎日新聞 2011年5月24日 大阪朝刊
大阪府議会:維新の定数削減案阻止へ 公明府議団、各派に協議呼び掛け首長政党「大阪維新の会」大阪府議団が開会中の定例府議会に提出予定の議員定数削減条例案に対し、公明党府議団は20日、定数削減を含めた選挙制度見直しを検討するための協議機関新設を各会派に呼び掛ける方針を固めた。維新に配慮する形で譲歩を引き出し、今議会での可決阻止を狙う。定数削減は維新の公約の目玉で、過半数を握る維新は今のところ単独採決も辞さない構えだが、議会運営上、公明の協力も必要で、維新側の対応が注目されそうだ。
関係者によると協議機関は各会派で構成し、協議会を議会内に常設するか、特別委員会を設置するかのどちらかを想定している。2年程度をかけ、選挙区割りの見直しなど具体案を策定。市区町村を基本とした選挙区割りを定めた公職選挙法見直しも政府に求める。維新の定数削減にも配慮した「折衷案」といえ、公明は週明けから各会派との調整に乗り出す方針だ。
維新の条例案は「府民10万人に議員1人」を目安とし、府内21選挙区の定数をそれぞれ1ずつ削減して現行の109の定数を88に削減する案。だが、衆参両院で「一票の格差」是正に向けた協議が本格化している中で、維新案では「一票の格差」は2・2倍から2・88倍へと拡大するため、他会派は反発を強めている。【高山祐】
毎日新聞 2011年5月21日 大阪朝刊
ozakilove
一票の格差拡大っていうのが表向きの理由だなんてことは、バレバレでね。
一票の格差拡大なんて、有権者の為の主張は二の次。党利党略の為の定数削減反対なのだ。
国政選挙でも、地方選挙でも、この政党ほど、1票を最大限に有効活用して議席につなげてくる政党はないんだから。この組織の選挙における議席獲得スキームは、もう完璧なんじゃないかと思える程。
その確立されたスキームをぶっ壊されかねない議員定数の削減には、そりゃ全力で反対するんだろうけど、大阪維新の会としては、公約で掲げた議員定数の削減を取り下げるようなことになれば、大阪都構想どころか、政党存続の危機であり、どんな脅しを公明からされようが、取り下げる事はないだろう。
あるとすれば、定数の選挙区割りでの譲歩しかないね。
ツイッターやってます@hankachitamago |
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