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正しいハシズムの定義を勉強しよう 上山信一 @“見えないもの”を見よう より
最近、橋下改革に反対する勢力がファシズムをもじってハシズムと指摘するネガティブキャンペーンを始めた。何が言いたいのか要領を得ないうえにファシズムの知識がある人でないと命名の趣旨も意味不明。要は単なる仲間内の自己満足キャンペーンみたいだ。だいいち、間違った内容を流布されては「反ファシズム運動」に対してあまりにも失礼だ。そこで間違い直しをしておきたい。 まず、正しいハシズムの定義から⇒「ハシズム」とは事実と数字をもとに正しい現実を人々に示して、一緒にやろうよと呼びかける変革志向の政治姿勢のことをという。 由来には2つの説がある。 由来1、既存政党のマニフェストのように「歯が浮く」嘘をいわず、逆に人々に財政赤字などの厳しい現実を示す大人の政治姿勢。厳しい事実を初めて知らされた人々の「歯が沈む」ことからハシズムという呼称ができたらしい。 由来2.コメンテーターや批評家、学者の多くは現地現場現実を見ない、そのため改革の中身については議論できず、改革の方法論(箸の上げ下げ)のみを批判する傾向がある。それが嵩じて時には「橋の上げ下げ」をしてみたりもする(笑)。 ハシズムではこうした彼らの姿勢を徹底批判する。「裸の王様は裸です」と公言し、面と向かって批判する。ところが彼ら批評家の多くは今まで甘やかされて育ってきた。そのため、自身の不勉強、不誠実を指摘されると狼狽して激怒する。あるいはそもそも「おれに相談、挨拶がない」と機嫌が悪い。挙句の果てに「あいつはファシズムだ」という捨て台詞を吐くことがある。 こうした彼らの姿勢は、しばしば「サイレンを鳴らして夜中に走行する消防車に対して、『みんなの迷惑だ。権力の乱用だ。そもそも俺に挨拶がない!』と噛みつく我儘著名人」になぞらえられる。彼らは、当然、一般人の嘲笑の対象となる場合が多いが自分自身がそう見られていることに気づかない。 補足 「ハシズム」の反対語は「戦後民主主義」だろう。これは典型的な「えせ民主主義」であって、みんなの意見がそろわない限り、絶対に改革はしないという事なかれ主義。そして多くの場合、その保守性を隠すためにできもしないことを約束し、大衆をだます。そして夢想による権力支配を続ける。 また改革派に対してネガティブなレッテルを貼り(例、新自由主義者、独裁、強権、ファッショ)、権威に弱い大衆心理を操作する。彼らの主張は、一見良心的に見えるが結果的には現状体制の維持につながり、労組や財界、官僚、既成政党など既得権益の擁護に寄与する。 最もたちが悪いのは当人たちが「自分たちは市民の味方」という誇大妄想に陥っていること。選挙の結果や支持率を信用せずに、「大衆は騙されているだけだ」「大衆よ目覚めよ」と超・上から目線の勘違い発言を繰り返す。こういう輩につける薬はないので退治に手を焼くが、現地現物現実に興味がない。そのためほかに面白そうなテーマが出てくるとすっといなくなる特性がある。 最近の例では「最低でも県外」と言って沖縄の人々を迷わせたH総理が典型。事実と数字、現場を見ずに頭の中のイデオロギーだけで思いつきの発言をする。だが失敗したという認識もなく、ほかのテーマを見つけては同じ愚を繰り返す傾向がある。 (以下参考、朝日) 橋下徹・大阪府知事の政治手法を議論するシンポジウム「『橋下』主義(ハシズム)を斬る」が17日、大阪市で開かれた。山口二郎・北大教授らが主催し、「政治主導」を打ち出す橋下氏の姿勢をファシズム(独裁主義)にかけて批判。同市長選で再選をめざす平松邦夫市長も耳を傾けた。 山口氏は基調講演で、橋下氏について「上意下達の軍隊的官僚組織を作り、教育に競争を持ち込むやり方は多様性や自発性を否定している。政治主導ではなく単なる支配だ」と批判。「震災後に我々が必要としているのは相互扶助。政治は悪者を探してたたく見せ物ではない」と主張した。 パネル討論では、精神科医の香山リカさんが、橋下氏の支持率の高さについて「次々にネタを出す刺激が受けているのでは」としつつ、「バトルの構図を描いて二者択一を迫るのが得意だが、世の中には白黒はっきりつかないことが多い」と指摘。帝塚山学院大の薬師院仁志教授は「橋下氏は軍隊的官僚主義と自由競争を求める市場原理主義という、両立しないものを時と場所に応じてしゃべる。長い目で見て(住民を)どこに連れて行くのか」などと疑問を示した(以上、朝日から) カテゴリー[ 改革術 ], コメント[0], トラックバック[0] 登録日:2011年 09月 19日 01:20:20
ozakilove
「目を覚ませ!」というのは、ホントに良く目にする。
その度に、「寝てるのは貴方だろ」って呟くのだ。
いや、むしろ起きてるのに、都合が悪くなってふて寝してるという方が正しいかもしれない。
とにかく、大阪の現状認識もできてない、精神科医や学者をパネラーにして橋下批判するのは、府民・市民をしらけさすので止めてもらいたいものです。それが目的であるなら正しい人選だが。
ツイッターやってます@hankachitamago
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ハシズムの反対の概念が、戦後民主主義だとの、上山氏による規定は、言い当てていて、きわめて妙。
言われてみれば、われら「団塊の世代」は、妥協を作り出すことが民主主義の真髄だと思いなしてきた風があります。
いいかえると、民主主義の政治は、ふたつ以上の政党を競わせて、レベルをあげてゆくものだとの認識が、とんでもなく希薄だったかな、と。
ただし「新自由主義」ということばを、ネガティブなものととる見解は、どうだろうか。
反橋下派の論客が、橋下知事の路線を、「新自由主義」だと論難することが多いが、私はそれに触れるたびに、「む、新自由主義であって、何でいけないの?」とよく思いました。
新自由主義の理論家の第一人者はハイエクだろうが、高校の公民科の教科書に、新自由主義とは反対の修正資本主義の代弁者のケインズが必ず掲出されているのに、なぜハイエクはそういう扱いをされないのか、という声がある。
こういうもんだと、新自由主義のことを、私は思ってきましたが。
新自由主義だとののしられたら、ばかにしとるんか、と押し返さずに、おお、そーや、それが何か?と反論すれば。
2011/9/27(火) 午後 3:27 [ eur**eatli*t*ner*708 ]
★eur**eatli*t*ner*708さん
新自由主義をネガティブにとらえるなかれ!
大賛成です。「それが何か?」
小泉竹中構造改革を失政だと言う人達もいますが、私はそう思っていないので。
2011/10/3(月) 午後 2:59 [ ozaki love ]