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昨日(3/12)の日テレZEROの特集。
ZEROでは救急医療の崩壊について、シリーズで放送していますが、
救急患者のたらい回しと、毎度毎度、新聞では表現され続けていますが、
「たらい回し」と言う表現には、臭いものに蓋というような、
嫌なものを押し付けあうイメージがつきまといます。
しかし、昨日のZEROの放送にもあったように、
救急医療の現場では、「受入れたくても受入れられない実態」があります。
つまり、
中等度の救命救急医療を担うべき、二次救急医療機関の減少
これには、診療報酬上、経営的にもメリットがないことや、医師をはじめとした、
必要な人材が確保できないことが要因として考えられる。
さらに、二次救急医療機関が減少することで、残された二次救急医療機関の負担が増える。
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その結果として、本来、高度の救命救急のための機関である、三次救急医療機関に、
二次で対応できる患者が搬送され、その対応に追われ、本来、三次救急での対応が必要な
患者を受け入れる事ができない現状がある。
他にも、マスコミによって引き起こされた、医療不信の結果として、
訴訟件数が増え、担当医師の専門外であれば、受入れを断らざるを得ない
状況にもなってきている。
平成20年の診療報酬改訂では、救急医療への対策などを含めた、
病院勤務医師への対策を1200億だったか、盛り込んでいたが、
はっきりいうと、1200億ぽっちでは、抜本的な改革には至らない。
社会保障費全体からの2200億削減ノルマがあり、
1200億盛り込むことも、相当のやりくりが必要であったと思われるが、
はっきりいいましょう。
開業医は儲けすぎています。
病院勤務医の平均年収は、1400万前後と言われていますが、
開業医の平均は、その倍以上です。
診療報酬改正の中で、開業医の診察料を病院の診察料並みに、
引き下げる案が、当初出されていましたが、
開業医の代弁者である、日本医師会の圧力により、
その要求を政府はのみこみました。
開業医の診察料を引き下げ、その分を、救急医療や小児産科医療へ
もっと手厚く分配すべきであったのです。
今回の診療報酬改正には、本当に失望しましたよ。
ZEROには、そのあたりの報道にも期待したいですね。
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