ルーディーズ

音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。意味なんてことは考えちゃいけない。

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絶縁のテンペスト

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魔法の世界の新しい描き方

面白かったです。

最後も綺麗に着地してくれましたね。

ただ、最終的にとどめを刺した「絶縁ソード」、これは今ひとつだったです。

デザインが手抜きすぎる(^^ゞ

最初から最後まで通して作画クオリティが高かっただけに、惜しいなと。

絶縁の魔法使いの衣装とかが戦隊モノっぽく、そっちはわざと笑い路線取ってるのだろうと思っていたけど、「絶縁ソード」についてははエンディングを締めくくる最終武器なんだから、もうちょっと作り込んでみても良かったように思います。

しかし、あのソードがあるんなら最初から出てくればいいのに、とツッこんでしまうのと同様、絶縁の樹とはじまりの樹がなぜ地球に存在するのかについては、結局明かされないままでした。
(物語途中で、山本だったかが宇宙人説の仮説を話してはくれますが…)

やっぱり葉風ちゃんがカワイイんですよ♪

最初の方は、イケイケ風の姉貴キャラで真広や吉野を動かしていたわけですが、後半は恋する乙女キャラになり、そのギャップがたまらなかったです。

また、全てが終わってから真広が愛花の墓前でハムレットもテンペストにもNOを言って、自殺した愛花にも間違ったことをしたと言います。

妹の死とその犯人捜ししか関心を持たなかった真広でしたが、最後は世界を変えるために行動しようとするところまで成長するのです。

このように、真広含めたそれぞれのキャラを丁寧に描いていることが、観ている者に共感を与えたといえます。
(ガンダムAgeの脚本家に言ってやりたい)
 
面白いと思ったのは、主人公の吉野が何の能力も持たないキャラであること。
 
彼は頭の回転と話術だけで、葉風ちゃんや鎖部左門を動かし翻弄します。
 
全編通して、吉野というキャラが非常にふわっとしているのですが、何故か惹きつけられました。

ともかく、最初から最後まで手を抜かず丁寧に作られていたことは間違いありません。

クスッと笑えるところ、愛花の幻想的な死のシーン、スピード感がある戦闘場面、印象的な台詞回しなど全てにおいて素晴らしかったです。

エヴァンゲリオンのように世間的に大ブームを興すような作品ではないのですが、そんな事に関係無くこのような良作アニメが作られていることに嬉しさを覚えます。

ちなみに原作(マンガ)は読んでいません。

でも、これだけきちっと丁寧に作れば、我々視聴者にも届くということです、制作側の気持ちが。
 
 

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