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2017年11月22日
11月16日に小さなエノキの葉を食べつくした終齢幼虫が枝の先端部分に静止しているのを見つけ、家に持ち帰りやや黄色であるがまだ少し緑の部分のあるエノキに移してやりました。
黄色の葉もお構いなく摂食します。
終齢幼虫 11月18日9:40
11月19日にようやくエノキの葉裏に静止します。11月19日22:50
前蛹体に入る前の状態です。
この時は頭部を上にしています。
この状態が約半日続きます。
前蛹態勢に入ります。
この状態では頭部が下になります。11月20日12:45
通常この状態が1日で、蛹に脱皮しますが、11月22日の朝になっても蛹化しません。
暖房がない部屋に置いてあるので、寒くて蛹化が遅れています。
そこで暖房のある部屋に入れてやると、8:00に前蛹体がぶら下がりました。
間もなく脱皮が始まりました。
脱皮が進行していきます。
角の部分が脱皮できました。
可なり脱皮が進行します。
抜け殻が外れそうです。
抜け殻が外れそうです。
完全に抜け殻から外れました。
落下した抜け殻
完全に蛹化しました。
約20分ほどかかりました。
11月1日に蛹化した個体が11月14日に羽化しました。
可なり低温になってきているのに羽化してしまって、このまま成虫で越冬するのでしょうか。
ベランダで羽化後も中々飛び立っていかず、15時頃ようやくどこかへ行ってしまいました。
期間的には2週間で羽化したのだから、通常通りですが。
翅裏が少し白濁しているようでしたので春型のように見えました。
大きさもやや小型でした。
11月9日に蛹化した個体がいますが、今日が2週間目で羽化の様子はうかがえません。
もうこの時期の羽化はないのではと考えています。
羽化しても飛ぶための体温が保てません。
この個体と今日蛹化した個体は蛹で越冬すると考えています。
幼虫はほぼ越冬に入っています。
体色も緑色から保護色に変化しています。
体調もやや縮んだようです。
4齢の1頭だけが中々越冬体制に入りません。
室内で飼っているからなのでしょうか。
他の4齢は越冬を始めているのですが。
2齢だった幼虫は全て脱皮して、少し摂食して3齢で越冬を始めました。
飼育した結論として
1齢と終齢の幼虫は代謝の関係で越冬しない。
2齢での越冬もない。
3齢と4齢で越冬する。
蛹で越冬する。
成虫の越冬はあるかも知れない。
アカボシゴマダラの報告は来年4月下旬までお休みです。
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貴重な画像に、くぎ付けとなりました。図鑑でさえ見たことのない『蛹化』、よくわかりました。知らない世界を知ることができました。ありがとうございます。
2017/11/23(木) 午前 2:38 [ napolen ]
> nap*l*n596さん
こんにちわ。
蛹化は何度か目にしていますが、撮影したのは初めてです。
脱皮した時になぜ蛹は落下しないのか。
不思議だと思いませんか。
その説明は難しいのですが、動画にしてあると良く分かります。
今回動画にしておけばよかったかなと後悔しています。
脱皮した瞬間の蛹のしっぽの動きが見ものです。
アカボシゴマダラの蛹化はモンシロチョウやアゲハチョウの仲間の蛹化とだいぶ異なっています。
蛹化の映像に興味持って頂いてありがとうございます。
2017/11/24(金) 午後 3:15 [ pa2***** ]