|
2018年8月29日
今年8月24日にアカボシゴマダラが羽化しましたが、この時点で蛹も確認できていたことから、産卵は9月初旬から中旬と予測していました。
しかし8月29日に複数個の卵を発見できました。
と言うことは、8月24日より何日も前に羽化した個体がいると言うことです。
ですから産卵は8月下旬から9月下旬までのかなり長い期間にわたって行われ、それに伴って幼虫の成長もかなりの時期的幅ができるのではないかと思われます。
2018年9月11日
見回った時の幼虫です。
8月29日に見つけておいた卵の数よりかなり少なくなっています。
しかも2齢、3齢ばかりで4齢・終齢がいません。
台風の影響や鳥などの捕食により4齢、終齢に達する個体がいなかったと言うことでしょうか。
2018年9月19日
この日見廻った時は卵、2齢、3齢が発見できました。
大半が2齢、3齢幼虫です。
この日も4齢、終齢が発見できませんでした。
既に3齢で摂食を止めて、越冬体制に入っている個体もいるのではないかと考えるようになりました。
そうすれば4齢、終齢幼虫が発見できない説明ができます。
その後も時折見廻っているのですが、見つけられるのは2齢、3齢ばかりです、4齢、終齢幼虫は見つかりません。
やはり3齢になると越冬準備に入るのでしょう。
2018年10月11日
この日も2齢、3齢ばかりです。
9月以降でも蛹化する個体もいるのではと予測していましたが、今日の時点ではエノキの葉も台風などで大分傷んできているので、それは無いのではないかと考えます。
9月以降は3齢になってから順次越冬に向かうものと考えます。
2018年10月20日
この日も大半は3齢幼虫ばかりでした。
しかし1本のエノキで2頭の終齢幼虫と4齢、3齢幼虫を1頭ずつ見つけました。
このエノキは最近伸びてきた枝で葉も青葉のように新鮮です。
環境的にも風がさえぎられて日当たりも良い場所です。
終齢幼虫
4齢幼虫
3齢幼虫
幼虫の成長はエノキの葉の状態に左右されるのではないかと考えられます。
葉が9月に入ると紅葉が近づき、葉の成分に変化が見られ、それで幼虫が3齢で成長をストップし、越冬に入っていくのではないか。
しかし7月頃に枝を切られ、そこから新たの芽が伸びて成長を始めた枝の葉に産卵された卵から孵化した個体は葉が新鮮な若葉に近い状態なので、3齢で成長が止まらず終齢まで成長できたと考えられます。
この終齢幼虫は大きさから見て1週間くらいで蛹化するはずです。
蛹になるときは場所を選ぶので、かなり移動します。
自然状態では蛹の発見は難しいです。
蛹化した個体は蛹で越冬するのでしょうか、それとも今年中に羽化するのでしょうか。
飼育できないので、解らないかもしれません。
結論的には9月以降はアカボシゴマダラの幼虫は3齢で順次越冬に入っていく。
中には終齢まで成長して蛹化する個体もある。
蛹化しても無事に越冬できて来年羽化できるのかは不明です。
予想では蛹で越冬はできないのではないかと推測しています。
蛹が見つけられるとそれが分かるのですが。
|
全体表示
[ リスト ]







