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2018年1月24日
lineにスタンプが送られてきたのがきっかけで、時々やり取りするようになったいとこから、ふな飯が送られてきました。
ふな飯ってご存知ですか。
ふな飯は岡山県南部に伝わる冬の郷土料理です。

私は2歳から小学3年まで、倉敷市と岡山市の間にあった都窪郡庄村で育ちました。
庄村は現在倉敷市に合併されています。
私が住んでいた辺りは稲作と畳表に使われるゆ草の栽培が盛んでした。
その為クリークが発達していて、そこに川魚が豊富に育ちます。
コイ、フナ、ナマズ、ウナギなど子供の私でもいくらでも捕れました。
通常はコイ、フナ、ナマズはあまり食べた記憶がありませんが、冬になるとミンチ状にしたフナとニンジン、ゴボウ、子芋、生シイタケ、こんにゃく、油揚げなどを炒め煮し、ご飯にかけるふな飯は食べました。
少し違うかもしれませんが、けんちん汁の豚肉の代わりにフナのミンチを使った感じでしょうか。
肉が少なかった当時は、ふな飯は御馳走で私は大好きでした。
しかし岡山を出てからはふな飯を口にすることは1度もありませんでした。

そして最近いとこから、この時期になるとふな飯をよく創ると言うメールが届き、ふな飯が懐かしいと返信したところ、今日宅配便でふな飯が届きました。
嬉しかったです。

鍋に移して加熱し、ご飯にかけて食べてみました。

イメージ 1
 
ゴマ油の香りが食欲を刺激します。
炒めてあるので川魚の臭みも感じません。
砂糖、みりんが効いているので少し甘みがあり、寒鮒と根菜のコクのある汁がご飯と混ざって美味しかったです。

約50年ぶりにふな飯を食べることができ、岡山で川遊びした子供時代へと想いは駆け巡ります。
アメリカザリガニのことも思い出しました。

アメリカザリガニは田んぼやクリークに大量にいて、土手や畔に穴を穿つので農家から厄介者扱いされていました。
でもアメリカザリガニを取って食べる人はあまりいなかったようですが、私の家ではよく食べました。

トノサマガエルの肉を糸に括りつけてクリークに沈めるだけで、数匹のアメリカザリガニは肉に群がり吊り上げることができます。
僅かな時間でバケツ2,3杯吊り上げるのも容易でした。
その位アメリカザリガニが大量に発生していたと言うことです。

アメリカザリガニは塩ゆでにして、殻をむいてそのまま食べました。
今にして思えばオマール海老とそっくりな味です。
意外に思うかもしれませんが、アメリカザリガニは本当に美味しいです。
エビと同じように調理すれば色々なレシピが考えられそうです。
印旛沼近くの川魚料理店で冷凍のアメリカザリガニを販売しているようなので、興味のある人は試食してみたらどうでしょうか。

毎年倉敷のお墓に盆とお彼岸にお参りに行きますが、今は田んぼに住宅や商業施設が建てられ、クリークは埋め立てられ、昔と大きく変わってしまいました。
川魚やアメリカザリガニは激減してしまっているようです。
今は自分でフナを採ってふな飯をつくることは難しくなってきているので、市販のフナのミンチで郷土料理の伝統を守っているのだと思います。

ふな飯をネット検索するとレシピも出ているので、フナが手に入るのであれば作ってみてはいかがですか。
また岡山市内でも期間限定で、ふな飯が食べられる店舗が幾つかあるようなので、岡山に出向いた時は寄って試食してみてください。

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