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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

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Scott Colley "Empire"

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最近、良いと思ったアルバムに参加している頻度の高いベーシストScott Colleyのリーダー作です。
過去に彼のリーダー作は"This Place"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/59521649.html)を文章化しています。
"Architect of the silent moment"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2512991)は、なぜか文章化してませんが持ってるはず。

本作品のメンツは以下の通り。なかなか一筋縄ではいかなさそうな面容でありますね。
Scott Colley(b), Ralph Alessi(tp), Brian Blade(ds), Bill Frisell(e-g), Craig Taborn(p)

演奏曲名は特に気にしなくて良さそう。全部オリジナルのようです。
1 Januzry
2 The Getting Place
3 For Sophia
4 5:30am
5 Speculation
6 Tommorrowland
7 Now what?
8 Gut
9 Five-Two
10 Five-Two 2

演奏ですが、一聴は欧州的、ECMのような、現代ジャズアルバムの最後から3曲目くらい?、というイメージを感じさせる温度感の低い曲がずらずら並んでいて、普通に曲を追って聴いていると実に凡庸で飽きちゃうような楽曲が並んでいるのですが..。
たしかに、Bill Frisellが参加しているので彼の音世界が前面に出ている(部分も多い?)とも言えるのですが、彼の音世界というにはちょっと取っ付きが悪いというか..。

よくよく聴いてみると、終始ドラムが強く弱くビートを刻んでいる曲が多く、ベースもそれに合わせてなかなか鋭いバッキングをかましていることに気がつきまして。。。。
でもって、そこを基点に演奏を聴くと他の楽器が万華鏡のように、多彩な表現で現れては消えという感じで見事に華やかな音世界が見えてくるのであります。
こうなると、この盤が俄然輝きだしてきて、その多彩な音世界が次々と情景を買えるが如くにあらわれることに心が奪われ、それぞれが楽しく聞こえてくるから不思議です。

2曲目のBill Frisellのぶち切れな演奏とか、4曲目のCraig TabornらしからぬピアノソロとRalph Alessiの応酬。
6曲目のギターとベースのユニゾンな雰囲気を感じる美しい掛け合いとか、聴きどころ満載(とまでは言わないが)..。

たしかに聴きどころを違えると凡庸に聞こえると思うし、聴く人を選ぶというか、聴かなくてもと思う人が多いとは思うが、とはいえ、聴きどころをうまくとらまえてまで、この盤をしゃぶりつくすだけの価値がないとはどうしても思えないのでありました。

なんというか、一筋縄ではいかない内容を持ったアルバムであるというのが正直な感想であります。


Scott Colley "Empire"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3870358)

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    静かな曲調と、ちょっとジャズの本道から外れた味わいを持っているので、やっぱり好き嫌いは出てくるアルバムかな、と思います。ECMに比較的近い面もありますので、そういう意味では出演者の個性も含めて面白かったかな、と思います。総じて地味な印象もありますけれども。

    TBさせていただきます。 削除

    [ jazz910kazu ]

    2010/9/23(木) 午後 2:06

    返信する
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    >9101さん
    はい、これは好き嫌いがでるアルバムだと思います。
    でもうまく聴きどころを掴めれば、宗旨替えする人もいるんじゃないかと思えてます。
    それだけクオリティは高いアルバムだと思うのですが..。

    TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2010/9/24(金) 午前 6:30

    返信する

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