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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
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Matija Dedic "Md In Nyc"

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Matija Dedicというピアニストのピアノトリオ作品です。
これは、HMVの宣伝文句と、メンツと、ジャケがなんか良い感じ?と思って購入に至った次第であります。
Matija Dedicと言う人は、初耳の人なのですが、東欧の人でこれがワールドデビュー盤になるようです。
これだけのメンツを従えてデビューできるということは、相応の実力者であると推測できます。

という気になるメンツは以下の通り。
Kendrick Scott(Ds)、Matija Dedic(P)、Vicente Archer(B)

演奏曲は、Herbie Hancock, Miles Davis, Sting等を含む全部で10曲。オリジナルは6曲です。
1 Her Name
2 Slawenskaya
3 Update
4 Maiden Voyage
5 Angst
6 Blue in Green
7 Cheekee Chicks
8 Fragile
9 Jungle Blues
10 If I Where A Boy

演奏ですが、ピアノトリオにエフェクト音を入れた、e.s.t.を範としたスタイルのピアノトリオです。
演奏自体は、あまりスピーディな展開には持ち込まず、できた空間にシンセサイザのスペィシィな音を挟んで全体の雰囲気を作っているような感じ。
惜しむらくは9曲めで生ピでなくエレピを使って同様の効果音で曲を仕立てていることで、これがFragileの後で、かなり全体の印象を強くひっぱている割には、逆効果な印象で、新味のつもりかもしれませんが、聴くと判る通りある種のFUISONな音になってしまっていて、新味どころか食傷な気分になってしまうのは、個人的な問題なのか..
個人の感覚として、エレピのピアノトリオは本当に難易度が高いと言わざるを得ません。

4曲目で処女航海が出てきますが、テーマをスッゴイゆっくり奏でる後ろで、暗騒音的な音が不思議な雰囲気を増長させるような演奏。良い味は出てると思います。
8曲目でFragileが出てきます。こちらもゆったりとしたテンポで展開する演奏ですが、エフェクト音は少なめの演奏です。
両曲ともテーマはほぼ元の旋律通りの演奏で、それぞれの雰囲気たっぷりな演奏を繰り広げています。

でも、ある部分ではKendrick Scottで聴かせているような感じを受ける部分があり、Vicente Archerのベースに救われているように感じる部分がありと、強力なメンツを生かし切っているというよりは、助けられていると感じてしまうところが、効果音の多用と含めてちょっと違うようなと感じてしまうのが..

ピアニストも実力を買われて世界デビューなんでしょう。叙情性を大事にしたような演奏はそう凡庸な感じはしてない(でも聴いたことあるようなスタイル)のですが、こういうスタイルを個人名のアルバムでリリースするとそれに凝り固まったイメージが出来てしまうような危惧を感じてしまうのですが..
サイド参加とか、管入りのグループとか多彩な活動で懐を広げていくべきなんじゃないかと思ったもんで..


Matija Dedic "Md In Nyc"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3949208)

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