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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

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Ari Hoenigのリーダー作です。
つい最近、"Live at Smalls"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/60161207.html)がリリースされてましたが、これは本人が意図した作ったというより会場側の都合という感じなので、2008年リリースの"Bert's Playground"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/55059089.html)以来のアルバムと言う位置づけで良いと思います。

メンツは、前作"Bert's Playground"ではとっかえひっかえしていたのですが、ここでは固定しています。
以下の通り。個人的には最近聴いていないTigran Hamasyanがちょいと楽しみかなぁと言う感じ。
Ari Hoenig(Ds)、Tigran Hamasyan(P,Beatbox)、Gilad Hekselman(G)、Orlando Le Fleming(B)、Chris Tordini(B)

演奏曲は6曲のAri Hoenigのオリジナル。Tigran Hamasyanの1曲と、モンク、ティモンズ、スタンダードで全部で10曲という布陣です。
1 Lines of oppression
2 Arrows and loops
3 Wedding song
4 Rhythm
5 Rhythm-a-Ning
6 Moanin'
7 Love's feathered nails
8 Ephemeral eyes
9 How High the Moon
10 Higher to Hayastan

総じて、Ari Hoenigのオリジナル曲(普通の演奏)がなかなか良い雰囲気に感じられます。
少し複雑な構成を想起させるテーマを持った曲が多く一筋縄じゃ行かない曲なんだよと思わせつつ、一気呵成に聴かせる勢いを持った曲と演奏で気持ちよいです。

なんといっても、多彩で多才で多用で多芸なAri Hoenigのドラムが圧巻で、普通の曲では普通にドラム演奏をしているのですが、これほど演奏に入り込んでいながらこれほど表情豊かな表現ができるドラマーっていないんじゃないかと思います。
ドラム聴いてるだけでも、楽しいというか感心させられるというか、圧倒されるというか..

2曲目が中東な雰囲気を少し持ったテーマの演奏ですが、これがベストだと思ってます。
Tigran Hamasyanのピアノがここぞとばかりにフィーチャされていて、これまた圧倒的な(少しチック臭がする?)
ピアノソロをこれでもかと聴かせてくれます。

4曲目が口ドラムと本当のドラムの共演で、口ドラムと本当のドラムのバトルみたいな演奏。そのままモンクのRhythm-a-Ningになだれ込んで、テンポ早めの怒濤の演奏を決めてくれます。
ここでは、Gilad HekselmanのギターとTigran Hamasyanのピアノのバトルが楽しいっすね。
6曲目が(個人的には食傷気味の)いつものドラムで旋律を奏でるシリーズでモーニンをやってます。

数曲を除いた全体に格好良い演奏が並んでいて圧巻のドラムを聴いているだけでも充分楽しめ、相応に満足はできる作品ではありますが、テクニックに圧倒される演奏者向けアルバムという側面が強いんじゃないかと感じています。
ドラムを演ってる人には、その凄さが実感として判るからかなりのインパクトと彼のテクニックに畏怖の念をいただくが如くの状況にひれ伏すんでしょうが、というのを如実に出している2曲がアルバムの中央に据えられていることからも..

しかしTigran HamasyanもGilad Hekselmanも(特にTigran Hamasyanが)良いソロを聴かせてくれます。
それにAri Hoenigの表情豊かなドラムが加わると、盤石だなぁと思わせるものを持ってます。


Ari Hoenig "Lines Of Oppression" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3996627)

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    いや〜、これを買ったまま1ヶ月半も放置していて後悔しています。もっと早く聴けばよかった。

    さすが、ドラマーが作ったドラムスが前面に出ている超高難度変拍子ドラム、という感じで、同じ前面に出るタイプでも、こういうサウンドはなかなか他ではないなあ、と思いました。ある意味脳天に衝撃をくらった感じではあります。

    当方のブログアドレスは下記の通りです。
    ttp://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2011/04/lines-of-oppres.html 削除

    [ jazz910kazu ]

    2011/4/27(水) 午後 5:15

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    さすがに、Ari Hoenig は、毎回凄いアルバムを送り込んでくるなぁと感心しきりです。
    ただ、本文にも書きましたが、ミュージシャンズミュージシャンな雰囲気が色濃くなったかなぁとも思っておりまして、ちょっと気分は複雑な。。

    コメントありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2011/4/29(金) 午前 7:00

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    oza。さんこんばんは。
    僕のような一般人からは彼の凄さすら分からない部分もあるので、Moanin'のような凄さを分かり易くだしているとことはいいなあと感じてます。前作のメロディ奏法よりは楽しめましたし。
    とはいえラストとか圧倒的でどっちかというとプログレを聴いた後の感覚に近いものがありましたね。
    それではTBさせていただきます。

    [ - ]

    2011/5/1(日) 午後 7:25

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    >とっつぁん さん
    個人的には、"もっと音楽を"とか思ってしまいまして、テクニック開陳部分はあまり評価していないのですが。。
    たしかに、凄さを判りやすく表現している部分はあるんでしょうね。
    その部分を差し置いても、多才で多彩なドラミングで音楽全体を鼓舞した演奏は、それだけで充分に凄い作品になっているとは思います。

    TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2011/5/2(月) 午前 9:12

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    こんばんは。
    やはり、ヤフーはトラバが来てません。。
    もう一度、試してみます。
    シーマスは、これからですか?行かないとは思えないんだけど。。

    普通にドラムかっこいいんだけど、4曲目かっこよすぎます。4.5は合体ですね。
    あんなん、目の前でみてみたい、って、お嫌いですか。。?

    [ すずっく ]

    2011/5/10(火) 午後 10:00

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    >suzuck さん
    TBさせていただきます。アドレスは、コメントに記載しておきました。

    嫌いじゃないんですが、リーダー作はやりすぎかなぁ なんて思い始めてますかねぇ..(汗)
    他人のアルバムに参加している時の演奏(と、本人のライブ)は、楽しく聴いてます。

    が、恐ろしいことにSeamus Blakeのライブは、タイミングを逸しました (--;;

    oza。

    2011/5/11(水) 午前 6:32

    返信する

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