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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
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Mads Vinding Trio "Open Minds"

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Mads Vindingのリーダー作というとEnrico Pieranunziを擁したトリオ作"kingdom"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=690640)で一気に国内の知名度を上げ、その後も様々なピアニストを招聘してトリオ作品をリリースしていると思うのですが、最近はあまり話題になっていなかったような..
というところで、なんとJean-Michel Pilcを連れてきたと言うことで、驚愕感と期待感が入り交じりのテンション高い状態でポチッたのですが。。。とはいえ、Jean Michel Pilcも初期のとんがった演奏が面白くて聴き続けているのですが、最近は丸い演奏をしている印象もあったりで、ちょっと不安な面もあったりするのは。。。(汗)
ということで、メンツは以下の通り。Billy HartはPilcが連れてきたのかなぁ..
Jean Michel Pilc(P)、Mads Vinding(B)、Billy Hart(Ds)

演奏曲はメンバーオリジナルが5曲(Pilcが3曲)にその他6曲で全部で11曲となります。
しかし、1〜3の選曲はもの凄いものがあります(笑)
1 Someday My Prince will Come
2 My Funny Valentine
3 Summertime
4 Hardly like an Evening Sunset
5 Open Minds
6 How deep is the Ocean
7 Sam
8 Irah
9 Straight no Chaser
10 Golden Key
11 I Skovens Dybe still Ro

Jean Michel Pilcのピアノは決してフリーにはならないぎりぎりのところで、旋律に沿った音を繰り出すという演奏が気持ちよく魅力的なのですが、前作(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/59184702.html)では、"鋭角的と言うより鈍角的"と書いているとおり、ちょっと切れ味鈍ったかなんて思っていたのですが、この盤では鋭角的なJean Michel Pilcが戻ってきていると思います。

Mads Vindingのベースも以前の盤から、硬質なで上手いベースを聴かせてくれていましたが、本作ではJean Michel Pilcに負けじと追い打ちをかけるような気合いの入った演奏で場を盛り上げている感じです。
Billy Hartのドラムがクールで淡々とビートを刻むんですが、曲ごとにそのリズムを、実にわかり易く変えてることで曲ごとの表情をしっかり変える仕事をしているのですが、全体としては音楽としての体裁をきっちり整えると言う感じ。
で、決してフリーにはなっていないけど過激に再構築された演奏を楽しく聴かせてくれます。
Billy Hartの起用は的を得ていると思います。これで暴れまくるドラマーを連れてきたら、散漫な印象になってまとまらなかったんじゃないかと思っています。

さらに選曲が素晴らしく、半数はおおかたの人が良く知ってる曲を並べて、上掲の通りのJean Michel Pilc独特の解釈で演奏する様をじっくりと堪能させてくれるのは、思わずお見事と唸ってしまいます。

ということで、本作はJean Michel Pilcの魅力全開と言っていい作品に仕上がっていると思います。

ProduceもしているMads VindingはJean Michel Pilcの一番おいしいところをよくわかってらっしゃると言えると思います。


Mads Vinding Trio "Open Minds"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4001118)

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    こういうメンバーでやってくれていたとは気付かずに、だいぶ遅れて注文しました。もちろんジャン=ミシェル・ピルク買いです。小躍りするような解体再構築のスタンダードが多く、けっこう聴いていて楽しんでました。他のメンバーも一体となったサウンドが良かったです。

    TBさせていただきます。 削除

    [ jazz910kazu ]

    2011/8/6(土) 午後 0:32

    返信する
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    正直、Mads VindingがJean Michel Pilcを起用してトリオ作品をだすとは思いもしませんでした。
    が、Mads VindingがJean Michel Pilcの一番おいしいところをしっかり引き出していて、おっしゃるとおり"一体となったサウンドが良"い作品に仕上がっていると思います。

    TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2011/8/7(日) 午前 10:22

    返信する

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