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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

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Linda Oh "Initial Here"

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Linda Ohとの馴れ初めは、2010年の"ENTRY"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/59498604.html)という彼女の初リーダー作だったんですが、この心象がとってもよかったので参加作を漁ったのは本年初頭のことでした。

 Sarah Manning "Dandelion Clock"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61077599.html)
 ALex Lopez "We Can Take This Boat"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61080851.html)
これらも、期待以上に良い作品で自身の中でのLinda Oh株がかなり上がっているところでの新譜のリリースとなります。

メンツは以下の通り。知ってる名前は皆無ですが、Dayna Stephensは3月のCriss Crossの新譜でリーダー作がリリースされた人となります。Rudy Roystonも参加作を見ると何枚か(Bill Frisell,Ben Allison)は聞いています。
Linda Oh(B)、Fabian Almazan(P)、Dayna Stephens(Ts)、Rudy Royston(Ds)
Jen Shyu(Vo:5)

演奏曲は下記の全部で10曲。2曲目のBernstein/Stravinsky、9曲目のEllingtonを除いて彼女のオリジナルで良いようです。
1 Ultimate Persona
2 Something's Coming / Les Cinq Doigts
3 Mr M
4 No. 1 Hit
5 Thicker Than Water
6 Little House
7 Deeper Than Happy
8 Desert Island Dream
9 Come Sunday
10 Deeper Than Sad

ベースのゴリゴリとしたイントロからサックスによるちょっとマイナー調の哀愁を感じさせるテーマを持った1曲目。
ベースから入るが、徐々におどろおどろしいサウンドになってきたなと思ったら、テーマは平易で安心する(?)2曲目。
サックスの思い入れたっぷりと思わせるテーマからスタートするバラード調の3曲目。
まん中の5曲目にJen Shyuのボーカル(中国語?)にLinda Ohのアルコベースが絡み、木管楽器と弦楽器のアンサンブルが色を添えるような美しい曲が入ります。この辺は、女性らしい一面を見せたいような意識が働いたのか(笑)
というくらい他の曲がゴリゴリ感強いということですが。。
6曲目は、エレベでのイントロにエレピのキラキラした音が絡むイントロから、サックスとベースのユニゾンで奏でられるテーマを持ったちょっとかわいらしさを感じさせる曲。
ここでのエレベは高音基調の速さのあるソロをたっぷり聴かせてくれています。この感じは初めてかも..
ベース、サックス、ピアノが次から次へと入れ替わるような感じが楽しい7曲目。
サックスが主旋律を演奏するが、後ろでベースとピアノが(邪魔にならない程度だが)複雑に絡むとってもスローに奏でられる9曲目。

全体にNYの先端のサウンドにはなるとは思いますが、M-Baseでもなく、ダウンタウン系でもなく、だからといってごくごく正統なスタイルとも違う、独特のサウンドを感じさせるものがあります。

聴きどころはなんといってもLinda Ohのゴリゴリのベースサウンドで、(リーダーだから当然だが)各曲でその魅力的なサウンドをたっぷりと振りまいています。
そして、ドラムの絶妙なサウンドがベースに絡まるさまとか実にスリリングでありながら気持ち良いものがあります。
それとピアノが光っている場面が多い印象があります。エレピとアコピを曲によって使い分けているんですが、曲の雰囲気にあわせて主旋律に縦横無尽に絡んで邪魔にならないけど主張はしっかりしているようなところが、これまたスリリングで聴いていてとっても気持ち良いものがあります。
最近、管の入ったバンドでのピアノの面白さが一段と増しているような気がしているのですが..(個人的には良い兆候です)
Fabian Almazanのリーダ作は昨年出ていて(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4228492)、ピアノトリオなんですがベースがLinda Ohなんですよね..。買っとこうかなぁ。。(悩)

ベストは、力強くブルンと響くベースのイントロが気持ちよい8曲目にしておきます。


Linda Oh "Initial Here"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0071BXZL2/)

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    oza。さま
    初めてコメントさせていただきます。
    Fabian Almazanの昨年の初リーダー作を持っているのですが、どちらかというと内省的で繊細な演奏が多く(ストリングカルテットが入っていたり、ショスターコビッチを演っていたり、なので)、Linda Ohの勇猛果敢ぶりを味わいたいと思って買うと肩透かしを食らうかもしれません(私はFabian Almazanが繊細ながらもガシガシ弾くのを期待して買って肩透かしを食らいました。)。
    演奏は悪くなく、たまに動的な曲もあって、おーっ、となったりもするのですが、コンセプトアルバム然とした大人しさが全編に漂っていて、私はどこかしら物足りなさを感じてしまいました。
    これがトリオでのライブ録音だったらもっと良かったなぁ、思います。
    このトリオでヴィレッジヴァンガードにたまに出ているようなので、Live at Village Vanguardが近いうちに出てくれないかなと期待していたりします。
    長いコメント失礼しました。

    [ cavelight_usa ]

    2012/7/14(土) 午前 11:46

    返信する
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    > cavelight_usa さん
    コメントありがとうございます。
    Fabian Almazan盤は、ここ(http://www.amazon.com/dp/B005P14J5G/)で一応試聴して、すでに発注済みになってます(汗)
    おっしゃる通り、多少の懸念もありそうですが、それ以上に他の参加作を聴いた期待感が勝ってます。なので違う部分でも魅力を感じさせてくれていれば◎だと思っています。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    oza。

    2012/7/15(日) 午前 6:49

    返信する

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