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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

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Zach Brock "Almost Never Was"

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criss crossの6月の新譜です。今回は以下の4枚となります。
 John Ellis "It's You I Like"
 Luis Perdomo "Infancia Project"
 Zach Brock "Almost Never Was"
 David Kikoski "Consequences"
amazonに発注していたら3回に分けて発送されてきましたが、リリース時期が微妙にズレた(レーベルのせい)のか、メーカーからの入荷が微妙にズレた(運送業者のせい)だけなのか。(たぶん後者でしょう)

これは、たぶんcriss crossでは珍しいヴァイオリンのリーダーアルバムとなります。が、白眉はメンツにありましてピアノトリオが強烈に凄いメンツを揃えています。
というメンツは以下の通り。やっぱり、ピアノトリオが凄い。凄すぎる(笑)
Zach Brock(Vi)、Aaron Goldberg(P)、Matt Penman(B)、Eric Harland(Ds)

演奏曲は、Zach Brockのオリジナルが3曲に、Joe Henderson、Thelonious MonkにJimi Hendrix等を含めて下記9曲となります。。
1 Common Ground
2 Black Narcissus
3 You've Changed
4 Turbulent Plover
5 Almost Never Was
6 The Water
7 Monk's Dream
8 Among The Stars
9 Drifting

ヴァイオリンのピチカートの歯切れ良さが気持ち良い音から演奏はスタートします。
ヴァイオリンのヴァイオリンらしい多彩なサウンドを駆使して単調にならない演奏を繰り広げているのが好印象です。
1曲目では、その多彩なヴァイオリンサウンドベースが微妙に上下するサウンドで彩りを添えているのが効果的に効いている印象があります。
さすがにピアノトリオが強力だからか、ヴァイオリンが常に前面で主役を張るということもなくバランス良くピアノトリオと各楽器のソロを聴かせてくれるのも好感触。
ということで、Aaron Goldbergの冴えたピアノソロもアルバム全体にわたって、充分に堪能できる分量が配されていて、アルバムの満足度を上げています。
Eric Harlandの小刻みに動くドラムは、4曲目のようなテンポ速めの曲で演奏をよりタイトにする効果をしっかりと作用しています。全体的にはスローな曲が多いのですが、そこでも絶妙なタイミングのドラミングはうまさを際立たせています。
そこに、Matt Penmanのベースがこれまた絶妙なサウンドを織り込んでいてこれがまた侮れない。
派手ではないが、全体のサウンドには良くマッチしていて、しみじみ良いなぁと思わせるベースを奏でています。

ヴァイオリンという楽器の特性上激しくブロウするような状況はあり得ないのですが、冒頭にも書いたとおりさまざまな奏法を駆使して、情感たっぷりなサウンドから歯切れ良いサウンドから、主役を明け渡したピアノトリオに各楽器のソロまで含めて、とても表情豊かで多彩なサウンドで楽しませてくれるアルバムに仕上がっていると思います。
サイド目当てで買ったとしても、リーダーの演奏も含めて満足度は高いアルバムだと思います。

ベストは、しっとり聴かせる5曲目だと思います。

先日、さる音源でのアルトサックスの音が妙にヴァイオリンライクに聴こえたことがあったのですが、このサウンドを聴きこんでいたからというのは大きいかもしれないです。
ヴァイオリンジャズ侮りがたし。。でも寺井尚子さんにいくかは・・微妙(汗)

Zach Brock "Almost Never Was" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/5042123/)

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    Criss Crossでのヴァイオリンのリーダー作(サイド参加作でも記憶では)はじめてではないかと思うのですが、レーベルにマッチした人選だったようでホッとしました。

    そして、私もサイドのメンツでより楽しめたのでした。

    TBさせていただきます。 削除

    [ jazz910kazu ]

    2012/8/4(土) 午後 5:36

    返信する
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    > 9101 さん
    メンツの面での期待感もありましたが、予想以上にリーダーの演奏でも満足できる作品になっていました。
    ヴァイオリンのジャズも良いもんだなぁなんて思ったりしたんですが、漁るまでにはならないかなぁ(汗)

    ところで、なんか気になって調べたら、1129(http://www.crisscrossjazz.com/album/1129.html)が"with strings"作品でヴァイオリンが入ってました。"with strings"なんで例外扱いと思いますが。。

    連日のTBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2012/8/5(日) 午前 7:13

    返信する
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    こんにちは。私もCriss Crossがヴァイオリン?って思ったクチでしたが,意外にも(?)楽しめるアルバムでした。結局のところ,私もバックのメンツ買いだったわけですが,十分満足のできるアルバムだったと思います。

    ということで,TBさせて頂きます。 削除

    [ 中年音楽狂 ]

    2012/8/12(日) 午後 3:06

    返信する
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    > 中年音楽狂 さん
    同様に、私もバックのピアノトリオ買いをしていますが、多彩な技で多彩な音色を使ったヴァイオリンのサウンドはなかなか楽しく、期待以上に楽しんだ作品でした。

    TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2012/8/13(月) 午前 7:12

    返信する

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