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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

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約1年前に、林栄一さんとのバトルアルバムをリリースしたトリオねじが、今年は坂田明さんを迎えてアルバムをリリースしました。
 "トリオねじ×林栄一"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62373668.html)
前作は林さん買いをしているが、中央線ジャズ感満載の演奏が面白かったので、本作で坂田明さんが加わって、はたしてどんな演奏が繰り広げられるか、期待感を持って購入を決めています。
坂田明さんは、山下トリオで往時の演奏は聴いているが、実はリーダー作も最近の作品も聴いてないので(恥)
最近の坂田さんの演奏を楽しもうという魂胆も、実はあります。
 "Montreux Afterglow"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63390418.html)
 "Up To Date"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63336697.html)

演奏曲は6曲、最後の曲以外はほぼ10分超の演奏。最長18分弱の熱演を繰り広げる。
1.肩越しのトースト
2.ソフト靴下
3.一本杉のサウダージ
4.隣人様
5.見えない羽音
6.水玉に灯るろうそく

メンツは、レーベルオーナーの藤掛さんのドラムに、加藤さんのギター、に女性ベーシストのかわいしのぶさんのトリオねじに、坂田さんを加えたカルテット編成となります。
加藤崇之(G)、かわいしのぶ(B)、藤掛正隆(Ds)、坂田明(As,Vo)


1曲め ドラムとベースは短めのモチーフを提示するようなアプローチで、音の骨格をどう形成するか模索するような音出しをしてくると、ギターも様子を伺うように音数を控えめにして坂田さんのサウンドに対峙していく。
坂田さんだけが、全体の方向性を強引に決めるように延々と吼えるが如くにフレーズを撒き散らす。
徐々に、全体の骨格ができてくると音数も増え、熱気ある演奏へとなだれ込んでいく。
2曲め ドラムの力感みなぎるパワフルな演奏に、サックスが正面から対決を仕掛けるような構図。
そこにギターがエフェクトを掛けた電子音で応酬していく。
3曲め ドラムのドラマチック感のあるリズムと、ギターの訥々としたサウンドにのせて、坂田さんのおどろおどろしい声での時代劇か、怪談かって口調の語り。
タイトルが、一本杉のサウダージだが、全然サウダージって雰囲気ではないw
後半は坂田さんの早いフレーズでの即興が格好良い。
4曲め ズンドコズンドコというアフリカの太鼓で作るリズムのようなドラムサウンドにのって、お経のような坂田さんの声が響く前半から、徐々にペースが上がって絶叫のエンディングになだれ込むのは、怪しい教団の儀式のよう!?
5曲め 坂田さんのサックスの即興と加藤さんのギターの即興の激しいバトルが聴きもの。
18分弱の長時間にわたって、テンポと温度感を変化させながら延々と攻撃的な演奏が続けられる。
それを煽り立てる、ドラムとベースもパワフルに好演を繰り広げる。
6曲め スローテンポでの即興のさぐりあいから、邦楽、雅楽とかをそこはかとなく彷彿とさせるフレーズを元にした即興で締めくくられる。


坂田さんは2011年に"平家物語"(http://www.amazon.co.jp/dp/B005LW21F4/)なんてアルバムを出すくらい日本の伝統芸能への傾倒は見られるので、その邦楽的な響きとフリーとの融合が引き起こす独特の雰囲気を持った演奏は、トリオねじの中央線ジャズ親和性とともに、過激に熱い演奏をたっぷりと楽しめる作品に仕上がっている。
とはいえ、中盤で入る坂田さんのボイスは個人的に際もの感満載で。。。(^^;;


ベストは、ギターサックスバトルな展開が面白い、5曲めにします。

トリオねじ×坂田明 "トリオねじ×坂田明"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017LQ6PUE/)

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