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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんどJAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。

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Bill Evans "Some Other Time"

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"Bill Evans"の、いや"モダンジャズ"の・・・、違う"ジャズ全般"の中の名盤の1枚である、お城盤として有名な
 "At The Montreux Jazz Festival"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/10166931.html)
が録音されたのは1968年6月15日。
その、わずか5日後にスタジオ録音された音源が発掘されリリースされたものです。

これまでこの3人での演奏はモントルーライブの1枚だけで記録されていたとされていたので、驚愕の発掘盤と言えるでしょう。
さらに、個人的なことですが、"At The Montreux Jazz Festival"は一番最初に購入したジャズアルバムでして、その後、Riversideのコンプリート盤(12枚組)、Verveのコンプリート盤(18枚組)、Final Village Vanguard(6枚組)とか箱単位で買い揃えて聴いているくらい、最初にはまったジャズミュージシャンであります(晩年のはあまり聴いてない)。
言ってみれば自分のジャズ聴きのルーツにあたる1作という個人的感慨のある作品なので、その別テイクが出るとの告知が出たところで、目がテンになり、迷わず購入を決めてます。

メンツは、言わずと知れた3人。
Paul Motian、Scott Lafaroは孤高だが、このメンバーも相当に良いメンツが揃っていると思います。
Bill Evans(P)、Eddie Gomez(B)、Jack DeJohnette(Ds)

演奏曲は2枚分21曲と、これだけ録音しておいて当時お蔵入りしていたなんて信じられないくらい。

Disk1
01. You Go To My Head
02. Very Early
03. What Kind of Fool Am I?
04. I'll Remember April [Duo]
05. My Funny Valentine
06. Baubles, Bangles & Beads [Duo]
07. Turn Out The Stars
08. It Could Happen To You [Duo]
09. In A Sentimental Mood
10. These Foolish Things [Duo]
11. Some Other Time

Disk2
01. You're Gonna Hear From Me
02. Walking Up
03. Baubles, Bangles & Beads [Trio]
04. It's Alright With Me [Incomplete] [Solo]
05. What Kind Of Fool Am I?
06. How About You
07. On Green Dolphin Street
08. I Wonder Why
09. Lover Man (Oh, Where Can You Be?) [Duo]
10. You're Gonna Hear From Me [Alternate Take]


Bill Evansのお馴染みのフレーズに、Eddie Gomezの高音基調で独特な節回しとしゃくりあげるような語尾の扱い、と特徴的なベース、Jack DeJohnetteの曲のテンポに拘らないけど曲をしっかりスウィングさせるドラミング。
モントルーのライブ盤で聴きなれたあのサウンドを別の曲で聴ける至福。
こういうことが起こるのか!! と聴くたびに驚愕に打ち震えています。(大袈裟)
年間の復刻、再発ディスクのトップはこれで決まりでしょう。今年これ以上の作品は出ないと思います。

2枚のディスクに上述のようにデュオでの演奏、ソロでの演奏を交えて収録されており、たぶんこの時に録音したほぼすべてを収めているということで良いと思います。
デュオの曲が比較的多く(21曲中5曲)、しかも前半に偏っているので、ディスクの曲順は収録順ではないような気がしますが、それは大したことではないはず。

曲によって、テンションに差があるのは、出来不出来よりもすべての演奏を余すところなく聴かせることに主眼を置いた収録ということでしょうから、これは個人的に評価したいところ。
とくに、2枚め4曲めのソロは、テンション高めで、良い意味で粗い演奏で奏でられ途中で演奏を止めているのは、たぶん気晴らしの演奏だったんだろうなと思いますが、そう考えると、Bill Evansって実は激情の人だったのではないかと..。

ベストはディスク2の8曲目 I Wonder Why にします。Eddie Gomezのベースソロが良い。


Bill Evans "Some Other Time"(http://www.amazon.co.jp/dp/B01C02P654/)

この記事に

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    ここまでくると、ビル・エヴァンスのマイペースぶりも何もかも「好きだ」の世界かもしれません。やっぱり自分の人生のジャズ初期に聴いたピアニストは、今でも大きく影響しているようです。

    TBさせていただきます。

    [ jaz*9*0k*zu ]

    2016/5/19(木) 午後 10:30

    返信する
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    > jaz*9*0k*zuさん
    録音したすべてを出してきていると思いますが、発掘音源としては全部聴きたい欲求を満たしてくれる2枚組と言えますよね。

    自分的にも、ジャズの「刷り込み」の大きな1枚(と同じメンツ)なので感慨深い発掘の1枚です。

    TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

    oza。

    2016/5/21(土) 午前 7:07

    返信する
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    Another Time : The Hilversum Concertが出ましたね。
    LPは出てますが、CDは9月、期待充分です。

    [ ogi*ibi** ]

    2017/8/16(水) 午後 2:49

    返信する
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    > ogi*ibi**さん
    コメントありがとうございます。
    "At The Montreux Jazz Festival"がこのメンツの唯一のアルバムと言われ続けて幾年月、ここにきて立て続けに2枚もリリースされ狂喜してます。
    私も既に発注済みです v(^^)

    oza。

    2017/8/16(水) 午後 6:29

    返信する

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