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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。6/22に新譜会あります。

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渡辺翔太 "Awareness"

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このアルバムも石若買いで、新譜情報を漁っていて見つけたもの。
しかし、毎月とは言わないが高頻度に参加アルバムが見つかる、石若の引っ張りだこ具合ってのが尋常でないことが判ります。

メンツは、ピアノトリオに、2曲でボーカルが客演する。そのボーカルがものんくるの吉田沙良っても興味津々なところ。
 "世界はここにしかないって上手に言って"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64210001.html)
渡辺翔太は、上記ものんくる盤で聴いている人、井上銘のSTEREO CHAMP(https://www.amazon.co.jp/dp/B071RQRTKN/)
にも参加しているようだが、未聴..。
というメンツは以下の通り。
渡辺翔太(P/Keys)
若井俊也(B)
石若駿(Ds)
吉田沙良(Vo) ※M4,7

演奏曲は、すべて渡辺翔太のオリジナルで、4曲めの作詞は吉田沙良。
1. North Bird
2. Ants Love Juice
3. Aruku
4. かなめ
5. Saga of Little Bear
6. Sign
7. Color of Numbers
8. Goodbye and Hello

曲調は、コンテンポラリ系の範疇になると思うが、少し日本的なテイスト(演歌、民謡というより童謡かな?)を感じさせるようなものが多め。
ビート感だったり、疾走感だったり、ちゃんと拍を感じさせる要素はあるのだが、しっかり聴いているとビートを刻んでいる楽器がいなかったり、あまり明瞭に拍を感じさせなかったり、という場面があってちょっと不思議な気分にさせられる。

ピアノはテーマもソロもメロディアスな旋律を柔らかめなタッチ奏でるスタイルで、モダンなコードも駆使するが、基本は非常に美しい音色で聴かせる。左手をあまり活躍させるような感じでもないか。
ドラムは石若なんでビート感はあってもビートは刻まない。
それにつけても、このドラムが入ることで演奏に躍動感が生まれるのは、いつものことながら圧巻であります。
ベースもリズムキープを前面に出すというよりはメロディアスなフレーズに徹する感じで、演奏の彩には良い効果を出している印象。
しかし、このベースが良い味出しているなぁと、あらためて調べてみると、1988年生まれの若手でありながら、本田珠也とケイ赤城トリオのメンバーで、さすがの実力者でありました。

6曲めでラテン調バラード、7曲めでエレピを使った演奏で雰囲気を変え、その7曲めでスキャット、3つ前の4曲めでボーカルと吉田沙良が入るのが、しっとりとした吉田のボーカルが、心地良く沁みる。
そして石若のドラムがしっかりビートを刻んでいるのが、逆に新鮮だったり..。

5曲め冒頭に入っている子供の声は、ちょっと違和感があるかなぁ。

ベストは、7曲めにしましょう。


渡辺翔太 "Awareness"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BLHMX5X/)

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Grant Greenが1975年9月にカナダで行ったライブ音源。冒頭にアナウンスが入るように元はラジオで放送された音源のよう。

https://www.jazzdisco.org/grant-green/discography/ をみると、1971までは多くの音源が残されているのが良く判るが、それ以降はぐっと減っていて、そんな頃の音源と考えると、ちょっと貴重です。
公式の広告文でも、ライブ音源としては生涯最後の記録となっています。

自blogでの他のGrant Greenの作品の紹介は2つあり、うち1つはやっぱり発掘音源でした。
 "Live at Club Mozambique"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/46883224.html)

メンツは以下の通り。個人的に、おぉぉっって人は、・・・特にいませんです。
Grant Green(G)、Emmanuel Riggns(ele-P)、Ronnie Ware(B)、Greg "Vibrations" Williams(Ds)、Gerald Izzard(Per)

演奏曲は3曲。Charlie Parkerに、How Insensitiveに、メドレーという構成。
01 Now's The Time
02 How Insensitive
03 Medley
  Vulcan Princess (Stanley Clark) / Skin Tight (Marvin Pierce, Clarence Satchell, James Williams) /
  Woman's Gotta Have It (Darryl Carter, Linda Cooke, Bobby Womack) Boogie On Reggae Woman (Stevie Wonder) /
  For the Love of Money (Leon Huff,Anthony Jackson)

ミドルテンポの4ビートではっきりとしたリズム感で奏でられるNow's The Time 。

シンバルを主体として堅実にリズムを刻む場面から、演奏の盛り上がりに応じてテンションを上げていくドラム、終始ウォーキングに徹して演奏の強力な下支えを担うベース、中高音を主体としそれが故にどろりとした粘り感が希薄なキーボード、メリハリのあるパリッとしたキレの良いギターを聴かせるGrant Green。
グルーヴ感というよりスウィング感のある演奏を聴かせる。

しっとりとテーマを奏でるGrant Greenのイントロから始まるボサノバの名曲、How Insensitive。
こんな曲を選ぶこともさることながら、Grant Greenといえばザクザクとソウルフルなノリを創出するギターが持ち味で、そんな演奏ばかりを聴いてきたので、ここで聴けるメロディアスなGrant Greenがとても新鮮に聴ける。
もっとも、後半のソロではグルーブ感溢れる演奏を聴かせているが。

3曲めは、30分超の8ビート曲のメドレーで、ファンクでソウルフルな、Grant Greenのバンドならではの演奏が繰り広げられる。
まさに水を得た魚のように5人がノリの良い演奏を繰り広げる。

ロックテイスト溢れるドラムがビートを刻めば、パーカッションがビートを増強するよう打ち鳴らす。
キーボードがカッティング調のバッキングをしだすとギターがキレキレのソロを繰り広げ、逆にギターがカッティングな演奏をしているとキーボードがグルーヴィなソロを披露すると、グルーヴ感満載のゴキゲンなR&Bサウンドが延々と続くメドレー。

収録曲は3曲と少ないが、テイストの異なる3種の演奏を楽しめ、しかも真骨頂である8ビートは30分以上続くという凄いアルバムであります。

ベストは...決められません..。

"Slick!: Live At Oil Can Harry's" Grant Green (https://www.amazon.co.jp/dp/B07BLGHC4Y/)

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最近、事前情報で石若駿参加アルバムを見つけきれず、発売直後に見つけて急いで買い込んだアルバム。
それだけ、いろいろなセッションに引っ張りだこで、演奏が記録されているということなんだと思います。

Michel Reisはルクセンブルク出身のピアニストで、日本贔屓なところがあるのか、前作は水戸でのソロでした。

このメンツでの活動は、石若を除く3人がNY時代からの知り合いで、そこに石若を加えて2015年から活動をしているそうで、毎年日本ツアーもやっていたんだそう。。知らなかった..。
本作は、2017年のツアーの後にスタジオ録音されたものとのこと。

メンツは、石若、須川に、西口明宏はMegapteras(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64089086.html)のメンバー、Michel Reisは今回初聴きのようです。

Michel Reis(P)、西口明宏(Sax)、須川崇志(B)、石若駿(Ds)

演奏曲は、Michel Reisのオリジナルが7曲(このアルバムのために書いたそう)に、Improvisationと題された即興曲4曲で、全部で11曲。

1. Antigua
2. Maebashi
3. Everynow and Again
4. Improvisation 4
5. Solstice
6. Improvisation 2
7. Seeking Silence
8. Improvisation 3
9. Long Ways
10. Old Friends
11. Improvisation 1

非4ビートで変拍子多めでありながら、メロディアスな旋律を聴かせる、
いわゆるNYのコンテンポラリジャズなサウンドと言えそうな楽曲多数。
なんの前情報なく聴いていて日本人の演奏だって思う人はいないんじゃないかというくらい、和テイストを感じさせない演奏が繰り広げられている。

ビブラートをほとんどかけない無機的な雰囲気の漂うサックス。
速い曲からゆっくり目の曲まで、相変わらず縦横無尽、変幻自在なドラムを叩く石若。
グッと深い音で演奏に心地良い緊張感を入れてくる須川のベース。

Michel Reisのピアノはきれいな響きを大切にするようなスタイルではあるが、それでいて陽性な雰囲気を感じさせるもので、ちょっと独特な雰囲気。

途中に紛れるImprovisationと題された即興部分は、より自由度の高い、思索的な展開の小品で演奏者同士のやりとりは

ベストは、1曲めでしょう。

Michel Reis "Michel Reis Japan Quartet"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07C9PRMV3/)

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"Beatin'" Ethnic Minority

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Ethnic Minorityは横田寛之のサックストリオユニットで、ライブハウスでの演奏もしているんだと思いますが、屋外での無料ライブでの演奏も積極的に行っていて、スケジュールを確認すると聴くことができます。
個人的には、吉祥寺のバスキングで数回聴かせてもらってます。

Ethnic Minorityのアルバムとしては過去に1枚だけ出ていまして2012年に紹介しています。
リリースもこの頃だと思います。
 "Startin'" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61359673.html)

その他に、2014年に横田寛之のソロユニット"YHEM"としてのリリースがありました。
 "Re:St1"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62345251.html)

本作も、6年前のアルバムと同じメンバーです。良く続いています。
横田寛之(As)、サトウヒロ(B)、島野和樹(Ds)

演奏曲は、すべてメンバーのオリジナルで以下の通り。
01. Abyss Gate
02. Doubt!
03. Third Step
04. Don't Copy
05. シュビドゥバ
06. Blue Brain
07. Pink Pineapple
08. 我武者羅ガムラン
09. Cissy Strut
10. Congratulations

Ethnic Minority名義の前作がリリースされてからのライブとか、twitterでチェックしてまして、3人でのEthnic Minorityとしての演奏に加えて、YHEM Soloist名義でのソロ活動を並行して行ってまして、そっちでもアルバムが出ているのは、前述の通り。
そっちは、音源を鳴らしながら、それに合わせてサックスを演奏するスタイルで、エレクトロニクスを大幅に起用しそれを駆使したサウンドになってまして。

本作ではも、そんなエレクトロニクス利用の影響が色濃く出たものに仕上がっている。
冒頭、バスドラによる強い打音に導かれたシンセによるリズムで快調に縦ノリしてると、ブチッと音を切って、そこから短い本編という1曲め。
以降も、2ビートな強力なリズムにキレの良いペースフレーズでリズムを作って、そこに様々な電子音を混ぜ込んで音の厚みを増したところに、サックスがテーマを吹く。
というのが、おおよそのパターン。

前作は、ドラム、ベース、サックスの3楽器によるトリオ演奏が主体で電子的な操作も多少ならず、それでもアコースティックな雰囲気が残っていたが、サックスの代わりにシンセ等電子音でのテーマ演奏とか、格段に電子音の起用が増えている。さらに、曲によってはボイスまでやって…。

と、シンセに、他の電気エフェクト、効果音的なものと、てんこに色々載せてきてはいるがEthnic Minorityとしての基本的な部分は変わっていない印象で、全体にタイトで早くて痛快に気持ち良くノれる演奏をたっぷりと楽しませてもらいました。

最後の曲は、ボイスでなくボーカルで、ちと驚く。

ベストは6曲めかなぁ

"Beatin'" Ethnic Minority(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BSXCKLD/)

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John RaymondのこのユニットはGilad Hekselmanが入っているにも関わらず、未チェックで、このライブに行くに際して、いろいろ調査し、過去アルバムを確認したら、近作のジャケは見覚えがあるものでした。が未購入..。
"Joy Ride"(https://www.amazon.co.jp/dp/B077HV6F67/)

えーと、ライブ参戦の機会を得まして行ってまいりました。
ステージは、左前にGilad Hekselmanのギター、中央ちょっと奥にJohn Raymond、右側がColin Stranahanのドラムという配置。
今回、1列めのステージ向かって一番右端の席だったのでドラムのさらに背後からステージを見るような位置で、正面にスピーカーがあるのがちと気になるところ。

メンツは以下の通り。Gilad Hekselmanを聴きたいというのが大きな目的であるが、拍手の感じからして多くの人がそうだったよう。
John Raymond(Flh)、Gilad Hekselman(G)、Colin Stranahan(Ds)


John Raymondは、なんとなくドイツ系を思わせるような出で立ちで、フリューゲルホルンを真正面のマイクにしっかりと向けて体を動かすことなく淡々と演奏をするが、出てくるサウンドはフリューゲルホルンのウォームな音色も相まって程良い温度感のよく響くサウンドが、心地良い。

並ぶ、Gilad Hekselmanは、John Raymondのソロの時は低音多めのベースの役割を担い、ソロになるとメロディアスなフレーズからさっと速いフレーズを入れ込んでと、コンテンポラリ系ギタリストの実力を遺憾なく発揮。
いずれのソロも印象的で、Gilad Hekselmanスゲぇ!!と終始聴き惚れていました。

それでいて全体のイメージが骨太なのは、ひとえに暴れるような場面すら見せるColin Stranahanのドラムが故でありましょう。

基本的には、各人オーソドックスな音色でのコンテンポラリ系楽曲と言い表せるようなものであったが..。
各1曲ずつ程度だったと思うが、その場で一つのフレーズを記録してすぐにループ再生したうえでソロを繰り広げるという技をGilad Hekselmanが繰り出すと、後の曲のイントロではJohn Raymondも同じ技を駆使して幻想的なイントロを奏でる。

さらに、Gilad Hekselmanがギターシンセ的電子音を披露すると、同じ曲の後半だったか、John Raymondもエフェクトをかけたサウンドを繰り出してくる。

と、前述の危惧したスピーカーの前が、これらエフェクト音を聴くうえでは絶好のバランスを聴かせる場所で、結果オーライでした。

しいて言えば、Gilad Hekselmanがちと遠かったのが玉に瑕。


1stが45分くらい、2ndが同じく45分くらいにアンコール。
演奏曲は、まさにコンテンポラリ系ジャズサウンドといった感じで、曲はオリジナルに加えPaul Simon、Thelonious Monk、Bob James等々をやっていたか。

2月にリリースされた"Joy Ride"(https://www.amazon.co.jp/dp/B077HV6F67/)のプロモーションのための来日だったようで、このアルバムに収録されている曲が多かったよう。
次の発注の時にこの盤買おうと思いました。

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