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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
御礼Blog開設10周年(2005/2/11〜) ほとんどJAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。

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"Regina" Becca Stevens

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Becca Stevensも、出たら買いする数少ない女性ボーカル(というには、最近比率が上がっているような)の1人になっています。
最初は2011年の"Weightless" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61019768.html)を買ったところからなので、6年聴いていることになります。
2014年に"Perfect Animal" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62978063.html)が出ているので3年ごとに1枚アルバムを出している計算になります。
もっとも、ゲスト参加でアルバムのうちの数曲に入っているという登場はいくつかありますし、Rebecca Martin、Gretchen Parlato、Becca Stevensなんて濃い3人でのアルバムも昨年リリースしているので、自身のリーダー作を作ることが活動の中心と言う感じでもないのかもしれません。
 "Tillery" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63899089.html)

収録曲の大半が、共作含めBecca Stevensの作誌作曲で、いくつかは誌だけ別の人というのがありそう。
演奏は、曲毎に細かく書かれているんで、割愛。字が小さいと最近読むのもつらいw
01. Venus
02. Lean On
03. Both Still Here
04. 45 Bucks
05. Queen Mab
06. We Knew Love
07. Mercury
08. Regina
09. Harbour Hawk
10. Well Loved
11. Ophelia
12. The Muse
13. As

聴いてて、なんかなんとなく聴いたことあるような気がするなぁと考えていたが、曲調、音作り、アレンジの雰囲気、使ってる楽器、とかちょっとだけかもしれないがstingのアルバムを彷彿とさせるものがあるなぁと感じられる。
声が男声か女声かという厳然たる違いはあるんで雰囲気は結構異なるがテイストは似ていると思う。
そういう意味でも、これまでのアルバムと比してポップな曲調になっていると言えそうだが、
もともとが(ジャズというより)米国ルーツ寄りの曲調だったから、これは許容範囲内という解釈で良いと思う。
それより、ギターを中心にはしているがいろんな楽器を入れて、ボーカルも複数声を重ねて音に厚みを持たせた音作りのほうが、これまでの Becca Stevensのアルバムとの大きな違いと言えそう。

シャウトするほどではないが7曲めとか、かなりロック寄りの曲で驚いて見たりと、これまでのアルバムを聴く気分だと違和感も大きくなるかもしれない。
個人的には複数回聴き込んだことで、この雰囲気も良いんじゃないって気分になっている。

ベストは、4曲めにしましょう


"Regina" Becca Stevens (https://www.amazon.co.jp/dp/B01MTC7M1X/)

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"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba

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Gonzalo Rubalcabaのリーダー作を買うのは、昨年のCharlie Hadenとのデュオ作以来ですが、これはどちらかというとCharlie Hadenのデュオ盤買い、しかも追悼ということで、あまりGonzalo Rubalcaba目当てと言う感じでもありませんでした。
 “Tokyo Adagio”(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63296927.html)

その前は、自blogを漁ると2008年のアルバムを買っている記録があります。
 "Avatar" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/52861379.html)

Gonzalo Rubalcabaというとラテン調早弾きピアノの人と言う印象が強いんですが、この頃すでにラテン色がだいぶ抜けていたという記述があります。
たしかその後の "X X I Century"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00699WJM8/)もちょっと聴いたことがあってこれも同様にラテン臭薄めのなかなか良い内容ぽかったので買ってしっかり聴こうと思ってたはずがそのままになってますw

本作は昨年リリースの"Charlie"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01M08QJRH/)を買ったらおまけについてきた盤で、元は2011年リリースのソロピアノ作。不良在庫が多かったのかもしれないです。

演奏者は、ソロピアノなんで1人
Gonzalo Rubalcaba(P)

演奏曲は、9曲のオリジナルに、スタンダード、ジャズメンオリジナル等(同じ曲2回含む)で全部で15曲。
1. Derivado 1
2. Maferefun
3. Improvisation 2 (Based On "Coltrane Changes")
4. Derivado 2
5. Con Alma 1
6. Preludio Corto #2 (Tu Amor Era Falso)
7. Blue In Green 1
8. Oro
9. Joan
10. Joao
11. Yolanda
12. Blue In Green 2
13. Con Alma 3
14. Improvisation 1 (Based On "Coltrane Changes")
15. Derivado 3

左手の単調なリズムと、右手のピンと張り詰めた空気感を感じるようなサウンドは、あたかもサティの音楽を聴いているような雰囲気を感じさせる。
深い森の中とか、洞窟の底に溜まった水を見ているような静まり返った情景を思い起こさせるようなサウンド。
その静寂の中に、滴り落ちて響きわたる水滴の音のようにピアノの音が鳴る印象。

果たしてこれをgonzaloのピアノで聴きたいかというのが本作の本質的問題になると思うのだが、右手の早いフレーズを多く入れてくるのは彼ならではと言える部分か。

演奏自体は、ほど良い緊張感を持った美旋律が続き、全体に抑揚は控えめ、音数で緩急をつけるようなスタイルで奏でていく。
間にスタンダードがバージョン違いも含めて複数曲入るが、たいがいがテンポをスローに振ってテーマが判る程度の崩し方での演奏。

ベストは、3曲めにしましょう

"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba (https://www.amazon.co.jp/dp/B004CMLIHQ/)

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Oded Tzur "Transrators Note"

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これは、完全にメンツ買い。
ピアノが、Shai Maestroで、ベースが最近ちょっと話題のリーダー作"Chroma"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01N129BXF/)を出したばかりのPetros Klampanis。この人の前作も実は聴いている。
 "Minor Dispute"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63589531.html)
そして、ドラムがShai MaestroバンドのドラマーであるZiv Ravitzという布陣。
リーダーのOded Tzurは聞いたことのない名前だが、イスラエルから。イスラエル勢はまだまだ勢いを持っていることを感じさせます。
2枚めのリーダー作。1枚めも同じメンツだったが、こちらは見逃しているw
 "Like a Great River"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00U2U9VL2/)

Oded Tzur(Ts)、Shai Maestro(P)、Petros Klampanis(B)、Ziv Ravitz(Ds)

演奏曲は、John ColtraneのLoniie's Lamentとオリジナル4曲という構成。
1.Single Mother
2.Welcome
3.The Whale Song
4.The Three Statements of Garab Dorje
5.Loniie's Lament

6/8拍子のしっかりめのリズムをベースとドラムが刻む中、ピアノが、半分楽譜の記載で、半分は即興と思しき演奏を繰り広げる。このピアノトリオの演奏ではなにか足りないと思わせつつの、でも良い感じの演奏が7分も経過したところで、おもむろにサックスが入ってきて、足りないと思わせる部分をしっかりと埋めてくる。この展開がなんとも言えず良い感じ。
後半はフリースタイルを交えながらの咆哮を織り交ぜて熱気を上げる。
2曲めは、5拍子のちょっとスピリチュアルな気配も感じさせるノリの良い曲調。
3曲めが、スローで、ちょっと牧歌的な雰囲気を感じさせる曲。
4曲めが、拍が取れない複雑なリズム(実は普通に4拍子)で、ちょっと不安感を煽るような曲調だけど妙に格好良い。
最後がバラードで締めくくられる。

全体に、雰囲気はクールでありながら微妙に熱気を孕んだ演奏が妙にそそられる。

Petros Klampanis、Ziv Ravitzのリズムが全体の雰囲気を壊さない範疇で良いノリを見せる中、Shai Maestroが、サックスがいなくてもピアノトリオで完結しないって感じの演奏で、これがある種の飢餓感を醸していて耳を持ってかれる。
そこへ、Oded Tzurの重めのサックスが要所でピッと入ってきて演奏を完結させるような印象。
思わず、引き込まれてます。

ベストは、2曲めにしましょう。

Oded Tzur "Transrators Note" (https://www.amazon.co.jp/dp/B06WD4JQ3V/)

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Altered Statesというバンドの存在は、ドラムの芳垣安洋さんでアルバムを漁っていた時にみつけたもので2005年に最初の紹介をしているので、このblogを始めた頃には聴いていたってことになります。
その後、いろいろ漁っててこれまでに4枚紹介しています。
 "Bluffs" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/18969710.html)
 "Bluffs II" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/36092044.html)
 "Altered States" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/39340975.html)
 "Live In Tokyo" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61113352.html)

これまでにAltered Statesのアルバムがどれだけ出ているかもよく判らない(10枚以上?)んですが、最新は2012年の"Live In Tokyo"のはずです。
この盤は、2000年リリースで7枚めくらいになるようです。

メンツは不動の3人。
内橋和久(G)、ナスノミツル(B)、芳垣安洋(Ds)

演奏曲はタイトル通り、スタンダードがずらりと並びます。
1 All The Things You Are
2 Oleo
3 Blue Moon
4 Someone To Watch Over Me
5 A Night In Tunisia
6 Softly As In A Morning Sunrise
7 Hello Dolly
8 The Shadow Of Your Smile
9 Peace
10 Over The Rainbow
11 Bohemia After Dark
12 You Don't Know What Love Is
13 In Your Own Sweet Way
14 Spring Is Here
15 Mood Indigo
16 Misty


スタンダード曲の旋律はほとんど壊さず、どの曲をやっているかは容易に判る状況ではあるのですが、そこは一筋縄ではいかないトリッキーな演奏に仕立てられていて、面白い演奏を聴かせてくれる。

音の並びはそのまま旋律としては崩してみたり、テーマはまっとうに演奏し即興部分で思い切り暴れてみたり、テンポをがらりと変えてみたり、ちょっと異色のリズムを合わせてみたり...。
7曲めは下手ウマなトランペットが入り、、10曲めはパンクなover the rainbow(これ面白い)と、キワモノ?もありで、よく見知った曲をさまざまか表情で聴かせてくれる。


訥々として幻想的な雰囲気を醸す内橋のギター、芳垣の重量感のあるドラム、
ドライブ感あるロックテイストを感じさせるナスノのベースと、各人の演奏スタイルは大きく変わらず全体のテイストとしてもそういう意味では一貫しているところが不思議でもあり、名手ならではと感じるところでもある。

ベストは10曲めでしょう。

Altered States "Plays Standards" (https://www.amazon.co.jp/dp/B000064DIG/)

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Kurt Rosenwinkelの新作がブラジルテイストを持ったアルバムで、その格好良さ、気持良さに、いまだに酔いしれているんですが、
その新作を引っ提げての来日ツアーは、ブラジルの名手を2人起用した、個人的には贅沢な面々を揃えたものであります。
他のメンツを見ても、Olivia Trummerのリーダー作も Bill Campbellは参加作も聴いているしと自blogを漁るとけっこうな量のCDが出てきます。

 "Caipi" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64023568.html)

Frederico Heliodoro
 "ACORDAR" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63636382.html)
 "VERANO" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63012956.html)
 "DOIS MUNDOS" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62971060.html)
Antonio Loureiro
 "SO" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61798990.html)
 "Antonio Loureiro" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/61878099.html)
 "In Tokyo" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62951187.html)
Olivia Trummer
 "Fly Now" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63033254.html)
Bill Campbellは参加作
 Walter Smith III / Mark Small "Bronze" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/60241973.html)

そこに、Kurt Rosenwinkel肝入りのPedro Martinsを擁したメンツが今回のバンド。
Pedro Martinsは、上記Frederico Heliodoroのアルバムのうち2枚に参加してました。
Kurt Rosenwinkel(G,Vo)、Pedro Martins(G,Key,Vo)、Olivia Trummer(P,Key,Vo)、Frederico Heliodoro(B,Vo)、Antonio Loureiro(Per,Vo)、Bill Campbell(Ds)

けっこうギリギリになってからライブに赴くことを決めたので予約番号は遅めだったが、Pedro MartinsとAntonio Loureiroのほぼ正面の前から2番めの席を確保。
最低限の出費でw開演を待つ。

9時を少し過ぎた頃、明かりが落ちて公演スタート。
7〜8曲のうち、1/3くらいがアルバム未収録の曲という印象。
その新曲の大半がボーカル曲で、カート本人がしつかり歌う曲もあり。
もしかしたら、アルバムにジャズ色を残すためにボツになった曲じゃないかと邪推するくらい。

セットリストがBN東京のhpに出ていたんでコピペ。セット毎に演奏曲はちょっとずつ違ったよう。
1.AIPI
2. KAMA
3. CASIO VANGUARD
4. TIME MACHINE
5. KNOW THE ANSWER
6. CHROMATIC B
7. INTERSCAPE
8. RECOGNIZED
9. HOLD ON
EC. LITTLE B


Antonio Loureiroが奏でるブラジリアンテイストを持ったリズムをしばらく奏でていから、Olivia Trummerのソロ演奏がしばらく続いた後等々贅沢なイントロのあとテーマになだれ込む格好良さ、大半の曲で、Kurt RosenwinkelがKurt Rosenwinkelを誇示するようなソロをたっぷりと聴けるのはライブならではのもの。
これがなにしろ凄かった!!

そして、Pedro Martinsの若さ溢れるノリノリの演奏がまた素晴らしく、Kurt Rosenwinkelの新レーベル”Heartcore”の次作は、Pedro Martinsのリーダーアルバムとのことだが、とても期待感の持てるものでありました。

アルバムは、大半をKurt Rosenwinkel1人で作り込んだものなので、完成度というか一体感
は格別(ライブ見てなおさらそう思った)ではあるが、ライブでのバンド感というか、バンドメンバーで作り上げた演奏の構築感の素晴らしさは、また別の良さ、魅力が出ていると思う。

本編約1時間に、アンコール1曲で、80分くらいのライブでした。
個人的にはメンツ見ただけで圧倒的に贅沢なバンドという印象なのだが、彼らの演奏する
サウンドがこれまた贅沢で至福の時を過ごさせてもらいました。

終演後、サインの列にも並んでメンバー全員のサインもいただき会場を後にしました。

==
で、縁あって翌日の2ndも聴くことができたんですが、
Kurt Rosenwinkelの演奏は、こっちが良かったと思います。創造の飛躍感が違ったというか..

Pedro Martinsのセッティングにちょっとトラブルがあったりと、全体としては1日目のほうが安定した演奏ではあったと思いますが、Kurt Rosenwinkelのギターを堪能するには2日めがベターだったんでしょう。
今日はどうだったんだろう..

濃密な2日間でありました。 感謝

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