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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

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Web上で新譜を漁っていたらラージアンサンブル系の新人のような宣伝文句をみつけて、そしたら無条件に思わず購入していたという盤。
挾間美帆さんが先鞭をつけた邦人のラージアンサンブルがどういう広がりを見せていくか興味深いところなので見逃すわけにはいきません。

メンツは、大所帯ですが頑張って書き出します。この中では、ベースのDoug Weissが一番有名でしょうか。
Jonathan Powell(Tp)、Jay Rattman(Ss,Cl,Fl)、Francesco Geminiani(Ts)、Chris Stover(Tb)、Alon Albagli(G)、
Doug Weiss(B)、Daniel Dor(Ds)、Martha Kato(P,Vo)、
Sarah Elizabeth Charles(Voice)、Linton Smith(Voice)

演奏曲は6曲が加藤さんのオリジナルで、武満徹(4)、Neal Hefti(7)、George Shearing(9)の3曲を加えた全部で9曲。
01 Departure
02 Eshubeleke
03 Stray off in the Woods
04 Small Sky
05 Kodama
06 After The Rain
07 Girl Talk
08 Frostwork
09 Conception (日本限定ボーナストラック)

ボイスによる単調なリズム提示をベースが引き継ぎ、Tbがテーマを入れてくる。
そこからのアンサンブルは、いかにもMaria Schneiderの影響を受けているといったもの。
秋空高く抜けるようなと表現したくなるような爽やかなサウンドは、ジャズぽいラフな雰囲気は多く差し挟まずに気持ちよく流れていく。
中盤に加藤さんのピアノソロが入るが曲調に大らかに絡んでいくような演奏で心地良い。
続くギターも良い味出している。
2曲めは、冒頭あまり大編成を感じさせないブラジルテイストの曲。最後は良いアンサンブルを聴かせてくる。
3曲めは女性らしい美麗モチーフを短く提示、4曲めが武満をほぼピアノだけで歌いあげる。
5曲めは、曲としては大編成ものと同じテイストのものをピアノトリオで。
6曲めも大編成もの。中盤での2管(tp、as)の掛け合いが格好良い。
7曲め、スローテンポで音数少なめに気怠い雰囲気すら感じさせる曲。これもピアノトリオで8曲めは美旋律をスローな3拍子で、これも大編成なのでハーモニーの美しさが映える。

編成は、大編成、ピアノトリオ、歌入りと、様々だが、全体のテイスト、雰囲気は程よいビート感と美旋律と、美しいハーモニーとに統一されていて、アンサンブルだけに頼らずに独特の和音の美しさを際立たせており聴き惚れる

9曲めは国内盤だけのボーナスとのことだが、ここまでと雰囲気が違うジャズな演奏。
普段の活動を垣間見せるものとしては貴重なのかもしれないが、アルバムとしては統一感を削ぐので不要かなぁ

ベストは6曲めでしょう。

加藤真亜沙 "Tales from The Trees"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01HTE3J20/)

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