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JAZZとAUDIOが出会うと。。。
ほとんど、JAZZの新譜のちょっと遅い紹介です。新譜会、次回日程確定したら告知します。

書庫JAZZ(2011 )

録音か発売のいずれかが、この年のアルバム。
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Frederico Heliodoroというブラジルのベーシストで、Disk UnionのE氏のインターネット上での文章で知った人で、"DOIS MUNDOS"を紹介していたものでした。
この時は値段が高く、また入荷数量も少なかったようで結局初期盤については購入できずにいたのですが、最近価格がこなれて再入荷されていたのでようやく聴くことができました。
この盤がデビュー作で、"DOIS MUNDOS"のあと"VERANO"、"ACORDAR"とアルバムがリリースされてまして、紹介文は以下の通り。
 "DOIS MUNDOS"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62971060.html)
 "VERANO"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63012956.html)
 "ACORDAR"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63636382.html)

ここのところ、Frederico Heliodoro、Pedro Martinsとブラジルの若手音楽家に注目が集まっている感があるが、両名ともKurt Rosenwinkelの"Caipi"バンドに参加していて、先日の来日公演(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64098260.html)で来日して、素晴らしい演奏をしていたことが大きかったんでしょう。今回の再入荷もこれに起因していると思います。
しかし、このバンドメンバーは豪華すぎる。まだ同じメンツで世界を回っているようだが..。

本作ですが、2011年5月に行われたライブを収録したもの。

メンツは、ピアノのRafael Martiniはミナスの重鎮と言えるでしょう。有名作を最近ようやく入手して紹介しています。
 "Motivo"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64177845.html)
ドラムのFelipe ContinentinoもギターのPablo Passiniもミナスの人、
Felipe Continentinoの名前は自blogを探すと参加作がいくつか出てくる。
Pablo Passiniは、最近新作がリリースされたばかりのようで、。
 "Videotape"(https://www.amazon.co.jp/dp/B073W9ZQXQ/)

Frederico Heliodoro(B)、Rafael Martini(P)、Felipe Continentino(Ds)、Pablo Passini(G)

演奏曲は以下の通り。すべてFrederico Heliodoroのオリジナルで良さそう。
1. Social Free
2. Crazy Song
3. Enquanto nao chega
4. Isadora
5. Janela
6. Late Name

本作もボーカル無しの"DOIS MUNDOS"に近い感じのコンテンポラリ作。
ライブだからか経年の経験の違いからか、"DOIS MUNDOS"ほど洗練されている感じでもない演奏というイメージ。

Kurt Rosenwinkelバンドの演奏を聴いた後、あらためて"DOIS MUNDOS"をあらためて聴くとPedro Martinsのギターの冴えに驚くが、本作に参加のPablo Passiniももうちょっと粗い感じもあるが、充分な実力を感じさせるKurt Rosenwinkelばりの演奏を聴かせ、ブラジルのギタリストも層は厚いとあらためて感じ入る次第。
1曲めの中ほどで出てくるギターソロは個人的にはかなり格好良いと思ってるし、3曲めでもたっぷりとソロ演奏を聴かせている。

リーダーがベースのFrederico Heliodoroなんで、2曲めの前半2分程度をベースソロに割いていたりとベースが前面に出る部分は多めだとは思うが、自己主張が強いと感じるほどでもなくその2曲めの中ほどのノリ具合とか"Caipi"バンドを彷彿とさせる演奏で萌えるw

4曲めでのFrederico HeliodoroのベースとRafael Martiniのピアノのユニゾンで奏でられる美旋律も素晴らしいし5曲めで聴ける、Rafael MartiniのピアノとPablo Passiniのギターの掛け合いも素晴らしい

ベストは1曲目にしましょう。

Frederico Heliodoro "AO VIVO NO CAFE COM LETRAS" (http://diskunion.net/jazz/ct/detail/WOR25187)

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"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba

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Gonzalo Rubalcabaのリーダー作を買うのは、昨年のCharlie Hadenとのデュオ作以来ですが、これはどちらかというとCharlie Hadenのデュオ盤買い、しかも追悼ということで、あまりGonzalo Rubalcaba目当てと言う感じでもありませんでした。
 “Tokyo Adagio”(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/63296927.html)

その前は、自blogを漁ると2008年のアルバムを買っている記録があります。
 "Avatar" (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/52861379.html)

Gonzalo Rubalcabaというとラテン調早弾きピアノの人と言う印象が強いんですが、この頃すでにラテン色がだいぶ抜けていたという記述があります。
たしかその後の "X X I Century"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00699WJM8/)もちょっと聴いたことがあってこれも同様にラテン臭薄めのなかなか良い内容ぽかったので買ってしっかり聴こうと思ってたはずがそのままになってますw

本作は昨年リリースの"Charlie"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01M08QJRH/)を買ったらおまけについてきた盤で、元は2011年リリースのソロピアノ作。不良在庫が多かったのかもしれないです。

演奏者は、ソロピアノなんで1人
Gonzalo Rubalcaba(P)

演奏曲は、9曲のオリジナルに、スタンダード、ジャズメンオリジナル等(同じ曲2回含む)で全部で15曲。
1. Derivado 1
2. Maferefun
3. Improvisation 2 (Based On "Coltrane Changes")
4. Derivado 2
5. Con Alma 1
6. Preludio Corto #2 (Tu Amor Era Falso)
7. Blue In Green 1
8. Oro
9. Joan
10. Joao
11. Yolanda
12. Blue In Green 2
13. Con Alma 3
14. Improvisation 1 (Based On "Coltrane Changes")
15. Derivado 3

左手の単調なリズムと、右手のピンと張り詰めた空気感を感じるようなサウンドは、あたかもサティの音楽を聴いているような雰囲気を感じさせる。
深い森の中とか、洞窟の底に溜まった水を見ているような静まり返った情景を思い起こさせるようなサウンド。
その静寂の中に、滴り落ちて響きわたる水滴の音のようにピアノの音が鳴る印象。

果たしてこれをgonzaloのピアノで聴きたいかというのが本作の本質的問題になると思うのだが、右手の早いフレーズを多く入れてくるのは彼ならではと言える部分か。

演奏自体は、ほど良い緊張感を持った美旋律が続き、全体に抑揚は控えめ、音数で緩急をつけるようなスタイルで奏でていく。
間にスタンダードがバージョン違いも含めて複数曲入るが、たいがいがテンポをスローに振ってテーマが判る程度の崩し方での演奏。

ベストは、3曲めにしましょう

"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba (https://www.amazon.co.jp/dp/B004CMLIHQ/)

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Chick Coreaの70歳の誕生日を記念して行われた、NY Bluenoteでの23日間のライブのダイジェスト盤。
還暦の60歳のときにも同様のコンサートを行っていて、その時の演奏もアルバムになってました。
 “Rendezvous in New York”(https://www.amazon.co.jp/dp/B00008V608/)
本作は、3枚のCDに11組の演奏を1〜3曲ずつ収めたもので、前作が2枚に9組ほとんど1曲ずつだったので、もう少し余裕を持った収録にはなっている。
内訳は以下の通りで、RTF、Five Piece Band、Elektric Band の往時からのバンドに、Miles関連、Flamencoバンド、お馴染みのBobby McFerrin、Gary Burton、さらにMarcus Roberts 、Herbie Hancock の2つのピアノデュオ等々と、Chick Coreaのキャリアに則った多岐にわたる編成の百花繚乱的なもの。お祭りとしては
しかし、前回は入っていたOriginは今回は皆無。
FlamencoのバンドでJeff Ballardが入っているが、Avishai Cohenがいないのは、不参加なのかアルバムから漏れただけなのか..

ディスク 1
Return To Forever
01. Captain Marvel
02. Light As A Feather

Gary Peacock, Brian Blade
03. I Hear A Rhapsody

Five Peace Band
04. Spirit Rides
05. Special Beings

Bobby McFerrin
06. I've Got The World On A String
07. Spain

ディスク 2
Gary Burton, Harlem Strings Quartet
01. Overture
02. Your Eyes Speak To Me

Wallace Roney, Gary Bartz, Eddie Gomez, Jack DeJohnette
03. If I Were A Bell
04. Nefertiti

Concha Buika, Carles Benavent, Jorge Pardo, Nino Josele, Jeff Ballard
05. Zyryab
06. Mi Nina Lola

ディスク 3
Marcus Roberts, Wynton Marsalis
01. CC's Birthday Blues

Marcus Roberts
02. Caravan

Herbie Hancock
03. Hot House
04. Dolphin Dance
05. Cantaloupe Island

Chick Corea Elektric Band
06. Ritual
07. Silver Temple

演奏は1ユニット2〜3曲程度と、たっぷり聴けましたというにはちと食い足りない感じではあるが、アルバムの主旨なので..。
なもんで、通して聴いていると、個人的にはどうしても意識が散漫になるというか、聴きました(満腹)感が薄いというか..。

なんで、アルバムを意識しないで曲単位に楽しんだ方が良いかなぁ。
当然だが、いずれもしっかりとしたクオリティの演奏を聴かせていて曲単位での満足度は相当に高い。
Chick Coreaもこのとき70歳だが、年齢を感じさせない良い演奏を聴かせている。
って、先日もCCEBで来日してキレの良い演奏をしていったようだが..。

メンツもちょっとスペシャルな感じがあって、そんなのがちょっと貴重な演奏ともいえるわけで、こういうのはこういうアルバムならではと言えるでしょう。
 RTFにFrank Gambaleが入っていたり、
 Five Piece BandのリズムがChristian McBride、Vinnie ColaiutaからJohn Patitucci、Brian Bladeに変わっていたり
 Wallace Roney、Eddie Gomez、Jack DeJohnetteのMiles Tributeとか...

ベストは、こんなアルバムなんで、あえて決めないことにします。


"The Musician: Live At The Blue Note Jazz Club 2011" Chick Corea (https://www.amazon.co.jp/dp/B06X6LYB3N/)

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Eric Legnini "The VOX"

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songXジャズレーベルで5枚目にリリースされたのがEric Legniniのアルバムだったんですが、これは欧州でのEric Legnini人気を目にして、国内でもこの手の音楽を気に入る人は多いはずという目論見から、国内での販売権を取得して、鳴り物入り的にリリースをしたアルバムでありました。。
欧州ではそこそこ話題になり、玄人筋からの評価も高かったアルバムだったようですが、国内では残念ながら思ったほど話題にならなかったようで.. という裏事情を聴きながらの6/26に開催された、SonngXjazzのプロデューサー、オーナーの宮野川氏を迎えた"極める"でのお話

メンツは、ピアノトリオを中心に、管楽器奏者、ボーカル、ギター等を曲毎に配してまして、中心となるピアノトリオのメンツだけ書き出しておきます。
Eric Legnini(P)、Franck Agulhon(Ds)、Thomas Bramerie(B)

演奏曲は、下記11曲。1曲を除いて全部(共作含む)、Eric Legniniのオリジナルです。
01. The Vox
02. Joy
03. Kitchen Maquis
04. I Need You
05. London Spot
06. Near The Haouse On The Hill
07. The Old And Grey
08. Black President
09. Rose Coloured Glasses
10. Canyon Lady
11. Cinematic


基本構成はピアノトリオということになるが、1曲目はオルガンに管の入った演奏で、2曲めではボーカル入りと曲によって編成を変えて、多彩な編成、構成での演奏をまとめたアルバムになってます。

ユニット名は、Eric Legnini & Afro Jazz Beat というのが正式名称ですが、個人的感性の範疇では、特にアフロビートを意識するような曲はなかったかと..。
というくらい、自分がアフロビートを(意識せず)普通の感覚で聴いているってことかもしれません。

演奏での特筆事項として、特にソロの場面で顕著だが、Eric LegniniのピアノがHerbie Hancockっぽいフレーズを奏でるところが随所にでてきていて、そこがとても印象的に響き、このアルバムのジャジーな響きを感じさせる最大要因になっていると感じられます。

サウンドテクスチャ的にはRobert Glasperを彷彿とさせる部分が多少見られ、彼ら(Robert Glasper)の演奏と同様に 、曲によってボーカルを入れ、全体的には洗練された演奏で、クールに現代ジャズを表現しているような演奏で構成されたアルバムになってます。
個人的には、特に3曲めが"いかにも"と思わせるような仕上がりになっていて、個人的にはニヤリとするところです。

Robert Glasperが目指したものが、黒人の音楽文化としてジャズとHIPHOPの融合のようなことを目指したとしたら、Eric Legniniは同様の手法を欧州で展開したとも考えられ、そうだとするとアフリカンなサウンドとジャズの融合のようなことを考えている(た)とも考えられ、実際の演奏からもそんな雰囲気は感じられる。
・・・と考えると、それがアフロジャズビートなんじゃないかと思いあたってみたり。。。(^^;;


昨今、Robert Glasperがもてはやされている状況を鑑みるとEric Legniniももう少し注目されても良いような気がするくらいに、話題性もあるだろうし、内容的にも良いアルバムに仕上がっていると思う。

ベストは、個人的には3曲目にはまってます。


Eric Legnini "The VOX"(http://www.amazon.co.jp/dp/B004PWCPQG/)

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Joris Roelofsと言うサックス奏者のリーダー作で2008年のデビュー作に続いての2作目です。
このデビュー作も、出た当時に買おうとした記憶がある(ジャケに記憶がある)が、結局は買ってなくて..。
先日、HMVの安売りで2作目の本作(http://www.amazon.co.jp/dp/B005P4CCIO/)を見っけ、ライブ盤だしメンツもそこそこ良い感じだし、買っちまえと買ったんですが3桁円でした。

ちなみにデビュー作は..
 Introducing Joris Roelofs(http://www.amazon.co.jp/dp/B001DM9I84/)

Joris Roelofs(As,Bcl)、Gregory Hutchinson(Ds)、Aaron Goldberg(P)、Joe Sanders(B)

演奏曲は、オリジナルが4曲とその他3曲の全部で7曲。
01. The Magic Chef
02. August 30
03. Lower Space
04. Background Music
05. Day Dream
06. 26
07. My Ideal


1曲目、ハードバップ調4ビートの曲、テーマのあとすぐにサックスソロに入るが結構早くから温度感高めの演奏に突入します。温度感高めですが、唾飛び、涎垂れ、汗滴るような感じでも無いんですが、淀みなく吹き切る演奏は聴き応えあります。
続く、Aaron Goldbergのピアノソロは正統的なアプローチで場を盛り上げ、後半はドラムがガツんと喝を入れて終了とノッケから10分超えの熱演を繰り広げています。
これで、ライブのつかみはokてな感じ。
2曲目は、一転スローな曲で軽妙な感じの曲。サックスで入って、途中でバスクラに持ち替えてのソロ。バスクラでの表現力はちょっと傾聴に値するくらい良いもん持ってます。
3曲目、そのバスクラを主体にしたちょっと無調感のある演奏。これも、バスクラを聴くには良い感じ。ちょっとダレるけど..
4曲目が、一転テンポを上げた演奏で、アルトとピアノの掛け合いが格好良い、小気味良い演奏。
Joris Roelofsのサックスが、HardBopかBeBopかってくらいの吹きまくりで、個人的感覚では、
Francesco Cafisoを彷彿とさせられます。最後はここもドラムの熱いソロで終了。
5曲目は、Aaron Goldbergの思い入れ入ったピアノに、こちらも思い入れ感たっぷりのバスクラで絡む、歌い上げ系バラード。
6曲目、ベースによる重めのイントロから、ミニマル的で軽妙なテーマに流れ込む演奏。
ここではベースソロもあって、ベースフィーチャな演奏が繰り広げられる。
最後も、バスクラをフィーチャしたスローな曲。バスクラはスローな曲で低音たっぷり使った演奏を聴かせるのがベストであることを、実感させられるような演奏。

ということで、演奏は4ビート中心のオーソドクスなスタイルを中心としたもので、昨今のクールなNYジャズをライブで演るとこれくらいの熱さになるんじゃないかな?というような塩梅のライブ。
聴きどころはJoris Roelofsのバスクラでしょう。彼の演奏はバスクラが映えていると思います。

CDで聴いていると、まだ他にも良い演奏はあるんじゃない?ってくらいの佳作な内容と言ってしまいますが、この演奏を生でライブで聴いていると満足度は結構高いと思います。

ベストは、7曲目でバスクラを堪能するってことで良いと思います。


Joris Roelofs Quartet "Live At The Bimhuis"(http://www.amazon.co.jp/dp/B005P4CCIO)

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