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切嗣が留守のアインツベルン城に、ライダーが乗り込んで来る。 警戒するセイバーだが、ライダーには戦う気などなく、酒を酌み交わしに来たのだと言う。 呆気にとられつつ、ライダーを城の中庭へと招き入れるセイバーたち。 聖杯戦争とは、聖杯を得るに相応しい者を見極める儀式。 だが、見極めるためだけに血を流す必要はない。 英霊同士、お互いの格に納得が出来れば、自ずとその答えは出るだろうと。 「それで、まずは私と格を競おうという分けか、ライダー」 そこに、アーチャーが現れる。 アーチャーを街で見かけたライダーが、声をかけたのだという。 ライダーから差し出された酒に不満を言うアーチャーは、ゲート・オブ・バビロンで酒を取り出す。 そして、極上の酒を酌み交わしながら、聖杯問答が始まる。 まずは、アーチャーの大望を問うライダー。 しかし、アーチャーには聖杯に求めることなどなく、ただ自分のものを取り返すだけだと。 世界の宝物は、どんなものであっても全て自分の物。 自分の物を盗もうという輩には、然るべき裁きを与えなければならないと。 次にセイバーが、ライダーの望みを聞く。 ライダーが聖杯に求めるのは、受肉すること。 一人の命としてこの世に存在し、その上で世界征服を目指す…それが自分の覇道だと。 「そんなものは、王の在り方ではない」 「では、貴様の懐の内、聞かせてもらおうか」 「私は、我が故郷の救済を願う」 「万能の願望機をもってして、ブリテンの滅びの運命を変える」 自らが歴史に刻んだ行いを否定する望みを訝るライダー。 そして、アーチャーは、故国に身命を捧げたと言うセイバーを笑い飛ばす。 「王たる者ならば、身を呈して収める国の繁栄を願うはず!」 「いいや、違う…王が捧げるのではない」 「国や民草が、その身命を王に捧げるのだ、断じてその逆では無い」 「何を…それは暴君の治世ではないか!?」 「然り、我らは暴君であるが故に、英雄だ」 「だがな、セイバー」 「自らの治世を、その結末を悔む王がいるとしたら、それはただの暗君だ」 自分の結末に何の悔いも無いのかと問うセイバーに、無いと答えるライダー。 自分の決断、臣下たちの生き様の果てにたどり着いた結末が滅びならば、それは必定。 痛み、涙を流すことはあっても、決して悔むことない。 まして、それを覆そうというのは、同じ時代を共に生きた者への侮辱に値すると。 だがセイバーは、力無きものを守るのは当然、正しき統制、正しき治世こそが王の本懐だと言う。 それでは、正しさの奴隷ではないかとライダーに、それでいいと答えるセイバー。 「そんな生き方は人ではない」 「王として国を治めるのなら、人の生き方など望めない」 王とは清濁を含め、人の臨界を極めた者。 そうであるからこそ、臣下は王を羨望し、王に魅せられる。 一人一人の民草の心に、我もまた王たらんと憧憬の火が灯ると。 セイバーの理想は、一度は国を救ったかもしれない。 だが、ただ救われただけの者たちが、どんな末路をたどったのかは、語るにも及ばないと。 「貴様は臣下を救うことばかりで、導くことはしなかった」 「王の欲の形を見せることなく、道を見失った臣下を捨て置き」 「ただ一人ですまし顔のまま、小奇麗な理想とやらを想い焦がれていただけよ」 「故に、貴様は生粋の王ではない」 「己のためではなく、人のための、王という偶像に縛られていただけの…」 「小娘に過ぎん」 突然、アサシンたちに包囲されるセイバーたち。 しかし、ライダーはそのアサシンたちをも、この宴に招き入れようとするが… 「これは宴の最後の問いだ…そも、王とは孤高なるや否や!?」 「王ならば、孤高であるしかない」 「ダメだな、全くもって分かっておらん」 「そんな貴様らには、余が今ここで真の王たる姿を見せつけてやらねばならないて」 気付くと、周りの景色が砂漠に変わっていた。 そして、どこからともなく大軍が現れる。 「見よ!我が無双の軍勢を」 「肉体は滅び、その魂は英霊として世界に召し上げられて、それでも尚、余に忠義する伝説の勇者たち」 「彼らとの絆こそ、我が至宝!我が王道!」 「イスカンダルたる我が誇る最強宝具“王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)”なり!!」 「王とは誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を指す言葉!」 「すべての勇者の羨望を束ね、 その道標として立つ者こそが王!」 「故に、王は孤高にあらず!」 「その偉志は、全ての臣民の志の総算たるが故に!!」 軍勢を率いて、アサシンたちを蹂躙するライダー。 「うおおおおおおお!!!」 「今宵はこの辺で、お開きとしようか」 「待て、ライダー!私はまだ…」 「貴様はもう黙っとけ」 「今宵は王が語らう宴だった…だがセイバー、余はもう貴様を王とは認めん」 「なあ小娘よ、いい加減にその痛ましき夢から覚めろ」 「さもなくば貴様は、いずれ英雄としての最低限の誇りさえも失う羽目になる」 「貴様の語る王という夢は、ようはそういう類の呪いだ」 「耳を傾ける必要はないぞ、セイバー」 「お前は正しい、己が信じる道を行くよい」 「人の身に余る王道を背負込み、苦しみ足掻くその苦悩、その葛藤…」 「慰み物としては、なかなかに上等だ」 「せいぜい励めよ、騎士王とやら」 「事によるとお前は、さらなる我が寵愛に値するかもな」 「セイバー…」 「思い出したのです」 「アーサー王は人の気持ちが分からないと言い残して、かつてキャメロットを去った騎士がいたことを」 「もしかしたら、あれは円卓に集まった騎士たちの誰もが抱いていた言葉なのかもしれません」 なんじゃ、この宝具はwwwww アサシンさんたちの立場がないじゃないですか…^^; 戦闘力は強めの兵隊さんくらいなのかもしれませんが、中には個性的な人たちもいましたから、この人たちは他のサーヴァントとも、そこそこ渡りあえるくらいは強いんでしょうね。 でも、これってアサシンさんたちくらいにしか使い道がなさそうですよね。 セイバーやギルさん辺りだと、平地で宝具を思いっきり使えるなら何とかなりそうですし。 ランサーなど個人戦しか出来ないサーヴァントに対して、イスカンダルさんがこの宝具を使うとは思えないし。 それにしても、イスカンダルさんらしい宝具でしたね!! 今回のセイバーさんは…フルボッコにされてしまいましたね^^; セイバーの言い分も分かるのですが、それは理想論であって現実として叶えられるものではないでしょうね。 それこそ、神くらいの力をもってすれば出来るのでしょうけど、それを人間が望むことは出来ないでしょうし。 あのギルさんでさえも、人の身に余る王道だと言っていましたからね。 それに、そんな理想を強いる王に、臣下は魅力を感じにくいでしょうし、面白味も感じないでしょうね。 やはり、王として魅力的で付き従いたくなるのは、イスカンダルさんの言うようなタイプですよ! 呼びだされた臣下たちも、楽しそうでしたしwww でも、セイバーには、きっと無理な道なんだろうな^^; 今までの行動を見ても、セイバーの行動は正義が最優先で、まさに“正しさの奴隷”状態。 王なる者の責任ばかりに気をとられ、自分を押し殺していますものね。 そして、それを己の使命だと思っていそうですし。 アサシンたちに勝利し、信頼のおける仲間たちと勝どきを上げるイスカンダルさんを見るセイバーが、なんだか羨ましそうに見えて、可哀そうになってきましたよ。 マスターである切嗣には完全にシカトされ、他のサーヴァントには自分のあり方を否定され… 今回の聖杯戦争のセイバーは、散々ですね^^; ◇今日のプチお気に入り!◇ 極上の酒まで用意してくれて、ギルさんも意外とノリノリでしたね! まあ、退屈しのぎに綺礼と酒を飲むくらいですから、この2人との宴を実はかなり楽しみにしていたのかも?w それにしても、セイバーも認める酒とは…飲んでみたい♪ ウェイバー君をにらむアイリさんに、何か感じるものがあったwww 自分も美人さんににらまれたい!(バカ |
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ギルさんがノリノリで糞ワロタwww
2011/12/11(日) 午後 6:04 [ エアトス ]
絶対に楽しみにしていましたよね!
そうでなければ、お酒はまだしも人数分の器を用意しないでしょうw
2011/12/11(日) 午後 9:46
静かな回だなーと思ったらあんなカオスな攻撃をライダーが出すとは、、、
っつうか、、、なんか今回全体的にセイバーさんの顔の作画がイマイチだった気がしました。斜めを向いてる時の鼻の位置がものすごく気になった。あとギルの目が妙に小さく感じた。どうも話に集中できませんでした。。。
2011/12/11(日) 午後 10:30
ギル様自ら酒を出した時は何事かと思った
そうえばアサシン何しに来たんだよ……
2011/12/11(日) 午後 11:51
>ヤスキーさん
酒を飲んでいたと思ったら、戦が始まってしまいましたねww
今回は作画監督さんの色が濃く出ていましたね…悪い意味で。
それに加えて雑な作画だったので、今までが良かっただけに残念。
話に集中したい回なのに、思わぬところで邪魔されちゃいましたよね^^;
2011/12/12(月) 午後 10:15
>ぽんこちさん
なかなか気前がいいですよね!
きっと、飲み会に誘われて、ご機嫌だったのでしょうw
酔っぱらったところを闇討ちしようとでも思ったのかな?w
2011/12/12(月) 午後 10:17
イスカンダルって現実の歴史では
部下にめっちゃ嫌われた
2019/6/19(水) 午前 0:17 [ な ]