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9.ペースメーカーの種類

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コメントいただいた方の型式の説明書があったので、参考に、リンクします。
自分の機種は時々見ますが、結構詳細に書いてあるので、なかなか、全部は読みませんけどね。
 

販売名

ユニファイ クアドラ
承認年月 平成24年2月
除細動機能付植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
 
一年前に承認された新しい機種のようですね。
CRT-Dはやはり大きいですね。縦長のようで、キズグチ自体は小さいようです。
 
 
セント・ジュード・メディカル株式会社の製品。
 
 
 

実は、本件、同様の質問を医療相談掲示板にしておりました。

札幌厚生病院循環器科 神田孝一は、本当に真面目に、一週間毎くらいに、まとめて回答いただけるので、本当に頼りさせていただいております。今回の回答は、以下の通りでした。
http://www.gik.gr.jp/cgi-bin/tbbs/bbs.cgi?action=vlog&mes=372
(掲示板で、公開されているので、引用可と判断し、以下に掲載します。)


「洞機能が保たれていれば生理的ペーシングとしてVDDがDDDに劣ることは
ほとんどありません。

特に若い方の場合には将来的な電極の追加の本数を考えるとVDDの方が
有利かとも思われます。

将来洞機能不全を合併した場合にのみDDDへの変更の可能性もありますが
洞機能不全でもVDDのみでペーシングしても極端に不利になる訳でもありません。」


因みに質問は、以下です。
「心臓の機能考えると、やはり、VDDでリード一本よりもDDDのほうがいい。
 あるいは、リード一本で、心室から心房に伝導することで、よくないことがあるとも聞くのですが、
データ見ると、VDDの方結構多いようなのですが、手術が簡単で、リード線一本ですむこと以外に、
積極的にVDDを選択する理由があるのでしょうか。
 
 また、現在VDDの場合、将来的にDDDに変更したほうがいいのでしょぅか。
また、その場合には、今のリードが駄目になったタイミング等に実施するのでしょうか。」


また、この前に、次の質問もしておりました。
「VDDとDDDでは、VDDの方が同じような設定では、電池消費量低いと思っていいのでしょうか。刺激だす場所の違いだけなので、同じような気がしますが、少しづつでも、差がでてくるものなのでしょうか。VDDはブロックで、洞結節が正常な前提ときいてますが、その分、電池も消費しないでいいのでしょうか。」

先生の回答は、以下の通りでした。
「VDDでは心房のペーシングはせずに心房のセンシングのみになりますので
消費電力は減ります。VDDではあなたの言う通り洞結節の機能が保たれている場合に
適応になります。」


本当に、どんな質問にも、真摯に答えていただけます。

ただ、今回は、ペースメーカーのモードの選択一つとっても、病院によって、先生によって
結構考え方の違いはあるんだなと感じました。


それぞれ、どれも、考え方は理解できるだけに、その患者さんにとって、何が重要で、ある項目に対するわずかな差をどこまで、気にするか、気にする必要があるかで、変わってくるんだろうなと思います。

ペースメーカー友の会の会誌「かていてる」で、よくでてくるオーダーメイドのペースメーカー。
今回、一般的な質問をしてしまったので、先生方も、それぞれの頭の中で、一般的なケースを想定して、
それぞれ回答いただいたのだと思います。この場を借りて、改めて、御礼申し上げます。

イメージ 1

最近は、DDDが主流と聞いてますが、何年か前の調査結果見ると、結構VDDの植込み例が多く、一本リードを使っているということだったので、その特長等を聞いてみました。

電池寿命 →定性的には、やはり、心房に刺激だす仕組みがない分だけ、電池消耗量は少ないとのこと。
        ただし、その差は、わずかだということです。
        横山先生は、下の回答で、どうしても、VDDが必要な場合は少なく、
トータルで考えるとDDDが望ましいといわれてます。

「VDDの方がDDDより、電池消耗量は少ないと思います。しかし、その差は微小なのでいつも、
DDDにすることをお勧めします。DDDにはVDDの作用もあります。
DDDにしておいたときP波が出現すれば、自動的にVDDとなります。VDDモードは必要ないと考えても結構です。
VDDがどうしても必要なのは稀であります。」


心拍出量の観点→DDDが望ましいそうです。
            一本リード挿入のほうが、二本よりも、簡単に実施できるというのが、採用の主な理由のようです。


「1本のリードでVDDモードを行うのは、電池を節約するためでなく、2本のリード挿入より、1本のリード挿入が簡単のためです。
1本のリード挿入でVDDモードを選択しているのは、世界的に見て、日本だけだといわれています。
外国のペースメーカー製造会社が1本用VDDリードを作っていても、そのほとんどは日本への輸出用だと伺っています。

なぜ1本のリードが悪いかと申しますと、心室期外収縮などが心室のリードを心室から心房に伝わって、心房を刺激するからです。
すなわち、心室が拍動してから、心房が拍動するのです。その刺激がすぐに心室に伝わり、またすぐに心房に伝わります。
これが心拍出量を少なくし、心不全の原因となっています。患者さんを元気にするには、心房と心室にそれぞれ独立したリードを挿入することが大切です。」


それでは、交換時にどうすべきか(DDDモードができる二本リードに替えるべきか。
           →まだ、先生の研究テーマと言われているので、病院毎に先生ごとに色んな意見があるのでしょうが、
            横山先生は、上の心拍出量を考慮すると、二本リードにして、DDDモードにすべきと考えておられるようです。


「VDDリードを1本入れたら、交換時もVDDかという質問ですが、これは小生の現在の研究テーマです。
答えは”VDD1本は良くない”ということです。
心房細動があれば心室に1本VDDリードを入れることは考えられますが、VVIにするほうが安全です。
心房細動がなければ心房と心室にそれぞれ1本のリードを入れるのが正解です。
洞不全症候群の患者に心室1本のリードを入れたら、必ず問題を起こします。
完全房室ブロックの患者に心室1本のリードを入れても同様の問題を起こします。
室房伝導とき、心室をぺーシングすると、刺激が心室から心房に伝わり患者の本来の心房の動きと競合します。
このため心房圧が上昇ると静脈還流が障害され心拍出量の減少をきたします。
 米国では裁判がおおいのですが、リードを1本しか入れないと裁判に負けるということです。小生はリードを必ず心房と心室に入れています。」


年齢によって、判断が変わってくるのでしょうか。(心拍出量の重要性も考慮して)

 →五歳以下は、もともと心筋リードで、中を通さないで、二本外からで、DDDを推奨。
 60歳以上なら、二本のリードをそれぞれ心房と心室に入れるのが、いいとの横山先生の見解でした。
 詰めきってませんが、60歳くらいの交換の時か、それ以前にリード交換のタイミングがきたら、二本リードのDDDに替えるってことになるのかなと理解しました。(今が心拍出量に問題ない前提ですが。)


「患者が5歳以下でしたら、心筋リードを奨めたいと思います。
心筋リードは長期間使用可能ですし、心房と心室に逢着すれば、DDDペーシングができます。
一方、60歳以上でしたら、2本のリードを心房と心室にそれぞれ、挿入るすることが良いと思います。
VDDの1本のリードが問題を生じやすい事を知らないドクターも沢山います。
VDD1本のリードをやめて、心房、心室の2本のリードに変更しますと患者の症状が著明に改善されます。
その理由について、小生は20年位前から述べていますが、最近は心エコーやドプラーがありますので、
効果の比較が簡単にできるようになっています。
電池消耗とは別のテーマになってしまいましたが、なるべく2本のリードを使用したほうが良いと思います。
そして、心内膜リードより心筋リードが優れていると小生は主張しています。」


この最後の心内膜リードと心筋リードの件は、別記事で。

追記
 上に出てくる横山先生は、ペースメーカーナビのサイト監修を担当しておられ、
 ペースメーカー相談室のアドバイザーをされている先生です。
 プロフィールは、こちら。http://www.pacemaker-navi.jp/profile/index.html

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遅くなりましたが、4/1に届いていた
ペースメーカー に関する Google ニュース アラートの記事で、
キントマさんが植え込んだ
「除細動器付き両心室ペースメーカー」について
結構詳しくまとめてありました。

図も入って大変わかりやすいので、リンクします。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20070330ik0b.htm
新聞系なので、いづれリンク切れると思いますが。(2007年3月30日 読売新聞)


昨年、主治医から、
除細動機能が付いた両心室ペースメーカーを植え込む臨床試験に参加するよう勧められたとのこと。
ペースメーカーと除細動器の二つを植え込むと、体に負担になり、機械の誤作動の危険もある。一つで二つの機能が果たせる方が望ましい」といわれたとか。


これで、思い出しましたが、ちょっと古いH13.14年頃の「かていてる」読んでると、ペースメーカーとICDの両方を入れている方の例や、友の会の取扱等の話がでてましたよね。
段々と進歩してきてますよね。


追記
 ICDの認定施設って、そう多くはないんですね。大分なんかは一つ。全国で認定施設数:267
 ペースメーカー協議会のホームページに載ってますが、うちの市内には、三箇所。
 いつも通っている病院は、入っていませんでした。

今まで、あまり勉強してなかった小児用のペースメーカーについて
あらためて、ペースメーカーナビにて、勉強してみました。
http://www.pacemaker-navi.jp/child/index.html#06

横山先生のコメントが、随所に入っていて、目を引くし、力強いページになってます。
Q&A原案作成もとは、神奈川県立こども医療センター心臓血管外科部長、麻生俊英先生とのことで、
非常にわかりやすく、ご両親が読むことを考えて書いてある感じがします。

本質では、ありませんが、
SSI式というのを初めてみました。Sはシングルなんでしょうが、
  AAIや VVI をまとめて呼ぶ呼び方なんですね。

子供の場合には、脈拍が多いので、電池寿命が短い等々、色々と制約もあるんですね。
また、身体が小さいことで、合併症への配慮が必要で、心筋に外側からリードをつけるほうが
ベースというのも、初めて理解しました。

追記
 大人用のページは、メーカーのページでもあるので、携帯電話等についても、一般的な表現しか
 載せてませんが、子供たちの親に正しく理解してもらうために、最新の情報で、個人的な表現
 使ったつっこんだコメントを横山先生、載せられてます。(この通りだと思うのですが、なかなか
 ここまで、書かれた文章は、初めてみました。)

 横山先生:コメント Q16の項目をご参照ください。
 要点だけ抜くと、「現在のペースメーカーは携帯と関係ありません。」と。
 「現在のペースメーカーは、リードが本体に接続される部分に高周波を除くフィルターが入っていて
  携帯の電波がペースメーカー本体の中に入らないようになっています。」
  昔の一部のペースメーカーが22cm安全距離必要ってことを頭につけてあります。

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