走行距離は既に36000キロを超え、いつのまにか前回のオイル交換時より4000キロも走ってしまいました。
ブレーキの方も前回確認したときにだいぶ残りが少なくなっていましたが、もう限界でしょうね。
で、オイル交換と平行してブレーキパッドの交換です。
クルマをジャッキアップしてフロントホイールを取り外し。
油圧ジャッキとウマはferrarista氏の秘密基地に持って行ってしまったので、車載の頼りないジャッキにて作業です。
ブレーキパッドの残量を確認すると...

残り3mmくらいでしょうか、そろそろヤバかったところです。
先ず、パッドを固定しているリテーナーピンを抜きます。

ポンチのような尖ったものをキャリパーに刺さっているピンの先端に当てて、プラハンマーで丁寧に打ち抜きます。
画像で見るとわかりますが、パッドのベース部分が真ん中の押さえ金具に接触していて、これ以上は踏めない状態...ギリギリセーフでした。
ということは、ローターの方もそろそろ限界?
また、ピストンの廻りに付いているダストシールがちゃんと嵌っていなかったらしく、変形してビロ〜ンとしています。
それではダストシールの意味が無い...
いずれにしても、また課題が見つけてしまいました。
ピンを抜いたらパッドは引き出せますが、新しいパッドを収めるためにはピストンを押し込んでおかなければいけません。

専用工具があれば良いのですが、私の場合は古いパッドを当てたままウォーターポンププライヤーでギュゥ〜〜〜ってゆっくり且つ目いっぱい押し込んでやります。
ピストンを押し込んでやったらブレーキクリーナーでダストシール廻りや外したピンなどをきれいにしておきましょう。
その時、念のためブレーキフルードリザーバーを確認しておきましょう。

ピストンを押し込んだ分だけリザーバーにフルードが戻ってきますので、途中で継ぎ足しなどをしていた場合は確実に溢れます!
こぼれたフルードが塗装にかかると、塗装を傷めますよ!
新旧のパッドを比較するとこんな感じ。

前回のパッド交換時から約3万キロ。
ガンガン走り回ったわりには良くもったほうでしょう(笑
見比べて気づいたのですが、新しいパッドの方が元のパッドより若干面積が広い?
ということは良く効くってことなのかな〜(喜
ピストンの当たる部分にブレーキグリスを塗り、ピストン廻りのダストカバーの噛み込みに注意してパッドを収めます。

おっとその前に、パッドの角を軽く面取りしておきます。
こうすることで初期の当たりが良くなり、パッドとローターの馴染み易くなるんです。
ブレーキグリスは、鳴き止めとしてパッドのベース部分と押さえプレートが接触する部分、プレートとピンが接触する部分にも塗っておきましょう。
くれぐれもパッド側やローターには塗らないように!
パッドを収めたら押さえプレートと固定ピンを戻して終わり。

交換前と比べると明らかに違いますねぇ〜。
ローター側から見てもこんなに違います。

ローターと密着していないように見えるのは...
これは、この時点では良いのです。
この後タイヤを付けてジャッキを下ろし、それからブレーキペダルを数回ポンピングしながら踏んであげるとパッドとローターが密着します。
念のためこの時点でブレーキフルードリザーバーの残量を確認しておきましょう。
ジャッキアップしている間にエンジンオイルもチャッチャと交換し、エンジンを暖気していよいよ試走です。
走り始めはパッドとローターが馴染んでいないので効きが悪いです。
というか、効きません!
しばらくは低速で長い制動距離をとって馴染ませ、距離にして100キロくらいまでは速度も抑えてゆっくりとしたブレーキングを心掛けます。
始めのうちにちゃんと馴染ませておかないと、偏磨耗が起きたりしてパッドの寿命を減らすどころか制動能力が低下してしまいます。
また、パッドに焼きが入っていないうちに高速運転時の急制動や下り坂を攻めるだなんてことは厳禁!
パッドが馴染んできたら高速道路で速度100キロくらいから長い時間ブレーキペダルを踏むようにして止まるとパッドに焼きが入ってきます。
こうすることで対フェード性が向上。
何事も初めが肝心ですね!
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