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親父が遺していたブツの中に、こんなものも...
とりあえず、諸々保管。
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Other Cars
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日英自動車ではアメ車(ポンティアック)も扱っていた。
当時小学生だった自分は、これよりも前の、70年代前半のトランザムに憧れていて、よく絵を描いていたのを覚えている。
「いつかはトランザムに乗りたい」なんて思いながら、絵を描いたりプラモデルを作ったりしていた。
その頃といえば、ちょうどスーパーカーブームのあたり。
巷では「カウンタックがぁ...」とか、「ロータスヨーロッパがぁ...」とかが話題に上がっていたけど、自分はどちらかといえばトランザムへの憧れが強かったかな。
当時の実家のクルマはMG1100
外車だったけど
小っちゃくて
弱っちい感じで
古いし
本革シートはヒビだらけで、その匂いが嫌だったり...
スーパーカーブームのさなか、ウェッジシェイプとは程遠いMGは、幼少時の自分には決して「乗りたいクルマ」では無かった。
それに比べて、アメ車の迫力は何とも言えず、かといってスーパーカーのように遠い存在でもない。(親父の会社で間近に見ることが出来たから)
そんな自分の思いを知っていたかどうかはわからないが、
自分が免許を取るころには、実家のクルマはアメ車に変わっていた。
恐らく1980年頃のモデルだと思う。
一緒に写っている親父は... ちょうど今の自分の歳の頃だと思う。
免許を取ったばかりの自分は、当時この車を借りて、初心者マークを付けて乗り回していた。
全長約5ⅿ、幅約1.8ⅿ、もちろん左ハンドル、
それでも角ばった顔の角の出っ張りが車幅感覚の目安にもなり、対向車はそれなりに避けてくれたりしていたので、運転しやすかったと思う。
ちなみにこのクルマ...
ある日バイト先の先輩から「新車が納車されるので、みんなでドライブに行こう」って誘われて、
つるんで走ることになった。
先輩の買った車は、当時出たばかりのスカイラインGTS−R (R31)
納車された翌日、「慣らし運転だからのんびりと行こうぜ」なんて言いながらも、それなりのスピードで先導する先輩。
それに対して、一応5Lのトルクフルなアメ車は、とりあえずスタートダッシュならついて行く。
「そろそろ帰ろうか」って時に、交差点の手前で先輩のクルマを追い越しちまった。
信号が青に変わったとき、先輩の猛追を振り切るべく、ドラッグスタートを決め込んだのだが、所詮図体のデカいアメ車。
先輩のクルマのライトがみるみる近づいたと思ったら次の瞬間!
ドォン!
キュルルルル...ガッシャァァァン!
慣らし運転中だっちゅうのに、抜かれたことに熱くなった先輩は、
フル加速しながら追い抜こうとし、
同時にドッカンターボのフルパワーに車体が振られて、
アメ車の横に突っ込んだ。
さらにぶつかった反動で対向車線側に振られて横滑りし、
そのまま道路反対側の歩道に乗り上げ、
擁壁にぶつかって止まった。
こっちはといえば、ぶつけられた時の衝撃は大きかったが、振られることなくフルブレーキング。
急いで先輩のクルマに駆け寄ると、
ラジエターからもうもうと湯気を上げて、
前がつぶれてサイドもベコベコ、
歩道の上でカメさん状態になりながら、
タイヤも外れかかった車の運転席で、キョトンとした先輩の顔。
次の瞬間、ギヤをバックに入れて動かそうとする先輩に
「やめろ!やめろ!」と言いながら、キーを抜いて取り上げた。
幸いにも先輩と同乗者には大したケガもなかったが、あと10ⅿも滑ったらそこには電柱が!
危なかった!
改めて、自分のクルマを振り返って見ると、
右面のドアがべっこり!
あ〜ぁ...
先輩のクルマは、
当然のことながら廃車。
納車から半日くらいしか経っていないのにですよ!
こちらのクルマは修理すれば治りそうなもんだったが...
玉数の無いアメ車ゆえにパーツが無く、修理代も相応にかかるとのこと。
もちろん親父にはこっぴどく叱られたが、
なんでも、この車を欲しがっていた方がいたらしく、売却予定だったのをお断りし、処分することになったらしい。
その話を後で聞かされて、そのことが余計にきつかった。
といった具合に、アメ車には苦い思い出があるのでした。
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実家の整理をしていたら、こんなものが出てきた。
昨年亡くなった親父が、日英自動車にいた時のものだが...
保管状態はあまり良くない。
だけど、当時の資料として、今となっては貴重なものなんじゃないかと思われ...
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ここ何年もまともに取っていなかった冬期休暇が一昨日から強制的に始まり、これまで余裕が無くて会社が変わったことを報告しに行くことが出来なかった私的な知り合いに会いに行くことにした。 目的地は杉並区。 電車で行くこともできるが、私の住んでいる東戸塚からだと少々遠回りになる。 せっかくなので、最近動かしていなかったSJ10を出動させてあげることにした。 クルマ的にはもっとまわしても大丈夫そう... 80キロ巡航でもほとんどアクセルは開けていないし、踏めばまだまだ加速していく感じ。 でも、そこはやはり借り物、無理はいけません。 今まではジュリアで最右車線をハイウェースターよろしく他車を抜きまくって走っていたのに、このSJ10ではほとんど全ての車に抜かれまくりました(笑 でもまぁそれを承知で走ってりゃ何てことありません。 赤帽の軽トラに抜かれたってバスに煽られたって知らん振り。 だってこれ以上出せないんだもん! まぁそんなこんなであいさつ回りも無事終えることが出来ました。 で、本題はって言うと、このSJ10のエンジン(LJ50)って意外と満遍なくトルクがあって扱いやすいなぁと感じたこと。 街中では、アイドリングで繋いだらさすがにしんどいけど、低回転からスムーズに吹け上がっていくし、高回転まで引っ張ってもトルクが薄れる感じがあまりしないのでとても楽チン。 50キロ以上なら4速でどこからでも加速していくし、80キロ超えたってまだまだ加速する感じがするから本当はもっと速く走っても大丈夫なのでしょう! 何しろその回転の上がり方が実にスムーズ。 ジュリアのようなエンジンはトルクバンドが明確で顕著な盛り上がりがあるのですが、SJ10に乗っているうえでは顕著なトルクの盛り上がりはあまり感じられず、モーターの如く滑らかに回転が上がっていく感じ。 また、低回転からトルクのあるディーゼル車や低回転型4スト車は高回転まで引っ張ると顕著にトルクが薄れるが、SJ10の場合はかなり高回転まで引っ張ってもトルクが薄れる感じがしない。 何というか、多気筒ツインカムエンジン乗用車の軽量小型バージョンって感じ。 これはきっと2ストエンジンならではの特性なんじゃないかと思い、ちょっと調べてみた。 【エンジン】LJ50型 エンジン型式 : 2ストローク3気筒水冷 内径×行程 [mm] : 61.0×61.5 総排気量 [cc] 539 圧縮比 : 6.2 最高出力 [PS/rpm] : 26/4500 最大トルク [kgm/rpm] : 5.3/3000 そもそも、2ストと4ストの違いって何でしょう? わかりやすく図解すると、SJ10のエンジンはこんな感じ。 2サイクルエンジンに関する詳しい説明はこちらへ(動画フラッシュ解説付) 4スト車で見慣れたカムやバルブ、オイルパンといったものは見当たらず、至ってシンプルな造りですね。 オイルはというと、クランクケース内に直接吸入される混合気に混合して供給するのでオイルパンはいらないんですね(一緒に燃やしてしまうので供給し続けるために別にオイルタンクが必要ですけど)。 また、クランク内に吸入される混合気が燃焼室に送り込まれる際に1次圧縮されますが、その圧縮気がキャブに戻ることを防ぐためにクランクケース側にリードバルブという板状の弁が付いています。 これが唯一インテークバルブの代わりってことになるのでしょうね。 ※こちらのサイトから画像をお借りしました。 これに対して、ジュリアのような4スト(DOHCエンジン)はこんな感じ。 4サイクルエンジンに関する詳しい説明はこちらへ(動画フラッシュ解説付) 2ストに比べて当然機構は複雑ですしそれに伴いエンジンも重くなる... でも、一つ一つの行程できめ細かな役割分担が行なわれるので、燃焼効率は格段に良いです。 簡単にまとめると、2ストはエンジン1回転につき1回の燃焼があり、4ストはエンジン2回転につき1回の燃焼が有るってこと。 同じ排気量のエンジンならば、4ストの倍の燃焼が行なわれる2ストの方がパワーが出るってことは理屈のうえではわかりやすいですね。 でも、実際は燃焼効率は4ストの方が良く単気筒ごとのパワーは4ストの方が高いので、いちがいに2ストの方が高出力とは言い切れないのです。 ただし、小排気量3気筒エンジンという状況では、燃焼間隔のばらつきから低回転ではトルクが少ないため、回転毎に燃焼が行われる2ストの方が滑らかに吹け上がるのですね。 いうなれば、4スト6気筒車並みの滑らかさって感じでしょうか。 ゆえにオフロードのようなデリケートな路面状況では2スト車のほうが有利なのでしょう。 実際に走ってみて感じた滑らかさはこの感覚だったのでしょうね。 ただし、パンチが感じられないのは燃焼効率の悪さゆえの致しかたなさなのでしょう。 一般的に2スト車は「燃費が悪い」とか「空気を汚す」とか言われて徐々に世間から排除されつつありますが、燃焼効率については技術の革新と共に改善可能なことと思われますし、空気を汚す原因のひとつであるNOxについては2スト車の方が排出量が少ないようです。 似たような話では、二酸化炭素の排出量はガソリンエンジンよりもディーゼルエンジンのほうが少ないんですね。 ゆえにヨーロッパ諸国ではディーゼルエンジンによる低燃費低公害型のエンジンの開発が盛んなようです。 実際に扱いきれないほどのハイパワーのエンジンを載せ、不必要なまでに快適装備を満載して重たくなってきた、商業ベースでは先陣を切って発展してきたいわゆるハイソカーといわれる人気のあった大型高級車たち。 なんでも付いていてどんなステージでも快適で...一台で何役でもこなせて本当は一番楽しいはずなのに、しかし何故だか若者のクルマ離れは進む一方... 環境問題が叫ばれる中で、大排気量ゆえに避けられないCO2やNOxの大量排出による環境汚染、車重の重さから来る燃費悪化や運動性能の低下、これらに加えて昨今の原油高騰でいまひとつパッとしなくなる時代になっていくことでしょう。 ハイブリッドカーや代替燃料、そういった新技術ももちろん大切なことですが、そんな時代だからこそこれまで排他の目にさらされてきた2ストやディーゼルをあらためて見直し、高効率・低公害のこれからの時代に合った技術革新があったら、クルマというものがもっといろんな視点で末永く楽しめるんじゃないかなぁと思う今日この頃です。 ジュリアに乗っていた時も思いましたが、先人たちが築いてきた技術をちゃんと見直し、個々の感性に訴えかける「素」の楽しさをきちっと見極める、そういうことがクルマを楽しむことじゃないかと。 それがデザインであったり、パワーであったり、扱いやすさであったり快適さだったり... 目的意識もはっきりしていて、不要をあえて付加せず必要を極めることでより「素」の部分を際立たせる...
2ストのジムニーって、そういった「素」の部分がちゃんとあるクルマだから、やっぱり楽しいはずですわ! |




