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どの部分かと申しますと、まずは1990年12月の発行の芸術新潮のブラックミュージアムと言うページです。
痛い目に合わない為に、代表的な物を買っているが、それが溜まって来て贋作博物館になったと言う話
で著者が興味津々でそのミュージアムに訪れると言う所から話が始まります。
この中で単純で面白いのがワインのボトル〜勿論中身は入っていますよ!
このワインは、川から拾ってきたボトルに安物ワインを詰めてサザビーズに持ち込んでいました。
4本目を持ち込んだ後、瓶詰め用のワインをスーパーで買っている所を逮捕されました。
二番目が、中国製の古代の青銅器、偽物の中では永遠の4番バッターです。
これは、最初の写真の淡交(昭和38年発行)にも詳しく取り上げられています。
アメリカの権威のある博物館にある、銅器は偽物だから取り下げて欲しいと言うことが書かれています。
チャンと贋作者まで書きこまれていて、なんとなく楽しんでいる様にも見えるとか(笑)
博物館に有る偽物、そして書物にも偽物が載ります。
これを見たアマチャのみならずプロまでが、本物と信じて偽物を買うんですね。
博物館の物まで偽物でしたら、いったい何を信じていいのやら?
この国の偽物作りの歴史は凄い!何とて親子三代で作ります。
お爺さんの作った物を孫が売って生活し、その孫は、自分の孫の為に偽物を作る〜見方をかえれば
日本ではとても真似ができない芸術と言えると思います。
左のページに行きます。
この絵はちょっと面白いです!
なんで偽物を権威あるオークションが売りに出すの!
そんな疑問が飛び出ますが、そこらじゅうにある偽物では無い!
これを書いたのは、ファン・メ―ヘレンです。
書かれた所は、刑務所の一角で大勢の監視人の元で自分がフェルメールの贋作者である証明
の為に泣く泣く書いたんですね。
何故、自分が偽作者だと証明しなければ成らなかったか!
これには大きな訳があります。
二次世界大戦が終わって、戦争裁判が始まりました。
メ―ヘレンが国のお宝、フエルメールの絵をナチスのゲーリングに売った罪で逮捕されます。
これは大罪で、極刑になりますね。
そこでメ―ヘレンは、自分が売った絵はフエルメールではなく、自分が書いた絵だと言いますが、誰も
信用しません!
そこで注目の的となり〜関係者を集めて、その中で書きあげました。
早くしろと言うから、この様な不細工な絵になってしまったが、ゆとりを持って書ければもっと良いものに
成ったのにと本人は悔しがったみたいです。
この辺りをもっと詳しく説明しているのが、最初の淡交の増刊号「古美術官邸読本」です。
鑑定=偽物と言ってもいいくらいなんですが、全編〜偽物で固めた面白い!夢中になる本です。
一寸ページをめくってみますね!
勿論極刑に成るわけですから、お宝で無い事を証明しなければなりません!
そこで、自分で書いた絵を売ったと言うんですが、だれも信用しません!
それで作者しか知らないことを証拠とあげたのが、左の美術館に有ったフエルメールの作品です。
この人の書いた偽物は、並大抵ではないです。
まずフエルメールの時代の安い絵を探してきて、この元絵をスリ落とし、当時の絵具で書きあげて行きます。
ヒビを付けてみたり随分と細工をするんですが、最大の特徴は同じ絵を書かない事にあります。
全然別の絵をフェルメールの癖で描き、新発見と言う絵を作り上げるんですね。
此処が並みの偽作家とは違う所なんです。
そして、フエルメール間違いなしの権威者の鑑定がついて博物館におさめられるんですから、そのあと
絵は一人歩きしてメ―ヘレンが自分が書いたと言っても信用されません。
さて、この絵ですが、左がオリジナルで右がX線検査の結果なんです。
小さなマス目の中にはこの作家の同手の本物の絵があります。
つまり贋フエルメールは、売れない画家の絵の上に書かれた物だったんですね。
そして、この絵は権威者が寄ってたかって長い鑑定の結果、偽物とされました。
所が、これで一件落着とは行きませんでした。
興味のある方は読んでみてください!
次は、自分が書いたと言う事を証明しなければなりません!
そして書きあげたのが、サザビールのオークションの画となります。
これで、ゲーリングに売った画も彼の作となりました。
ナチを騙したと言うことで、国賊から一気に英雄です。
1990年にメ―ヘレンが作った贋作としてオークションにかけられます。
(3枚目の写真が、その時の物です)
此処まで来ますと、その後、どうなったかと気に成りますね(笑)
ネットで追跡をしてみました。
1990年、この年にpaton夫婦が購入
1996年に、今度はクリスチーズオークションにかけられ、1999年にもう一度
でて、その時の落札金額が三百九十万円です。
人気も有ればストーリーも有りますので、今世に出ればもっと行くだろうと言うことです。
昭和31年の随筆ですが、偽物展を見に行って、大物贋作家に偉く感動しているんですね。
約3/4ページ弱をメ―ヘレンで埋め尽くしています。
美術・骨董に関しては辛口の小林さんですが、随分と感心していることが文書を通じてわかります。
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偽物・残念物・?物
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「日本人は信楽に始まり李朝で終わる」
天にも登りそうな良い言葉ですね。
そして、「日本人は信楽と李朝で死ねる」ともいわれます。
出品者はダイヤモンドマーク〜評価も悪くはない!
おまけに〜コメントが「ありがとうございました〜」とのオンパレード!
値段も安い〜まあいいかと一杯気分で気分で入札してしまいました。
なぜ日本人は李朝が好きなんでしょうか?
これ今だにわかりません?!
まずは「五千年文化」〜コリャ凄い!
中国じゃないよ、この国は韓国だ!
最近の中国のサイトに面白い投稿がありました!
アジア人のルーツはと日・中・韓の人に尋ねました。
答え:日本人は中国にあると答えました。
次に中国人に尋ねると、ニコニコして答えません(だいぶサバを読んでいるみたい?マア良いか)
韓国人は、高麗人だと答えるみたいです。
タイトルの5千年文化を見て、中国での投稿がまんざら冗談で無いように思えてきました。
「パリパリハセヨト」という言葉〜最近の船の事故でよく耳にしますね。
韓国に居れば〜日常挨拶の次によく聞く言葉です。
「早くしろ」と言う意味ですが、なんでも早い!現状を飛び超えて行動を起こすのが、この国の習慣です。
この本は1996年発行の骨董雑誌です。
88年のソウルオリンピック〜一般庶民が海外旅行を出来るようになったのが前前年の86年頃〜だったと思います。
この頃は〜凄い勢いで韓国が成長していた頃でした。
韓国の骨董商が日本に買い付けにやって来て、高麗・李朝の品を買い占めました。
当然〜ドンドン値上がりします。
そして優品だけ本国に持ち込み〜駄品は日本で売ったみたい!
値が上がった後ですので随分と面白かったでしょうね(笑)
そして10年後に、こんな本まで出してしまいました。
全200ページ〜凄いボリュームです。
日本の骨董雑誌はゆっくりと進んでいるんですが、韓国は早い!
一足飛びに、此処まで行くんですね。
そして、ほとんどの物に値段が付いているんです。
日本では、20年前に、此処までの雑誌は無かったような気がします。
記載された、古陶の多さは並みでは無いです。
さすがは本家と言いたいのですが、お値段は〜眼の球が飛び出るほどなんですね。
これ全部、分院の小さな水滴なんです。
分院とは李王朝朝鮮の官窯で、望まれて市販もしていたみたいです。
この中で一番お値段の高いものは分かりますか?
答:鶏の水滴〜お値段は5500万ウオン!
何でも鑑定団の先生たちも吃驚のお値段です。
最初の写真の水滴に似たレベルの水滴を○で囲ってみました。
これでも150万ウオンです。
オオ可愛いカエルと思ったら、3000万ウオンときました。
水滴の中で2番目に高い値段です。
付録で値段表も添付します。最初から二枚目の写真に換算表を添付しています。
厚顔のpadaですが、円に直してUPする度胸はありません!
参考程度に、程ほどが良いですね。
間違いのないのは水滴のランク付けです。
良いものは、良い!これはハッキリしているみたいに思います。
これから行きますと、最初のヤフオクの数千円は、いかにお安いか!
(以前の投稿画像です)
骨董市の李朝専門店で売られていた分院の水滴です。イヤ〜さすが、貫禄が違います。
並べてみれば圧倒的に違いますね。
素地の色から〜染付のゴスの色まで全然違います。
分院は洗練された土を使いゴスも発色が良いです。
左の染付〜いかにも品が良くありませんし、足に見える土にも差が有ります。
金の字なんか〜いかにも自信がなさそう!
此処まで来たら、偽物よ!かんねんしろと言いたいです。
(右はたぶん本物?水滴が笑っているかも知れませんが??)
(以前投稿画像です)
ついでに骨董市で売られていた偽物をUPします。下側の店で〜本物ですかと聞いたら近年の物ですと返事が返ってきました。
これでも1万近い値札がついていましたよ!
しかし、偽物を持って天国には行きたくないですよね!
分院の水滴に何故三山風景が多いかの説明が書かれています。
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珍品の16世紀頃の紅安南茶碗です。
この頃の染付は多いですが、紅安南はやたらと有るものではありません!
安南とは中国領で有った頃の地名でフランス領、そしてベトナムと名前が変わってきます。
この国は当然ながら、明の影響が強いのですが、端正な明の焼き物に比べてリラックスした
所が有り、昔から茶方から人気が有ったみたいです。
発掘品でしょうね?
割れていて、地肌も汚い、それに加えて色が随分と剥げています。
この紅安南インドネシアで入手しました。
インドネシアは何故か、自国製の陶磁器が見当たりません、中国・タイ・安南そして日本からの
輸入でまかなっていたみたいです。
昔は使用後、細かい砂で洗っていたみたいで、紅安南には釉薬の剥げたものがほとんどと
本に書かれていました。
高台は砂高台、その昔は窯内部の敷き板の上に小さな砂を巻き、この上に陶磁器を
置いて焼いていました。
李朝の民窯&官窯の区別は砂の品質によっても出来ます。
これで行くと、この茶碗、民窯の雑器ですね。
白磁の部分、少し汚れが有りますが、汚れを取りますと、良い感じになりそうです。
汚れを取って、金直しをすれば、立派な茶碗になりそうで、直しの前にお風呂にいれてさっぱりします。
風呂は鍋で間に合わせ、水を入れ、茶碗を入れて温めます。
古陶磁器は熱めの、そして長湯が大好き!
グラグラと、湯を沸かし、沸騰させて400年の垢を取ります。
出たり入ったり、健康ランドの様に繰り返し、石鹸で入念に身体を洗い、シャワーをして
タオルで拭きました。
アレレーまさか!夢ですか??
15年ほど前、この時、紅安南を3個買いました。
あとの2点は、交合&小茶碗です。
35年も骨董屋をやっている主人に見せますと、ものすごく欲しがり2点は、古伊万里と変えました。
取り換えた交合と茶碗は、すぐ売れたそうで、やはり見る目が有ったかと一安心です。
骨董は、①見つけて楽しみ、②買って楽しみ、③調べて楽しみ、④そして売って楽しむ!
この様に聞いています。
最後の④の部分は、自分の目が試される所です。
この時は合格と、満足感に浸りました。
その後も、この骨董屋さんとは仲良く付き合っています。
時々、その時、手放した紅安南を思い出しますが、同類の兄弟であったか?
他人だったか?
今は知るすべも有りません。
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昨年の暮れ、押し入れを掃除していて出てきたコンプラドール瓶です。
可哀そうに天袋の隅の日頃、目につかない所にありました。
これを手に入れたのは、20年近く前、千葉に住んでいた頃で、休みの度に東京に出て骨董市
巡りをしていました。
有る日、川越の骨董市に行きました。
机を一つ置いてた小さな店が有り、店主は愛想良く、サラリーマン風の営業マンタイプ、とても
骨董屋さんには見えません!その上、紺色の綿のエプロンをしているんですね!
品物は僅か2〜3点、その中にこれが有りました。
兄さん、これ本物と聞くと、答えは無無〜、なんとか、かんとか値切って買って帰りました。
しかし、帰ってからみて見ますと、何処から見ても貫禄がありません!
勿論風格もありません!
陶芸家の巨匠、加藤陶九朗さんが随筆でコンプラドール瓶を取り上げていました。
「最近の若者に何処に行くのかと聞いたら、コンプラドール展を見に行くと行った
何処が良いのか?さっぱりわからん?」そのような内容で有ったと思います。
コンプラドールとはオランダ語で略してCPD、仲買人の意味です。 醤油瓶と、酒瓶があって、書かれている単語が違います。
この瓶は醤油瓶です。
つまり、江戸の後半から醤油や酒を入れて輸出した中身の抜けた容器が、数十倍以上の高値
になって日本に里帰りする人気商品になってしまいました。
それから数年後、泣く子も黙る!名品?いや迷品として図録に載っているのを見つけました。
96年に発行されました、「やきもの真贋鑑定」の本150ページで2200円です。
「はじめに」と言う部分に面白い事が書かれています。
室町時代の、お伽草子の中に「つくも神」と言う神があり、「つくも」とは99と言うことで、
器物は100年経つと人を魅了する妖怪に生まれ変わるらしいです。
今出来の偽物には何の魅力も無いよと言っているようです。
偽物でも100年経てば倣と言う名前がついて、それなりの価値を持つ物もありますね!
この本のページをめくりますとオオー素晴らしい記事が有りました。
右から順番に江戸、明治そして左の現代となります。
右端の江戸時代製は九州の波佐見産で、胎土が白く、アルファベットも手書きです。
明治は、少し青みを持った胎土で印判ですね!おそらく裏にはCPDとスタンプが有ると
思います。
左に1ページふんだんに使った迷品が有ります。
チョイと比べて見ます。
図録のコンプラドール瓶とピッタリです。
大きさ形、アルファベットの位置関係全くそっくり!!
解説によりますとコンプラドール瓶は現在も高級醤油の入れ物として作られています。
形も本物に比べてだらしなく、染付の発色も渋く似せていますが新しい物です。
この瓶本物よ!と言って売ったら偽物になるんですが。売主は無無と言ったので偽物には
ならないですよね!
本物のお値段は、この頃の一番高い時で江戸の瓶25万、明治18万していました。
100分の1に近い値段で本物が有る筈がないですよね!
おまけを一つ
本物が僅かで、偽物がほとんどが、この班唐津のぐい飲みとか!
この本では有りませんが別の本に書かれていました。
この手の、唐津の「立ちぐい飲み」完品なら本物は100に1つらしいです。
ですから、偽物を作って適当に割って、金継ぎして本物に見せかけます。
ただ呼続にはあまり偽物は無いと思いますが?
大量のサイズの違った破片と、膨大な時間がかかります、将来、この手の偽物が出てくるかも
しれませんね! |
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場所は中国深浅...香港から少し地下鉄に乗っておりて、昔の国境沿いの小さなドブ川を渡ります。 出た所が、中国のドデカイビル、その地下に中国銀行のATMがありますが、 此処から100元の偽札が出てきました。 この運の悪かった男!私の隣職場の後輩、26歳のシングルT君です。 一般論ですが、ATMから偽札が出てきて気がついて提訴、銀行がまだ敗訴したことは無いようです。 銀行側の言い分は、機械と人によって二重にチエックしているとのこと、 ATMの中に偽札はないとの。言い分です。 その持っている偽札がそのATMから出てきたとの証明が出来なければ勝ち目はありません。 T君がATMから降ろしたお金は100元札15枚、 結果的にはこのなかに7枚の偽札がありました。 もちろん典型的な島国ボンボンのお坊ちゃま君、 まさか自分が贋札の被害にあっているとは知りませんでした。 受け取りを拒否されて始めて偽札と分かりましたが、じゃあ既に使った8枚の100元は本物だったか?すでにつかってしまった為、わかりません! 受け取り拒否されて、銀行に行き、警察に行き、一生懸命戦いましたが、結局はスゴスゴと日本に帰ってきました。 本人はこれらが、偽札として納得していまして本物片手に、見分け方を研究しましたが、さっぱりわからなかったそうです。 T君は、さすがは中国、日本だったら没収されるのに中国にはその規則は無いと納得していましたが ちゃんと、中国にも没収する規則はあるみたいです。 中国側も訳もわからず喚く!日本人を相手にするより、知らぬ顔でいたた方が楽チンだったのでしょう?という事で、この偽札運良く手元にのこりました。 T君が納得した偽札6枚です。家の外と内で写真を撮っていますので一部ダブっています。 普通本物、偽物と並べて比べて写真を撮るんですが、現物を見ても分からないのに 写真でわかるはずは無いですね! 此れなら上下を比べて見たらわかります。 2枚だけ見た、有る中国通の人は、此れは珍品中の珍品、エラー札だと言いました。 T君は、この決定的な偽札と本物を比べて、随分と睨めっこしたけど決定的ではなかったようです。 例えば、札を持ってピンピンと指で弾くとか、札を振ると風を切るときの音が違うとか? (クリックすれば、より見やすいです) 偽札の表と裏です。 5年前のピン札ですが、中国は毎年摺っている訳ではないそうで、10年前のピン札が結構出てきます。 これは判断基準になりません! 肉眼では見えないマイクロ文字もしっかり入っています。 盲人用の凸凹印刷、立体印刷もばっちり指の感覚は真贋同じ。 写真で見える範囲は少ないんですが、例えば透かしの部分、毛沢東がバッチリです。 耳の上側の2重丸の部分を見てください。赤と緑がばっちり合っているでしょう! これ昔の穴あき古銭のマークですが、表裏を通してみた時、下手な偽札は色が重なるそうですが、 これは素晴らしい!最高品質の偽札です。 下側の写真は本物の部分です、全く一緒ですね! 上本物、下偽札 これネットから引っ張り出したものです。 かなり流通していたものでしょうか? 中国は偽物が出回るから、クチャクチャの札が人気有ると言っていました。 流通していれば本物!この原則は今は通じません!これも立派な偽札らしいです。 T君は、少しでも元を取り返そうと、ネットのオークションに出したら犯罪になるか?どうか思案中です? 偽物、中国100元、100円スタート、同じ連番2枚組み!難しいですね! 今中国では偽札が出回っています!十分注意してくださいと言う話は良く聞きます。 銀行でお金を下ろしました。 一部の札を両替しようと思って別の窓口に行きまして両替をお願いしたら偽札ですと拒否されました。 現実的な話だそうです。 どの様に気をつけたらいいのか知りたいですね! |








