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どこからともなく流れてくるピアノの調べが古い石畳に、とても似合っています。
テクテク歩いて行くと、そこでは市場が開かれていました。
地元の新鮮な野菜に、可愛らしい雑貨やお土産物。
そこは中世の街並みが残る美しい街。
ヴェネチアからミラノに向かう途中に立ち寄った小さな
ヴェローナという街です。
市場が開かれていたのは古代ローマ時代から存在するというエレナ広場でした。
その日は何かのイベントが行われていたのか、広場にはグランドピアノが置かれ
美しい音楽が街中を包んでいました。
二千年も前から、この場所では市場が開かれていたのかもしれないな。
どれだけの人たちが、この石畳の上を歩いたのだろう。
そんな事を考えながら市場で買い物をしました。
天使の人形やヴェローナのマグネット。
可愛い物を少しだけ。
次に向かったのは、アレーナディ、ヴェローナと呼ばれる円形闘技場です。
闘牛士たちの尊い命が沢山失われた場所なので、考えると悲しくなったのですが
建物は、とてもとても美しく、輝いていました。
ローマのコロッセオと比べると、なんだか女性的に感じました。
今では夏の夜に野外オペラが行われているそうで、いつの日か、またこの場所に
戻ってきてオペラが見てみたいね、と話しました。
きっと素晴らしい舞台なんだろうな。
次に向かったのは、ロミオとジュリエットのお話の元になったといわれている
ジュリエッタの家です、
フランスではジュリエット、イタリアではジュリエッタになるそうです・
ジュリエッタの右胸に触ると恋が実ると言い伝えられているそうで
銅像のある中庭は世界中から来た女の子たちで、あふれかえっています。
そして中庭に向かう壁中には女の子たちの書いたラブレターでしょうか
沢山の手紙は貼り付けてあります。
後から知ったのだけど、
ジュリエットに手紙を書くとボランティアのジュリエットたちが
恋の悩みの相談にのってくれて手紙に返事をくれるのだとか。
日本語の相談には日本語で返事をくれるのだそうです・
私も恋する乙女だったら、ぜひジュリエットに相談にのってもらいたいな。
壁中に貼っていたのは、そんな女の子たちの書いたジュリエットへの
手紙だったのですね。
本当にロマンチックな素敵な街でした。
いつの日か、また、この街に来てオペラを鑑賞できるといいな。
訪れるまでは知らなかった、この街にある物語。
どんな小さな街にも物語がある。
私たち一人一人に物語があるように。
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