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久しぶりの高い青空と、玄関のバラをみて、思わず、この歌を歌ってた。 浜口庫之助さんは、サン=テグジュペリの「星の王子さま」の薔薇をテーマにした一節からモチーフを得て、作詞・作曲したそうだ。英語版も浜口氏の訳らしい。 「星の王子さま」は6才の兄が来客からもらって、4才のわたしに読んでくれた。 バオバブの木が日本になくて助かったと思った。 バラはわがままで・・・うすうす、私に似ていると感じた。 「本」のプレゼントというゾクゾクするような事件は、その時、私にはなく、私は可愛い小さな籐のバッグをもらった。 池田バンビのキャラメルとハンカチが入っていた。 実家には「ちびっ子図書館」というフダがついた図書室があった。 そこには、子どもが読んでいい本がたくさんあった。(本棚には、段階が付けられおり最下段から読破しなければ上段の本は読めない決まりがあった。さらに居間には、ガラス扉がついた本棚があり中学生にならなければ読んではいけない本がびっしり入っていた。) しかし、「星の王子さま」は兄が個人的にもらったものなので、兄の部屋で管理することを許された。(なんとなく、来客後、父母がこの本は、まだ6才には早いのでは?とかコソコソ話していたのも覚えているので、私の中でますます、この本の株があがったのだ) 私は、よく兄の部屋に忍び込んでこの本を見ていた。字が読めなかったから・・・。 何度見ても、最後のあの星の王子様が倒れる「絵」が、かわいそうでかわいそうで、ある日、いいことを思いついた。 私は、鉛筆で本にベッドを描いて「倒れてる王子様」に枕もつけてあげた。 その日、本を愛する兄が悲鳴を上げて、母に問題のページを見せた。母は、ベッドや枕を描いた気持ちを汲みつつも(本を大事にすることと、あなたのものではないものだ)って私を厳しく叱った。臭い消しゴムを持たされて、私は泣きながら王子様のベッドと枕をゴシゴシ消した。そして、最後のあの王子様が描かれていないページでさらに悲しくなったのだった。 父は、私の6才の誕生日に「クマのプーさん・プー横丁に建った家」という厚くて重くて挿絵もいっぱいある本をくれた。初めての本のプレゼントだった。私のへんな詩のリズムの源は、プーさんが時折口ずさむ「歌」があるように思う。そしてこの本は、まだ手元にある。 |
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あの絵を見て哀しくなる。
大正解だとは思うけど、そこまでの感性はもってません。
(少なくとも、サン・テグジュペリだったら4歳には早いなどとは言わないでしょう。90歳には遅すぎるとも)
ところで本棚の最上段はもしやR18指定でしょうか?
2018/6/15(金) 午後 7:20 [ イカダ ]
失礼ではないですよね?ちょっとトラックバックを。
2018/6/15(金) 午後 7:24 [ イカダ ]
ちびっ子図書室には、R-12までだったよ。最下段は、絵本、次が図鑑、次が背表紙が赤い少年少女文学全集。それを読み切ったら、講談社かな岩波かな青い少年少女文学全集の中の「ガルガンチュアとパンタグリエル物語」や「悪童物語」トーマを読んだ時には、びっくりした。
Rとは別次元で、居間の画集(マネ・モネ・スーラ/ワトーとロココ美術/ダリ・ミロ・・・シリーズがあったなぁ)は自由にみて良かったんだ。だから、裸婦像とかもフツーのことだったよ。うへへ
2018/6/15(金) 午後 7:32
> イカダさん
トラバ、ありがとう♪
2018/6/15(金) 午後 7:43
最初の絵本は
クルミ割り人形
はたまた
みにくいあひるの子
おぼろげに残る厚紙の絵本は
いつの間にか無くなった
手元に残る最古の本は
各種図鑑
はたまた
ファーブル昆虫記 蜂のやつ
記憶に残る最古の本は
2歳の保育園の棚の中のワクワク
感覚として残る“広げた絵本”
星の王子様は難しすぎて
帽子の絵のとこで止まるの
蛇は象を呑まないから
中学になったら何読んでも良かった
世界は広がり深まり散らばり
“唯一”は遠くなった
大人になった気がしてた
宇宙にも未来にも行った
過去にも異世界にも行った
気難しい政治家にも付き合ったし
哲学者の変人さにも触れた
絵本は変わらず横にいて
小さなきつねに会いたくて
北海道に憧れた
鉄道推理も西洋探偵も
十二単も貴婦人ハットも
何でもあったし何でもできた
大人になった気がしてた
大人になった今
赤毛のアンのマリラを思う
秘密の花園にはバラの香
いついつの日も
2018/6/15(金) 午後 7:47
私も・・・今日の午後からアンのグリンゲーブルスを思ってた。
優しいマシューが、ドレス(生地?)をそっと買ってくれるとろ・・・
あんなに憧れで好きだったダイアナと交際禁止になるところ・・・
私にとって「一本のバラ」は、アンの娘リラかもしれないな。
2018/6/15(金) 午後 9:54
「本」ってさ、魔法の絨毯みたいだったよね・・・
2018/6/15(金) 午後 10:05
あの“モスリン”の“パフスリーブ”は
今でも“憧れ”さ。
お化けの森は、
あたしたちの隠れ家でもあり
そう
魔法の絨毯
うたた寝しても落ちたりしない
アンはやがて母になり
りんごはまた咲き誇る
2018/6/15(金) 午後 10:59
月ちゃん、王子気分で温めてあげようと思ったバラがさぁ・・・あっというまに、散ったぁぁぁぁ(´;ω;`)
2018/6/17(日) 午後 2:35
パフスリーブを 着なくなって
あたしは 少しボクになった
タンクトップを着て、作業していたら
5才の女の子が
「オオ、ウデに港のマークを彫るべきだ」と言った
パフスリーブやギンガムチェックには年齢制限があるのだろうか?
あと7年くらいしたら・・・着てみよう・・・
袋がかかる前の リンゴの木の下で・・・
2018/6/17(日) 午後 2:39
王子さまに枕を描いて上げたんだね。
やさしいアリちゃん!!(≧∇≦)ノ
2018/6/17(日) 午後 9:45
うん、だって、可哀そう過ぎたんだもの・・・
多分、部屋を探せばあの本あると思うんだ。枕描くほど入れ込んでいたからねぇ。バタバタの引越しのとき、確か実家から持ってきたような気がするよ。
2018/6/17(日) 午後 11:58