PANAの言いたい放題

クラシック音楽・時事・映画・ドラマの言いたい放題です。映画、ドラマは完全ネタバレです。

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グッドナイト・ムーン

1998年製作 米国

原題:Stepmom
監督:クリス・コロンバス
脚本:ジジ・リバンシー、ジェシー・ネルソン、スティーヴン・ロジャース、カレン・リ、ロナルド・バスー・ホプキンス、
音楽:ジョン・ウィリアムス

出演:ジュリア・ロバーツ、スーザン・サランドン、エド・ハリス、ジェナ・マローン、リーアム・エイケン





NHK−BS2放送を視聴


ニューヨーク。
弁護士のルーク(エド・ハリス)とジャッキー(スーザン・サランドン)はすでに離婚していた。

彼らには、二人の子供、12歳の長女アンナ(ジェナ・マローン)と末っ子ベン(リーアム・エイケン)がいた。

ルークは、現在の恋人である売れっ子ファッション・フォトグラファーのイザベル(ジュリア・ロバーツ)と一緒に住んでいた。
子供たちは、ジャッキーとイザベルが交代で世話をしていた。

アンナは、子育ての経験のないイザベルを毛嫌いし、実の母ジャッキーが大好きだった。
ベンは愛嬌たっぷりの気の良い男の子。イザベルにも大変懐いていた。

仕事と掛け持ちのイザベルは、子供たちの世話が中途半端になり失敗ばかり。
アンナからの信頼度はゼロ。
露骨に反抗されるも、イザベルはよく耐えていた。彼女なりに努力していたのだ。


そんなとき、ジャッキーの病気が重くなってきた。ガンだった。
元夫のルークでさえも病気を知らずにいた。
それどころかルークはイザベルにプロポーズする。二人は結婚に近づいていたのだ。


病気に最初に気付いたのが、なんとイザベルだった。
この病気が絡み、実母と子の愛情。未来を見守れないジレンマとイザベルに託す気持ちなどが複雑に交錯する。
母への愛情を忘れないで欲しい気持ちと悲しませたくない気持ちなど。
イザベルもまた、子供たちの将来を真剣に見ていこうとする責任感に燃えていた。
ジャッキーに負けたくない気持ちも。

しかし、ジャッキーの病気がどんどん進行するにつれて彼女たちの気持ちに家族としての連帯感が生まれてくる。

ジャッキーがアンナに、イザベルの良いところを見るようにしなさい、と言われてからは、アンナとイザベルの仲が急速に改善されていく。
義母として見ることはできないにしても、信頼すべき良き友達感覚でつき合える仲にまで発展する。


ルークはジャッキーに優しかった
子供たちも母の病気のショックから、立ち直ってくる。


ジャッキーの頼みで、イザベルはジャッキーと子供たちが仲良く遊ぶところを写真に撮ってあげる。
子供との想いでの写真を残したい気持ちでいるジャッキーだった。


最後のクリスマスに、家族の写真を撮影。
それは5人の写真だった。
ジャッキーの手がイザベルの肩を抱き、イザベルの片手がそっと自分の肩に置かれたジャッキーの手に触れているのだった。




両親の離婚と父の再婚。
子供たちを間において、大人たちの行動と感情がぶつかり、揺れていきます。
そして、皆が家族としての気持ちに一体になっていくさまを、清清しく、そしてもの哀しい結末へと導きます。
とても良い映画でした。


ジュリア・ロバーツとスーザン・サランドンの演技が最高に素晴らしい。
彼女たちの感情の変化。この気持ちの揺れが上手に描写されています。
特にスーザン・サランドンには、涙が出ました。

子供たちの演技も上手い。
アンナ役のジェナ・マローンが、傷つきやすい少女の心を実に良く演じていました。

エド・ハリスは存在感たっぷり。


2006/11/28 ★★★★* (評価:4.5 /5)

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よい作品ですよね。おっしゃるとおり出演者みんなの演技が素晴らしかった。暗くなりがちなラストがあのシーンでほのぼのとしたものになりましたね。TBさせてもらいますね。

2006/12/10(日) 午後 9:25 くみょん 返信する

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くみょんさん。あのような結末でも暗くならないで、希望のようなものを感じますね。母の想いが二人の子供に引き継がれていくし、良い継母があとをみてくれると信じられるからですよね。良い映画でした。

2006/12/11(月) 午前 9:27 [ PANA ] 返信する

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