PANAの言いたい放題

クラシック音楽・時事・映画・ドラマの言いたい放題です。映画、ドラマは完全ネタバレです。

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ゲッタウェイ

1972年製作 米国

原題:THE GETAWAY
原作:ジム・トンプソン
監督:サム・ペキンパー
脚本:ウォルター・ヒル
音楽:クインシー・ジョーンズ

出演:
ドク・マッコイ:スティーブ・マックィーン
キャロル:アリ・マッグロー  
ベイノン:ベン・ジョンソン  
:サリー・ストラザーズ  (Fran Clinton) 
ルディ:アル・レッティエリ 
:スリム・ピケンズ  (Cowoboy) 
フランク:ボー・ホプキンス 
:ロイ・ジェンソン  (Cully) 
:ジョン・ブライソン  (The Accountant)


NHK−BS2放送を視聴





テキサスのサンダースン刑務所。
ドク・マッコイ(スティーブ・マックィーン)は武装強盗で1〜10年の懲役。
服役し4年が経過。
服役態度は良好だが、仮釈放申請しても許可が下りなかった。

ドクは堀の中がもう我慢ができい状態だった。
妻キャロル(アリ・マッグロー)が面会に来たとき、ベイノン(ベン・ジョンソン)に働いても良いというメッセージを伝えろと命じた。
もちろん彼らの悪事の仕事をする代わりに刑務所から出してくれ、という交換条件の要求である。

ドクはすぐに釈放。



ベイノンの仕事は、ビーコン・シティの小さい銀行から50万ドルの強盗。
その銀行の頭取がベイノンの弟だそうだ。コンソル石油の理事でもある。
きな臭い銀行強盗の依頼だ。

相棒はすでに2人用意されていた。
ルディ(アル・レッティエリ)とフランク(ボー・ホプキンス)。ルディをよく知るドクにとって、ルディは信用できない人物である。
ドクとキャロルの合わせて4人の連携で強盗する計画だ。

ドクは仕事を終えた後の、(逃走用の)旅券とメキシコへのビザの用意をベイノンに要求した。
ドクはルディたちに防弾チョッキの着用を指示するが、必要ないと断るルディだった。
成功ならラレドで出国、問題発生時はエルパソへの逃亡。
ベイノンの部下はオフィスで待機。ベイノンは別荘で金の受け取りを1人待つことになった。すべてドクの指示だ。


いよいよ強盗開始。
ルディとフランクが銀行内で行員や客を銃で拘束する間に、ドクが暗証番号の金庫から現金をバッグに入れて盗み出す。
外の車に待機していたキャロルは、ドクとともに逃走。
ドクとは別行動のルディとフランクは別ルートで逃走し、指定場所で落ち合う予定だったが、計画に誤算が発生。
フランクが銀行内の警備員を射殺してしまったのだ。
非情なルディは逃走中に、フランクを射殺し、道路に投げ捨てた。

ルディは現金を独り占めにしようとしていた。
そんなルディの思惑を察知していたドクは、待ち合わせ場所でいち早くルディを射殺した。
その後ドクとキャロルは、金の受け渡しのためベイノンの別荘に向かう。
途中での車のラジオで事件を報じるニュースでは、盗まれた金が75万ドルだった。
奪った金は、50万ドル。
ベイノンの弟の頭取が25万ドルを使い込んでいたことがあとで分る。
その発覚を怖れての強盗でもあったのだ。

別荘に着くと、約束通りベイノンは1人いた。
ベイノンはドクを殺すつもりでいた。ベイノンがキャロルとの男女の関係を匂わしていると、ドクの後ろから密かに入ってきたキャロルがドクに向かって発砲・・・?
だが撃った先はドクではなく、ベイノンへだった。

ベイノンは即死。


2人はとりあえず別荘から逃走。
ドクは妻の裏切りに怒り狂っていた。


一方、ルディは死んではいなかった。彼はドクを欺いて防弾チョッキをしていたのだ。
それでもルディは怪我を負った。
ドクに憎しみに燃えるルディは、エルパソに向かってドクを追った。

殺されたベイノンの部下たちも、ドクを追う。


ドクとキャロルは駅から列車でエルパソに向かおうとしたが、キャロルが駅構内で詐欺男に現金のバッグを盗まれてしまう。
ドクは列車に乗り込んで逃げる詐欺男を追いかけて、無事になんとかバッグを取り戻す。

しかしこの詐欺男はバッグの金を一部ポケットに隠し持っていたことから、警察に捕まった詐欺男の証言などで、出所したばかりのドクが銀行強盗犯人だと発覚する。

このことでドクとキャロルは警察からも追われることになる。ド派手な逃走だ。
一時ドクはキャロルと別れようと考えたが、警察の追走を窮地に陥りながらも必至に逃げ回るうちにキャロルとの運命と愛情を再び感じ、一緒にメキシコへ逃走する決意を固める。
ギクシャクした2人の絆は再び強くなった。


ドクたちよりも先にエルパソに着いたルディは、ドクの友人が営むホテルに先回りし、ドクの到着を悠々と待った。


警察を振り切ったドクとキャロルもようやくエルパソに到着。
友人のホテルにチェックイン。
友人から調達してもらっていたメキシコへの逃走に必要なものを受け取る。

部屋でのんびりするドクとキャロル。
だがホテルの異常な雰囲気が気になったドクは、すぐに出立しようとする。
死んだと思っていたルディが部屋を襲うところを逆に殴り倒し、気絶させてしまう。

そこにベイノンの部下たちもやってきて、ホテル内は激しい銃撃戦になる。
部下たちを次々と撃ち殺していくドク。

最後は、意識を取り戻したルディがしつこく襲ってくるところをついに射殺した。


そこに警察がやってきたが、ホテルそばにいた地元老人の商売用のポンコツ・小型トラックで何とか逃げ延びる。
地元老人のおかげでメキシコへの検問を通過することができた。

人影のない安全なところまできて、トラックを止めさせたドクは、道端で老人と交渉をする。
口風じか。(殺すのか?)
不気味な雰囲気が漂う中、トラックの買い上げ金と口封じ費用で3万ドルの大金を老人に大判振る舞い。
陽気な老人は明るく手を振って歩いて元の道を戻っていく。
ようやくホッとしたドクとキャロルは幸せを感じて、トラックでメキシコの町へと去っていく。



サム・ペキンパー監督とスティーブ・マックィーンのコンビの名作。

銀行強盗、そして逃走劇です。
警官、仲間の殺し屋ルディ、そして悪党一味の三方から追われるドクとキャロル。
ストーリーはシンプルですが、ハラハラ・ドキドキ。アクションや緊張感、不気味さに引き込まれます。
プロジェクターの大画面で久し振りに観たので最高でした。
ただただ楽しめます。


やっぱりスティーブ・マックィーンは存在感があります。
素敵ですね。


アリ・マッグローは「ある愛の詩」のジェニー。
一度しか観ていないこともあって、実は同じ人だとは今まで気づいていませんでした。



2007/6/2 ★★★★☆ (評価:4 /5)

閉じる コメント(16)

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サム・ペキンパーの監督作品だったのでこわごわ見ましたが、なかなか面白い映画でした。マックィーンはカッコいいですね。TBありがとうございました。お返しさせてくださいね。

2007/6/5(火) 午後 8:51 つらら

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TBありがとうございます。私もさせてもらいますね。マックィーンも油が乗り切っていた時で、光っていました。映画も細部まで良く出来いた傑作でしたね。

2007/6/5(火) 午後 10:27 かかし

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つららさん。サム・ペキンパー作品は、「ダンディー少佐」、「ワイルドバンチ」などを観ましたが、ダントツで本作品がいいです。マックィーンの存在感で圧倒されます。(^^)

2007/6/6(水) 午前 1:08 [ PANA ]

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かかしさん。本作品は面白い作品ですよね。よく出来ています。
ラスト、2人が無事に逃げのびて、トラックが遠ざかっていくシーンは、チャップリンの「モダンタイムス」を連想してしまうんですよね。ハッピーエンドなんですけど、2人の未来の暗雲を何かしら暗示しているかのようで。(^^)

2007/6/6(水) 午前 1:58 [ PANA ]

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こんにちは、TB&コメント有難うございます。サム・ペキンパーによってマックィーンがどう調理されるか期待して観ましたが、やっぱりこちらでもマックィーンはマックィーン!格好良かったですねー。キャロルを演じたアリ・マッグローのビッチぶりも良かったです。
<2人の未来の暗雲を何かしら暗示
なるほど、二人があの後末永く幸せに暮しましたとさ…とはいきそうにないですよね。

2007/6/7(木) 午前 7:28 booska★ぶーすか

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ぶーすかさん。マックィーンはやっぱり光ってますね。この映画にずっしりと重みを感じさせてくれます。
アリ・マッグローも好演していました。
トラックが遠ざかっていくことで何かしらの不吉さも感じられるのですけど。いろいろな見方がありそうです。
いずれにしても逃亡する2人の行方を心配するほど感情移入させられてしまっています。(^^)

2007/6/8(金) 午前 0:39 [ PANA ]

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panaさん 当方へコメントとTBありがとうございました!
こちらからもTB送信を昨日から行っているのですが、送信できないようなのでコメントだけ残させていただきますね。
この作品はマックィーンの出演作の中でも最も好きな1本です!
彼が一番ノッテた時代でしたね。
そこにいるだけで画になるそんな俳優でした。
今、なかなかこういう人いないですよね。

2007/6/11(月) 午前 8:54 [ sum*re*ro7 ]

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sumireiro7さん。TBできないということでご迷惑をおかけしました。よくあるようなんですね。私も別ブログでよく経験します。理由はなんでしょう。うーん。

マックィーンは存在感が抜群ですね。あの放つ個性とオーラは誰にもマネができませんよね。(^^)

2007/6/11(月) 午後 0:41 [ PANA ]

レンタルショップでタイトルだけ見かけたんですが
あらすじを見たら興味が湧いてきました。

マックィーンが出るとなれば絶対見ないと・・・

2007/6/16(土) 午後 10:49 しろぐれ

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しろぐれさん。
是非、ご覧になって下さい。昔の映像に嫌悪感をもたれないのであれば、面白いと思いますよ。
マックィーンの魅力は抜群です。(^^)

2007/6/17(日) 午前 9:59 [ PANA ]

早速ショップで借りてきたんで、後で見てみようと思いますw

>昔の映像に〜
むしろ昔の方がそそられまするんですよ〜
白黒映画が見たくてキューブリック作品も何度か見たくらいなんで・・・

2007/6/17(日) 午後 8:09 しろぐれ

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しろぐれさん。
おっと素早い行動ですね。思いたったらというところでしょうか。(笑)
是非、楽しんでください。期待が高すぎるとがっかりされるかもしれませんので、できれば先入観なしでお願いします。(もう遅い・・・?)
もし良ければ感想をお聞かせ下さい。(^^)

2007/6/18(月) 午前 4:46 [ PANA ]

この映画で初めてスティーブ・マックィーンを見ました。持っていたイメージと、ちょっとギャップがありましたが、これこそが、マックィーンなのでしょうね(^^)

2007/6/18(月) 午後 2:23 kuu

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kuuさん。
マックィーンは完璧ヒーローの男ではありませんね。
「大脱走」や「パピヨン」など観ていても分ります。
かっこいいのですけど、人間味(長所、欠点)があります。演技が上手いですし、魅力的な個性だと思っています。
(私のような)マックィーン・ファンから見ると、あの魅力はたまりません。(笑)

2007/6/18(月) 午後 4:08 [ PANA ]

アル・レッティエリのギラギラ感がよかったですね。アリと気付かないといことはかなりアリの演技がよかったのでしょうね♪TBさせてくださいm(_ _)m

2007/6/21(木) 午前 6:04 [ - ]

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yaskaz2006さん。
アル・レッティエリのルディは執拗でしたね。目もギラギラしていました。(笑)
ドクへの憎しみは滑稽さも少し感じられました。
そうなんです。気付かないということは、アリ・マッグローは嵌っていたといえますね。(^^)

2007/6/21(木) 午後 0:10 [ PANA ]

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