ぱなりラボラトリー通信

電子・機械工作、天文趣味の60代です
先日リポートした「水晶原石発振器」で Makers Faire Tokyo 2018 にエントリしていたのだが、本日、Faire事務局から連絡メールがあり、出展受諾との事。すなおにうれしい。

5月2日に出展申し込みをして以来、手をつけていないので、あいかわらず安定に発振が確認されないまま進捗していない。未完成の状態でのエントリであったので、採用される可能性が低いだろうと来年に向けて、さらに人工水晶や天然水晶のブロックをヤフオクで落とした。これらの水晶は荒いところを削ったり、電極をつけるところを並行になるように研摩しなければ、やはり発振させることは覚束ないと思う。
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先日、MLA48のミーティングで発表して、うまく動作させる方法について、みなさんからいくつかの意見をいただいた。水晶の表面のあらさ、貼り付ける電極の材質・密着度、発振回路、ドライパワーの大きさ、等々。
表面の粗さがかなり効いていそうなので、研磨剤などを発注して、到着し次第、8月にむけて加工・実験を再開させなくては。

水晶原石のほかにも、発振子もいくつか入手した。ヤフオクで旧ソ連時代のガラス封入のものが比較的安価に購入できた。手持ちの分とあわせてのいくつか。
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あと2ヵ月ほどあるので、仲間から古い形の水晶発振子なども提供してもらって、エントリした水晶原石発振器がうまく動作しなくても、なんらかの形で水晶発振の様子を五感で感じられるような展示ができないだろうか、やってみる。

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水晶発振子は、電子機器のクロック用として古くから使われているポピュラーな部品。初期のころは、天然水晶を切り出して使用したが、今では、結晶のきれいな人工水晶を結晶軸の方向を見定めてカットして使用する。

この水晶をカットする前の原石のまま発振させてみようという試み。今のところうまく動作していない。
実験の様子はこんな感じ。
写真の上側のものは、人工水晶のブロックで長さ約20cm、電極をテープで貼り付け、下側にクッションを置いて浮かせてある。下側のものは、天然の水晶を電極で挟んだもの。
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発振回路は、C-MOS IC を使った標準的なもの。
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このようにして、出力をオシロスコープで観察したり、カウンタで周波数を確認したりしたのだが、浮遊容量による発振が観測されるだけで、水晶は安定に発振してくれない。

いろいろと、回路パラメータを変化させて試したこと。
 ・電源電圧を 3V〜15V
 ・C1、C2の容量を数pF〜数100pF
 ・ドライブ電力を大きくするため、IC1Aのインバーターをパラに
 ・水晶の電極を密着するようにクッションで保持

この結果、1度だけ、人工水晶が発振したと確信できることがあった。
このとき、
 ・オシロスコープで安定な波形が観測された
 ・カウンタの周波数は、15.66Khz
 ・電圧を変化させても周波数変化がほとんどない
 ・水晶に手を近づけても周波数変化がほとんどない
ということが確認されたので、間違いないと思われる。

ネットを見ると、やはり実験しているかたがおり、こちらは天然水晶を使っているが、やはりうまく動作していない。樽の木技研がMaker Faire Tokyo 2012に出展したものは、大きな原石を発振させた、とのことだが、ほんとうに水晶が発振していたのだろうか。回路図も公開されているが、ドライブ電圧が高いこと以外には特に変わったところは無いように思われる。どのくらいの周波数で発振したのだろうか。

この原石水晶発振器がうまく動作すれば、これ原振とする時計を作って、Maker Faire Tokyo 2018に出展予定でエントリしたのだが、完成していないので、採用されるのは難しいだろうなー。

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このひと月ほど、義父をみとったり、なんやかんやで、すこしブルーというか、なんだかすっきりしない日々だった。
気分を変えようと、先の土日、以前から興味をもっていた、アマチュア人工衛星関連のミーティングに、連チャンで出席した。

まずは、JAMSAT東京ミーティング。21日(土)14時、場所は秋葉原 で無料。
13時過ぎに秋葉原駅に降りる。秋月でこまごましたものを購入して、会場の計測器ランドというお店の会議室へ、さがしきれなくて、お店のひとを煩わせてしまった。

出席者は、9名、男性ばかり平均年齢60歳くらいというところか。3月10日に開催された、JAMSATシンポジウムでお会いしたかたも何人か。
自己紹介+近況報告というかたちで、出席者がそれぞれのやっていることや課題となっていることを話す。それに皆が意見を述べる形で進む。
私は、ここ数年MLAでHF帯にでることに傾倒していたが、また衛星通信に回帰したこと、固定アンテナでの人工衛星電波受信などを話題にする。固定アンテナ受信用のMOXONアンテナには興味をもっていただいた。全員と名刺を交換する。

毎月行われる、MLA48のミーティングも概ねこんな様子なのだが、会の進行としては、すこし散漫な感じ。近況報告と研究・実験は分けて話したほうが良いのではないだろうか。出席者のみなさんが、お忙しかったようで、いつも行われている懇親会は、無し。次回は、6月とのこと。

翌23日(日)は、リーマンサットプロジェクトの全体ミーティング。場所は、コワーキングスペース茅場町 Co-Edo® 。会費は、懇親会込みで、3,500円。
リーマンサットプロジェクトは、アマチュアで人工衛星を打ち上げようというもので、詳しくはWEBを参照してほしい。アマチュアといっても正式に一般社団法人として登録し、クラウドファンディングで資金を集め、JAXAとの打ち上げ契約もすませ、この8月には、実際に0号機を ISSから軌道に投入する計画とのこと。
先日のJAMSATシンポジウムで、0号機のプロジェクトマネージャー嶋村さんも講演を聴き、参加することに。

始めての参加者は、12時からのオリエンテーションに出席、概要の説明を受ける。13時から全体ミーティング、出席者は100人くらい。20代〜30代が多数、50代以上は数えるほど、男女比率は4:1くらい。私は疑いようもなく、最年長者。
私の人工衛星に対するスタンスは、100%サイエンスなのだが、若い人たちは、アートであったり、エンターテインメントであったりで、いろいろな思いがあるようだ。
写真が無いとさみしいので、ひとつ。
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全体ミーティング、各部ミーティングに続いて行われた、なんでもプレゼンの中で高校生のメンバーが発表した、衛星設計コンテストへの参加よびかけ。

このあと、会場の机をかたづけて、出前のピザと缶ビールなどで懇親会。2時間ほど、何人かと技術的にディープな話から荒唐無稽な話までいろいろと。
これから、私は、0号機の地上局パートをメインに参加していこうと思う。

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以前に、VirtualBox で INDI Ekos の動作NG ということだったが、PCの設定が十分でなかったようで、変更したら動作するようになった。

VirtualBox で 64Bit OS を動かすには、Virtualization Technology の機能を ON にしなければ、ならないとのこと。この機能通常OFFとなっており、 ON にするためには、Bios の設定が必要なので、起動時のメニューから入って、ON に変更した。Virtual Checker で確認すると、Enable となっていることがわかる。うちで使っているPCのうち、1台はCPUがこの機能をサポートしていなかった。

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というわけで、ダウンロードしておいた Ekos VM のイメージファイル(アプライアンス)をインポートして、起動すると、このとおり。時計がこんなところに表示されるのはご愛嬌だが。イメージ 2

VirtualBox をインストールするときに、Extention Package もインストールすると、USBなどのI/Oも使えるので、OnStep 基板やカメラをつないで、INDIを起動させてみると、このとおり。
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いまのところ、WZOのカメラがうまく認識しないようだが、全体としては動作している模様。

Ubuntu Astronomy をインストールしてみると、
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問題ないようだ。

Windows7 上の仮想マシンとして動いているので、メモリも十分でなく、速度の点でも、当然遅くなるが、Linux がDISKをいじることなく試せるのはすばらしい。

VirtualBox のインストール、Ubuntu の導入方法は、WEBにたくさんの解説があるので、それらを参照されたい。
Ekos VM は、ダウンロードしたファイルを 「アプライアンスのインポート」として行うこと、Ubuntu Astronomy はISOファイルを指定してのインストール処理となり、仮想DISKのサイズが20GB以上が必要であることを付記しておく。

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これは2018年3月9日現在の情報です。

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先日、PCのセキュリティの勉強会に出席した。その中の講師のお話、OSは安全性のためには、なるべく Windows 10を使用するのが良い、とのこと。使用中のメインPCでは、多くのデバイスドライバとソフトをインストールしてあり、不具合が生ずるとリスクが大きい。このまま、Win7 サポート終了まで気をつけながら使用することに。

一方、妻の使っている PCは、ネットとオフィスがメインなのと、妻の情報リテラシーを考えて、Win10にアップグレードすることにした。すでに、無償アップグレード期間は終了しており、「支援技術をご利用のお客様向け Windows 10 アップグレード」による無償アップグレードは、昨年末に予定通り終了したとのこと。

あらたにライセンスを購入しようかと思って、いろいろと調査してみる。ここの記事によると、2018年2月28日の時点でも 「ISOによる上書きアップグレード」 が無償で可能とのこと。NGだったときには元に戻せるように DISKバックアップをとって、早速、試してみることにした。

まず、
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
にアクセス、

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上記の「インストールメディアを作成する」を選択、8GBのUSBに書き込んだ。ダウンロードするサイズが 8GB くらいあるので、すごく時間がかかった。

ターゲットのPCを通常起動し、Windows10 ISO ファイルの入った USB メモリの「setup.exe」を起動する。何回か再起動を行って無事アップグレード完了。WEBによると、Win7のプロダクトキーを要求されたとの記事もあるが、そんなこともなかった。


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無事、認証され「無償アップグレード」をありがたく享受させていただいた。


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