徽章はバッジにしてピン

バッジ。手の平に転がす小宇宙。

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名誉欲というモノが人間にはあって、有名になりたい、人から認められたい、立派な肩書きが欲しい・・・。当ブログにも多々登場する勲章、メダル、バッジなどは、それらの感情なくしては生まれなかっただろうと思う。
名誉欲にもポジティブな側面は多い。人間の向上心につながったり、社会貢献への意識も高めることもあるだろう。が、やはり程度の問題というのは重要で、あまり名誉欲が過ぎると、いろんな悲喜劇が発生するのもまた人間社会の現実といえよう。

特許大学」という名を聞いたことがあるだろうか。大学といっても、学校教育法に基づく大学ではなく、大学という名前のついた会社である。事業内容は、いわゆる学位商法。金さえ払えば、就学しなくても適当な名のついた学位を発行する。これで十数億という大金を荒稼ぎしたというからすごい。
こんなモノに何の意味があるのか、よくわからないのだが、労力はかけたくないけど名刺に博士号の肩書きがあったらカッコイイよなあ、などと安易に思う人には魅力的なのだろう。実際にこういう商法が成立するのだから、そうとしか考えられない。
むろん、ただインチキな会社が発行するデタラメな証書をもらっても、博士号を名乗ることはできない。軽犯罪法でいう称号詐称に相当するからである。
が、どこにも抜け道というモノはある。

画像は、学位商法の特許大学が発行したメダルである。
ワシが足につかんでいるのは、特許大学の学章らしい。その下に「PATENT UNIVERSITY」とある。全体に安っぽい雰囲気の漂うメダルである。
裏面には、次のようにある。
贈 ○○○○殿 特許政経学博士 昭和44年10月 特許大学

「政経学博士」ではなく、「特許政経学博士」という名称に注目してほしい。この「特許○○学博士」というのが称号詐称の抜け道となっているらしい。このこと自体は、法的にも問題には問えないらしい。
要はこの変な称号を金で買うわけだが、これでいくらするのかというと、なんと100万〜数百万円はするらしいからビックリだ。買うのはいいけど、こんなモノもらって逆にむなしい気分になったりしないのだろうか、と想像してしまう。
このメダルを授与された○○氏も、名刺に「特許政経学博士」などと何の役にも立たない称号を刷り込んで悦に入っていたのだろうか。実に珍妙な人間心理と言わねばなるまい。

いっそ私なら、勲一等○○勲章、などと自分で複雑極まる叙勲体系を制定し、有料(もちろん高値)でド派手で人目を驚かす独自の勲章を発行したらどうだろうか。勲章をつくるのは金がかかりそうだけど・・・でもちょっとおもしろいかもなあ。

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