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「私の父」
二十年前、母が一年間の闘病の末に亡くなってからずっと、
九十歳になる父は、母の衣類など遺品を何一つ捨てられなかった。
先日。父が救急車で運ばれ、入院。先はまったく見えない。
家の中は無機質で重くて冷えた空気だけになってしまった。
胸が締め付けられ呼吸が苦しくて眠られない。寂しさの塊だ。
見もしない離れた部屋のテレビを付けっぱなしにしていた父。
深夜に仕事から帰る私のために外灯をつけて待っていた父。
「先に寝ていて良いからね、その方が嬉しい」と言っていた私。
横須賀の海軍で終戦を迎えた父は、戦後を真っ直ぐに生きてきた。
「奇跡はないのですか」昨日叔父が発した言葉を、今日は私が担当医に繰り返した。
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十行だけの独り言
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こんばんわ
戦争時代を生きた人は驚くほど辛抱強い
お父様も我慢をされていたんですね。そう思うとかわいそうです。
どうか奇跡が起きますように
2017/9/18(月) 午前 0:34 [ カタクリコ ]
奇跡が起こりますように。
皆様優しい心を持っていらっしゃるご家族ですね。
2017/9/18(月) 午前 0:38
> カタクリコさん、ありがとうございます。
父は今、病と戦って必死に生きようとしています。
帯状疱疹に隠れたその難敵に
私も掛かり付け医も気がつきませんでした。
何の不平も言わずに戦っている父には尊敬しかありません。
2017/9/18(月) 午前 9:37 [ 湖池健彦 Essay ]
> 花凛さん、ありがとうございます。
強気で一本気で真面目な父は、内面は優しさに満ちた人です。
ここ数年を父と二人で暮らした私でしたが、
父の居ない家は冷え切った虚ろな空間になってしまいました。
何とか帰って来て欲しいです。
2017/9/18(月) 午前 9:44 [ 湖池健彦 Essay ]
良い方向へと進むように願ってます。
自分自身の健康管理わすれないようにして下さいね。
2017/9/18(月) 午前 10:18
90歳。帯状疱疹に隠れたその難敵・・
帯状疱疹、ヘルペス、どちらも大変痛い病気ですが・・
隠れた難敵・・なんでしょうか?
いずれにせよ、苦しくないことを祈るばかりです
2017/9/18(月) 午後 8:11
> AStupidCatさん、ありがとうございます。
眠れない、頭痛が続き、食欲もなく胸が苦しいです。
何もする気にならないまま仕事に行くのが辛いです。
河井蓬さんの写真展でいただいた野良猫の写真が支えになっています。
Catさんも体調が悪いみたいですが、お互い、乗りきりましょう。
2017/9/18(月) 午後 9:06 [ 湖池健彦 Essay ]
私の母も3年前に亡くなった父のものを、何ひとつとして捨てられません。すっかり変色した紙の箱に”父冬物”などの文字を見ると、なんとも言えない気持ちになります。
せつないです。ご心配ですね。お気持ちが通じますように。
2017/9/18(月) 午後 10:27
お父様の懸命に生きようとされてる姿勢に、胸が熱くなります。
奇跡・・・
奇跡・・・
どうか、奇跡を!
そう願わずにはいられません・・・
2017/9/18(月) 午後 11:47 [ 今日も、こっそり自然観察! ]
お父様の、懸命に生きようとされてる前向きな姿勢に、胸が熱くなります。
奇跡・・・
・・・奇跡
どうか奇跡を!
そう願わずにはいられません・・・
2017/9/18(月) 午後 11:49 [ 今日も、こっそり自然観察! ]
> 田舎の猫・みけさん、ありがとうございます。
帯状疱疹は背中から前まで広範囲に渡り、それだけでもかなり辛かったはずですが、父は泣き言もいわずに、食欲はなくなり、
かかりつけの医者の言う薬と水だけで過ごしていました。
入院して、新たな病気が分かりました。それは母の命を奪った病気です。
2017/9/20(水) 午後 9:18 [ 湖池健彦 Essay ]
> 江戸川 静さん、ありがとうございます。
仕事を終えてから誰も居なくなってしまった家に帰るのが辛いです。
私が帰るのは夜中になりますが、そこにあるのは、
母親の残したもの、父が来ていたもの、ものだけが待っています。
昨日から病室で医者の許可を得てアロマトリートメントを塗布しています。少しだけ親孝行のまねごとをすることしかできません。
2017/9/20(水) 午後 9:39 [ 湖池健彦 Essay ]
> 今日も、こっそり自然観察!さん、ありがとうございます。
奇跡、おきてほしいです。昨日から父の身体にアロマオイルの塗布を始めました。焼け石に水なのかも知れませんが、父は頭はしっかりしているので、気持ちが良い表情をしてくれています。
私と父は性格が似ているところがあり、よく対立しましたが、今は父の言葉の温かさが身にしみています。尊敬できる誇らしい父です。
2017/9/20(水) 午後 9:47 [ 湖池健彦 Essay ]