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☆西野監督の「決断」に思う
人生は決断の連続だ。
ポーランド戦での残り10分間を批判する前に思い出してほしい。
Wカップわずか2ヶ月前での監督交代の時期に、
サッカー解説者やサッカー愛好者の評価は最低だった。
西野ジャパンはグループリーグの突破はおろか、
全敗で敗退する可能性が大きいと、それ程に弱いと、
過去最低の結果しか残せないと、そう言われていたはずだ。
初戦に対戦した強豪コロンビア戦を見た。
そこには果敢に攻める西野ジャパンがあった。
後半には、ここぞというタイミングで、
切り札の本田を投入して試合を決めた。
西野さんは監督に就任直後、その脚で世界で活躍する選手の現状を
実際に自分の眼で一つ一つ確かめに現地に単身で飛んでいった。
選手を見ながらグループリーグの戦い方を考えていったはずだ。
ろくに寝る時間もなかったのだろう。
メディアでインタビューに登場する彼は疲れが目立った。
しかし同時に、ユーモアも忘れていなかった。
そして何か勝つためのヒントを見つけたような表情だった。
セネガル戦はまさに死闘だった。
西野ジャパンは総力を投入していった。
先制されては追いつくを繰り返した執念の試合だった。
実に見事な戦い方だった。
ポーランド戦での先発メンバーを大きく変更したのは、
ベスト16などではなく、ベスト8を考えていたからだろう。
西野監督の発言は、就任当初から強気、強気であった。
超ポジティブなその思考は、細かい分析力からきているのだろう。
Jリーグでの監督経験と相まって、
この短期決戦での戦い方の設計図が用意されていた、
そうとしか考えられない采配だ。
そしてポーランド戦での「決断」である。
本田や香川を温存しての長谷部の投入、
そして10分間のボール回しでコロンビアの勝利に賭ける。
会場からの大ブーイングを覚悟の、あの采配を支えたのは、
指揮官の勇気だ。勇気以外にはない。
あの試合の戦いから、一転してボール回しで撤退する勇気が、
選手に自由にやらせてやりたいという度胸を上回ったのだ。
もしもセネガルがコロンビアに追いついたら、すべてが終わる。
グループリーグ敗退という、その全責任を自身が負うという決断は、
指揮官個人の勇気というものでしか支えられない。
有能な指揮官の孤独というものをひしひしと感じた瞬間だ。
あのドイツでさえグループリーグで敗退してしまった。
そんなWカップで、決勝トーナメントに駒を進めた。
西野さんはポーランド戦において、
ゴールキーパーに川島を指名した。
初戦も第二戦も、川島の判断ミスから失点していたから、
大方の解説者たちはゴールキーパーの変更を主張した。
この人情味あふれる決断も、西野さんの大きな魅力だと思う。
川島はその気持ちに応えるスーパーセーブを何度も見せた。
Wカップメンバーに三浦知良を選ばなかった岡田監督とは
対極の決断なのだ。
西野ジャパンは短期間で結束した。
それは西野監督の人柄によるものが大きいと感じている。
次は決勝トーナメント優勝候補のベルギー戦とのことである。
この舞台で戦うことこそ、最初から西野監督の設計図だった。
決勝トーナメントは一発勝負。
だから孤独な勇気も設計図も必要ないはずだ。
今度は思いっ切り度胸をみせて、チーム一丸となって、
あの名将オシム監督が目指しても叶わなかった、
攻撃的な日本のパスサッカーを実現させてほしい。
ベルギーから何点取られようとも、
多彩な攻撃で、ベルギーから何とか1点をもぎ取ってほしい!
それが今後の日本人の身体に合致したサッカーの出発点になる。
ポーランド戦の後半、長谷部に指示を出す。(共同)
辛い決断の責任をたった一人で負う。
この姿の孤独を感じ取れない野郎は屑だ。
有能な指揮官は常に孤独だ。
西野監督の「決断」に思う 2 ↓
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こんにちは・・・
同感です。もし、あの時、のちにセネガルが点をとったら・・・なんてヒヤヒヤものでしたが、全ての責任は自分がとる!
その決断に、私は西野監督の男気を感じます。
「作戦とはそういうものだよ・・・」
それに比べて、選手の顔色ばかりを気にして、ワンパターンの作戦しかとれない・・・ああ、何とも嘆かわしい某チーム!
コメントと言えば「ほんまに・・・ほんまに・・・」だけ!
(気の利いた他の事たまには言えんのか!?)
直ぐ後ろにヤクルトが・・・
その存在、意識の高さが気になって仕方ありません。
某コーチに鼻で笑われぬよう、いい加減には、よう考えんと!
選手の御機嫌取りに終始せず、嫌われても、全ての責任を取る覚悟も必要なのでは?・・・ええ・・・私の応援する某チームの某監督に、西野監督のそれを望みます。
2018/7/1(日) 午後 3:22 [ 今日も、こっそり自然観察! ]
> 今日も、こっそり自然観察!昆虫ガールさん、こんにちは!
「決断力」は、監督に一番必要な資質ですよね。
優れた指揮官にはすべての責任を一身に背負う覚悟があります。
だから、いつも孤独なはずです。
西野監督にはその強い資質がありますね。
プラスして対戦相手を分析するクレバーな頭脳も持ち合わせていますし、選手に対しての思いやりも持ち合わせています。
広島の監督さん? がどのような方なのかは、僕は広島ファンではないので分かりませんが、
本当にいつのまにかヤクルトが2位にいるのですね(^_^)
でも、読売がだらしないので、大丈夫ではないでしょうか(^_^)
僕としては、昔から好きなベイスターズ(太洋ホエールズ)に頑張って広島を追撃してほしいです。
何はともあれ、
西野ジャパンからは、大いに元気をもらっています!
2018/7/1(日) 午後 5:52 [ 湖池健彦 Essay ]
「日本らしくない戦い方」と非難する人がいますが、西野監督こそ日本人だと思います。もし失点していたら何を言われるか……。あれほど重い決断はないでしょう。
あるブロ友さんのコメント欄で私が監督を支持したところ、「スポーツマンシップに反する。もう日本を応援しないし、サッカーというくだらないものは二度と見ない」と、猛反撃を喰らいました。もともとサッカーが好きではなかったのでしょう。
サッカー経験者の知人がこんなことを言っています。「サッカーはスポーツだけど、ワールドカップはビジネスの面もあるからね」と。
2018/7/1(日) 午後 6:10
> 江戸川 静さん、こんばんは!そうです、 Wカップは決勝トーナメントに出なければ話にならないのです。グループリーグは予選に過ぎない。だから、ベルギーは第三戦は総入れ替えをしているのです。決勝リーグからがWカップなのです。西野監督はそのことが分かっている人。
気の毒です。彼の決断は正しいし、こんなに男らしい人は居ませんよね。スポーツマンシップなどは、アマチュアの世界の話なのです。
ところで。Wカップのスター、メッシもそうなのですが、
兎に角、刺青が多すぎます。海外における入れ墨の意味は、日本のそれにおける意味合いとは違うと分かっていますが、とにかく醜い落書きにしか見えません。さぞかし、年老いた時に、冬の冷えはつらい物になるでしょうね。何とも哀れな連中です。
それからもう一つ。セルジオ越後とかいうジジイ、気に入りません。サッカー選手として、ろくな実績もないくせに、しかも監督経験もないくせに、偉そうにコメントするのが許せません。
こんな野郎は、セルジオメンデス&66のゴミ掃除当番か、
越後のちりめん問屋の隠居の太鼓持ちでもしているのがお似合いです。
2018/7/1(日) 午後 9:59 [ 湖池健彦 Essay ]