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寒い信州だからというわけでもなかろうが、
他県からみれば遅い合格発表が本日、3月22日にあった。
合格した生徒たちの声が、電話の向こうで弾んでいる。
その嬉しさの数値を代弁しているその声のトーンと音量は、
偏差値の高い高校とか、偏差値の低いとか、そんな陳腐なものには決して比例しない。
では、何に比例するのか。
勉強にかけた努力の質と時間である。
「努力は人を裏切らない」というが、それは真実なのだと思う。
少なくとも、私は塾の授業中の彼・彼女しか知らないわけだから、
彼らの努力の大きさや質をすべて知っているわけではないが、
それでも努力をし続けている生徒の顔つきは確実に変わってくる。
わずか半年足らずで、模試の偏差値を10も上げた生徒がいる。
もちろん彼女が生まれつきの優秀な知能指数をもっていたわけではない。
どう転んでも、
泉忠司のように「偏差値30から全国1位をとった僕の勉強法」みたいな本を書く人にはなれない。
むしろ彼女は、とても勉強の要領が悪く、小学校時代から本を読むことをせず・・・
だから基礎学力は限りなくゼロに近かった。
でも、意外な素質があった。
素直。それが彼女の素質だったのだ。
学校で配られた「◯研究と対策」みたいな本を基本書として、私の言う通りに、
大きめの付せんをびっしりと貼っていった。よく分からない所を聞いたり調べたりして書いたものを。
彼女の本は分厚い。だからカバンだって3つも持って、
その分厚い本を何冊もいつも入れて持ち歩いていた。
明るくて希望に満ちた声だった。同時に自信に満ちた声だった。
やはり、努力は人を裏切らない。
例え結果がどうであれ、彼女は福寿草のように花を咲かしたはずだ。
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2013年03月22日
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