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禁じられた遊び

「禁じられた遊び」
僕らは気づかれぬように、少しずつ給食を残しては、
放課後はそれを持って、
諏訪湖畔にあった廃材置き場に向かうことにしていた。

その日、いつもそこに居るはずの野良猫は居なかった。
どこかに移動してしまったのか、それとも誰かに拾われたのか、
結局、それ切りになってしまった。


もう初冬であったから、風の強い湖畔で夕暮れは手が悴んでしまう。
廃材置き場に近い子が、家に戻ってマッチを持ってきた。
そして廃材の木切れを集めて火を付けた。焚き火だ。


「あったけえな」。手のひらをかざして、僕らは暖をとった。
焚き火の灯りで、やっと友達の顔を判別できる時間になるまで、
僕らはそこを離れなかった。


あくる日も、僕らはその場所にあつまった。
木切れが無くなると、
プラスチックやら発泡スチロールやらをくべた。


黒い煙幕が匂いとともに上がっていく。
みんな思いっきり吸い込んで「いい匂いだな〜」
誰かがそう言った。僕もそう思った。
「プラスチックストーブだよね」誰かが言った。
 
ある日、その楽しい火遊びは突然終わりを告げた。
通りかかった大人から注意を受けたのだ。
あの暖かい光と、それを映して燃えるように紅い友達の顔、
黒煙の強烈な臭いを私はずっと憶えている。
いつも遊んでいた。
昭和の少年の、淡く幸せな想い出だ。

イメージ 2
   野良の子猫。保護してあげようと近づこうとしても、
       警戒心が強くてすぐに逃げてしまう。
   なんとか、生き延びてくれていればいいのだけれど。


イメージ 1
 ある初冬の夕暮れ。自宅から諏訪湖の方角を写す。









◎参考までに。 湖池健彦の「アロマブログ」を
  こちらで始めました↓アロマテラピーに関心のある方は どうぞご覧下さい。


ここ数年は、紅白歌合戦をまともに観たことがなかった。
それは、お子ちゃまの演芸会みたいなのが多すぎるから。
そうかといって、他曲の野蛮なだけの
低俗な殴り合いを見る気にもなれないし。
だからちょっと工夫をしてみた。
お子ちゃまみたいなのが出てきたら「消音」にする。
映像だけにしておいて、その間は、
88歳の酔っ払い親父の話し相手をする。

興味があったのは、レベッカ・美輪明宏・高橋真梨子など。
歌を聴いて時間の無駄に感じたのは、徳永英明の「時代」。
これはひどすぎるよ。ひどすぎて腹が立った。
中島みゆきに土下座して謝ったほうがいい。

美輪明宏さんは本物のエンターテインメントだった。
「ヨイトマケの唄」は戦後70年を振り返るには不可欠。

レベッカには感動した。
「フレンズ」は昭和の名曲だと思うし、
20年ぶりとは思えないその歌声にしびれた。
歌とは不思議なタイムマシン。
イントロが始まっただけで、20年を一気に飛び越える。

来年は、小椋佳と山本潤子が聴きたいな。

イメージ 1

美輪明宏「ヨイトマケの唄」

レベッカ「フレンズ」








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