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映画「パピヨン PAPILLON」
僕には珍しく、毎回 大河ドラマ「西郷どん」をみている。
この脚本はなかなか良く出来ていると思っている。
都合がつく時はいつもみている。
西郷が島流しにされ、幽閉されるたびに思い出したのが、
昔みた映画「パピヨン」だ。
昨夜は久々、そう、40年振りくらいかな、
「パピヨン」をDVDで見た。
映画の最後に、パピヨンが断崖絶壁から飛び込むシーン。
親友、と言うよりは戦友のドガと抱き合い、別れを告げるパピヨン。
そのパピヨンを演じたのは
老けたメイクのスティーブ・マックィーンだったが、
もっともっと格好良かったのが90歳になる僕の父だった。
独房のゴキブリでも何でも喰って生き残ってやる、
そんなパピヨンの上をいった。
末期癌の父の喉を通る食べものはなかったはずだ。
でも父は飲み込んででも生きようとした。
身体は相当に痛かったはずだ。
泣き言は何一つ言わなかった。
亡くなる数日前には、世話になっていた看護師に、
「いつも力を出してくれてありがとう」と声を絞り出した。
パピヨンを演じたスティーブ・マックィーンは格好良かった。
僕の父は若い頃もっと二枚目だった。
年老いてからも、孫から「祖父ちゃんは格好いい」
そう言われていた。
見た目だけではなく、最期も二枚目だった。
こんな父は何処にも居ない。でも居る。いつも居る。
↑映画「パピヨン」より
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2018年06月24日
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