気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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                   緊急地震速報の仕組み
                   
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今朝(17日朝)も強い寒気の影響で全国的に厳しい冷え込みとなりました。
今朝、氷点下まで下がった地点は昨日ほどは多くはないものの752地点でした。(920地点中)
東京都心も昨日(16日)に−1.1℃まで下がったのに続き、今朝も−0.2℃まで下がり、
2日連続の冬日となりました。
東京都心で冬日が続いたのは2006年2月以来約5年ぶりです。
日中は東・西日本の太平洋側で10℃前後まで上がりました。
今日は北よりの風が強く吹いて気温以上に寒く感じられましたが、明日(18日)は北よりの強い風が
収まるため東・西日本の太平洋側は日向では暖かく感じられるかもしれません。
しかし、冬型が緩むとはいえ完全に緩むわけではないので北日本の日本海側や北陸地方では雪の降りやすい状態が続きそうです。


阪神淡路大震災から今日で16年となりました。
この大地震で6434名の方々が亡くなられました。
このうち多くの方がタンスなどの家具の下敷きとなり亡くなられました。
この大地震以降、耐震・免震構造への取り組みが大きくなりました。

さて、地震というのは予知できるものなのでしょうか?
よく地震予知と間違われるのが緊急地震速報。
緊急地震速報とはP波と呼ばれる小さな揺れをとらえ、震源地や地震の規模(マグニチュード)を
推測し、S波と呼ばれる大きな揺れが来る数秒〜数十秒前に発表するものです。
しかし、地震予知とは地震波が発生する前の予知のみを指します。
なので、緊急地震速報は地震波が発生した後の予知なので、地震予知とは違います。

まず、直下型地震は予知は不可能です。
勿論、一年以内に地震が起こるとかあいまいな予想はできますが、地震が起きる直前に予知することは不可能です。

地震予知で有名なのが動物の異常行動や地震雲。
ハトは脳の中に方向を知る磁石のようなものが備わって、これが帰巣に役立っていますが、地震の前に丸と強い電磁波が発生し、方向感覚を狂わします。
地震雲とは近くの衝突によって強い電磁波が上空を通過して発生する異様な形の雲のことです。
地震雲についてはこちらの記事をご覧ください↓
http://blogs.yahoo.co.jp/panthanwatch/397371.html
阪神淡路大震災直前には地震雲や動物の異常行動は勿論、夕焼けが血のように赤かったという目撃談も
多数あります。
しかし、これらに科学的根拠は一切ありません。
なので、このような現象が現れても地震が予知できたとは言い難いです。

では、地震予知は不可能と言い切れるでしょうか?
実は東海地震はある程度予知できます。
日本列島を囲む大きなプレートが沈み込む駿河トラフと呼ばれるエリアは過去90〜200年間で大地震が発生しているため東海地震発生の恐れがあります。そこで、静岡県に観測機器を設置し、常時監視しています。
ただし、東海地震も必ず予知できるわけではありません。
震源域の一部が地震の発生前に剥がれ、ゆっくりとすべり落ちる前兆すべりという現象があります。
気象庁はこの前兆すべりをとらえようとしています。
しかし、沖合いで前兆すべりが発生したり、前兆すべりの規模が小さかったりすると前兆すべりを
とらえられないことがあります。
そして、地震発生にいたる場合もあります。

備えあれば憂いなし。
地震は日々の備えが大切です。

閉じる コメント(7)

今晩は。そうですか、もう16年前になるんですね。関東じゃなくて良かったなんて思っちゃいました(>_<)。自然には勝てないデスからね。

2011/1/18(火) 午前 0:46 ezk**226

おはようございます^^
地震...
備えの点検をしておいた方がいいですね。

2011/1/18(火) 午前 8:06 [ 木の実きまる ]

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ezk**226さん、コメントありがとうございます。
近い将来、最も地震が起きる可能性が高い地域が関東地方と東海地方です。関東人の私にとってはこんなこと考えたくもありませんが。

2011/1/20(木) 午前 0:27 [ panthanwatch ]

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木の実きまるさん、コメントありがとうございます。
備えは大切です、と言っておきながらまだ完全な備えは出来ていません。(汗)

2011/1/20(木) 午前 0:29 [ panthanwatch ]

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地震予知は難しいでしょうね。
金属の亀裂が広がる速さは、亀裂の長さの二乗に比例します。岩盤の亀裂も、同じ性質を持つと思います。
岩盤に少しでも亀裂ができれば、加速度的に亀裂が広がり、地震となってしまいます。その証拠に、大震災でも数十秒か精々数分で揺れは収まります。
なので、亀裂ができた後では、地震予知は間に合わないことになります。
一方、阪神淡路大震災や昨年11月の長野神城断層地震では、数時間から数日前に、前兆地震と思われる地震が発生しています。
ならば、最大1週間前くらいなら、予知が可能かもしれませんね。

ただ、地震雲はいただけません。
震源域で発生した電界や磁界は、地上を通過して上空の雲に影響を与えるのなら、より震源域に近い地表では、距離の二乗に反比例して強い影響を受けるので、何らかの計測ができるはずです。
また、同じ理由から、地震雲が出るのは震源域の真上でなければ、説明が難しくなります。

地震予知も大切でしょうが、まずは地震に備えることが大事だと思います。

2015/5/1(金) 午後 9:47 [ 伊牟田勝美(風の谷の生活) ]

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> 風の谷さん、コメントありがとうございます。
仮に地震予知の技術が進歩して予知ならぬ地震予報となってしまったら、普段気を抜いて備えを全くせずいざ大地震の予報が出るや否やコンビニやスーパー等に買いだめ客が殺到するというとんでもない事態になるのは目に見えています。そうならないためにも予知の技術はあまり進歩させない方が良いでしょう。やはり予知よりも備えに重きを置くべきです。

2015/5/2(土) 午前 2:03 [ panthanwatch ]

panthanwatch様
お返事、ありがとうございます。
仰るように、地震予報が可能になると、パニック的な買い込みが発生する可能性がありますね。
一方で、阪神淡路大震災を予知(予報?)できていれば、多くの人命を救うこともできたと、思ってしまいます。

なかなか、地震予知技術もそうですが、その運用まで考えると更に難しい問題になりますね。

2015/5/3(日) 午前 0:37 [ 伊牟田勝美(風の谷の生活) ]


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