|
午前9時59分、鹿児島県の口永良部島で爆発的噴火が起きました。
これを受けて気象庁は噴火警報を発令し、 噴火警戒レベル「3(入山規制)」から「5(避難)」に引き上げました。
噴火警戒レベルについて 【レベル5(避難) 】:危険な居住地域からの避難が必要 【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要 【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立ち入り規制等。 状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。 【レベル1(平常)】:状況に応じて火口内への立入規制等。 過去、噴火警戒レベルが「5」まで引き上げられたのは 1986年の三原山噴火と1991年の雲仙普賢岳噴火の2回のみ。
雲仙普賢岳の噴火では6月3日に1回目の火砕流が発生した以後も2回にわたり発生しています。 1回目の火砕流では森林や200棟近くの家屋が消失し、 住民を守った消防団の方々など43人が亡くなりました。
火砕流とは、火山の噴火に伴い、高温の火山灰やガスが一団となって 高速で斜面を流れ降りる現象のことで、そのスピードは時速100キロ以上、
温度は摂氏数百度〜1000度にも達すると言われています。
破壊力が極めて高く通過した箇所のほとんどのものを焼き尽くします。 そういった意味では溶岩流よりも恐ろしい存在なのです。 今回の口永良部島での噴火も火砕流が発生しましたが、 幸いにも集落とは違う方向に流れたため、人的被害は確認されていないとのことです。
ただ、雲仙普賢岳と同じように活発な活動を続け、火砕流の発生する恐れがあります。 しばらくは帰島の難しい状況が続くのではないかと思われます。 現在、日本列島には110の活火山があります。 火山の噴火を予知するのはほぼ不可能ですが、 一人一人が普段から意識を高めておくことは間違いなく可能です。
特に活火山の近くにお住まいの方は、「もし噴火したら災害どうなるのか?」を 想定しておくことが大切でしょう。 |
全体表示
[ リスト ]




>panthanwatchさん
急に質問です。今日、口永良部島で爆発的噴火があり、噴火警報まで出て警戒レベル3が5に引き上げられたみたいです。レベル5というと、避難で危険な居住地域からの避難が必要になっています。当初は3で入山規制で登山禁止や入山規制等危険な地域への立ち入り規制等でした。
何で急にレベルが上がったんでしょうか?今まで一番高いレベルですが、何でこんな深く噴火したんでしょう?地震と関連があるんでしょうか?
日本列島の活火山は110あるみたいですね。活火山がある場所は噴火するかもというのを想定しておいた方がよろしいですね。
2015/5/29(金) 午後 6:09 [ 中道 ]
日本には、100を超える、相当数の活火山があるのですね。
昨年〜今年にかけても、いくつかの火山の噴火またはそれに近い状態になったみたいですが、今度は鹿児島県の口永良部島が大規模噴火になったのですね。
しかも、噴火警戒レベルが、3から、最大の5の、避難というレベルになってしまったのですね。
それは、三原山や雲仙に並ぶレベルなのですね。
三原山のときは記憶ないですが、雲仙普賢岳のときは、私は小学2年だったので、はっきり記憶があります。
小学校のときの先生が、ここに救援物資をたくさん送ろう、ということを、盛んに訴えかけていました。
火砕流(私は、その当時は、「火災流」と勘違いしていました)は、火山灰などが、高温、高速で流れ落ちて、森林などが一気に焼失するくらいの威力があるのですね。
本日は曇りがちでしたが、多少の晴れ間もあり、最低20.6度、最高29.1度でした。
2015/5/29(金) 午後 7:55 [ 佐尾 麻衣 ]
関東も富士山に箱根山などが近いので他人事ではありませんね。
特に気になるのは噴煙が9000mまで達したことです。
成層圏までは達してないので大丈夫だとは思うのですが。
口永良部島の人たちが一日も早く帰郷出来るのを願ってます。
2015/5/29(金) 午後 10:29 [ きん ]
山口県では、阿武火山群が活火山になるのか。なら下関も噴火には要けいかいですね。
2015/5/30(土) 午後 2:47 [ 中道(続) ]
不思議ですね。
太平洋プレートと北米プレートとの境界は、火山が連なっています。
太平洋プレートとフィリピン海プレートとの境界にも、火山が連なります。
ですが、ユーラシアプレートと北米プレートの境界には、火山はほとんどありません。
また、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートとの間では、フィリピン海プレートの西側に口之永良部島等の火山が偏在しますが、北側にはほとんどありません。
特に、四国には高い山が連なりますが、火山が一つもありません。
四国山地を形成する中央構造線の西側には、久住山系や阿蘇山があるのですが、なぜか四国山地には火山がありません。
不思議です。
2015/5/30(土) 午後 8:19 [ 伊牟田勝美(風の谷の生活) ]
> 中道さん、コメントありがとうございます。
いきなりレベルが上がったとは言い難いようです。もともと去年の8月に34年ぶりの噴火を起こして、それ以後噴火警戒レベル「3」が継続していました。そのため、島民の方はあらかじめ心構えができていて「いつかは来る」と確信していた矢先の出来事でした。今回、犠牲者が一人も出なかったのは日頃からの教訓が生かされたためと思われます。
2015/5/30(土) 午後 11:11 [ panthanwatch ]
> 佐尾 麻衣さん、コメントありがとうございます。
確かにレベルとしては同じ「5」ですが、規模は雲仙普賢岳のほうがもう少し大きいかなという気がします。
2015/5/30(土) 午後 11:15 [ panthanwatch ]
> きんさん、コメントありがとうございます。
成層圏に達していれば日傘現象により冷夏の出現する可能性もありますが、今回は大丈夫そうです。ただ、先月のチリの火山噴火が気候にどれほどの影響を及ぼすのか気になりますし、やはりエルニーニョ現象が発生している以上は冷夏の可能性が否定できません。
2015/5/30(土) 午後 11:19 [ panthanwatch ]
> 中道(続)さん、コメントありがとうございます。
阿武火山群は2003年に活火山に指定されました。最新の噴火は今から約8800年前でスコリア丘が形成されました。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/fukuoka/512_Abu/512_index.html
ちなみに直近の地震と火山噴火の関係については分かっていません。ただ、東日本大震災以降、地下の岩盤がずれ動いて各地で火山活動が活発化しているのはほぼ確実です。
2015/5/30(土) 午後 11:26 [ panthanwatch ]
> 風の谷さん、コメントありがとうございます。
四国に活火山がないのは海溝との距離が関係しています。簡単に言うと海溝からの距離が近すぎるから。プレートが陸側に沈み込むと水が引き込まれ、これがやがてマグマとなり上昇することで火山は誕生します。しかし、マグマを作るためにはある程度の深さが必要で、だいたいそれは海溝から100〜200キロ以上離れた所になるのです。
2015/5/30(土) 午後 11:44 [ panthanwatch ]
Panthanwatch様
お返事ありがとうございます。
「海溝からの距離が関係する」から、大山(活動は休止している)や、三瓶山、阿武火山群のように海溝から遠い中国山地にだけ、火山があるのですね。
(それでも、九州との比較で火山活動の差が残りますが・・・)
海溝からの距離は、当然、プレートの沈み込み角度も関係するのだろうと思います。
以前、房総半島付近の太平洋プレートの沈み込み角度を計算したことがあるので、時間ができた際に、その手法で四国付近のフィリピン海プレートの沈み込み角度を計算してみることにします。
(ちなみに房総半島付近の太平洋プレートの沈み込み角度は約14度でした)
2015/5/31(日) 午前 1:34 [ 伊牟田勝美(風の谷の生活) ]
9000m以上だと、噴煙量及びガスの性質にもよりますが、パラソル効果を及ぼす可能性も有るそうですよ
2015/5/31(日) 午前 10:17 [ おさむっち ]
そのパラソル効果が日本の天候に影響をもたらす時期が、2003年以降毎年高温になっている秋だったり、2009年以降北海道での高温ワースト5・北陸での日照過多ワースト5の記録更新が続いている真冬だったらまだいいですが、今の時期は勘弁してほしいですね。
2015/5/31(日) 午後 0:36 [ 地鉄バス ]
> 風の谷さん、コメントありがとうございます。
プレートの沈み込み角度についてわかりやすく解説しているサイトを見つけました。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/kazan-03.htm
これによると、プレートの沈み込み方によって火山列のでき方に違いができるそうです。
2015/6/1(月) 午前 0:02 [ panthanwatch ]
> おさむっちさん、コメントありがとうございます。
天候へ及ぼす影響を予測するのは困難を極めます。噴煙の高さだけではなく、二酸化硫黄の量も重要なのです。
今年はすでにエルニーニョ現象が起きていますから、日傘効果を心配するよりもまずはそちらを心配したほうが賢明かと思われます。
2015/6/1(月) 午前 0:08 [ panthanwatch ]
> 地鉄バスさん、コメントありがとうございます。
日傘効果の事例は少なく、冬の天候がどうなるのかはよく分かりません。ちなみに1993年夏はその2年前のピナツボ火山大噴火で大冷夏とされていますが、その翌年1994年冬は並冬で特に厳しい寒さというわけでもありませんでした。
2015/6/1(月) 午前 0:13 [ panthanwatch ]