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今年の冬は暖冬による影響が色濃く表れましたが、
その原因となったエルニーニョ現象は弱まる傾向にあります。 エルニーニョ監視海域の海水温は初冬をピークに下がる傾向で、 3月の海面水温の基準値との差は1.6℃と2月より0.4℃低くなりました。 今後の予測では、海水温は右肩下がりで、夏になると今度は基準値を下回る見込みです。 このまま平常の状態が続く可能性もありますが、 ラニーニャ現象の発生に至る可能性の方がより高い見通しとなっています。 ラニーニャ現象が発生している夏は猛暑になるとよく言われますが、 必ずしもそうとは限らないようです。 春の間にエルニーニョ現象が発生して夏にラニーニャ現象に移行した年としては1998年があります。 この年の夏がどんなのだったのか、振り返ってみると・・・ ・東日本や西日本、沖縄・奄美では猛暑になったものの、北日本では冷夏 ・北日本や北陸で顕著な多雨となり、東北や北陸の梅雨明けは特定できず ・・・というように太平洋高気圧の調子がいまいちで、安定した夏だったとは言えないようです。 ラニーニャ現象が発生したからといって世界各地にただちに影響が拡大するわけではなく、 少しタイムラグがあるようなんです。 現時点で言えるのは、 大冷夏になることは考えづらいけれど100%猛暑になるとも断言できない、ということです。 |
気象(その他)
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本日は朝から断続的に弱い雨が降っていました。
一応やみ間もありましたが、天気予報よりも大幅に早い時間帯から、ごく弱い雨が続くという形になりました。
ただ、(愛西で)雨の強さは、時間雨量1.5mmにとどまっています。
本日は名古屋と愛西で気温が大きく違うので、例外的に気温のほうも愛西で見ると、最低10.5度、最高14.9度でした。
さて、これまで、ラニーニャ現象が発生している年は、猛暑になりやすいとされていたことがあったのですね。
気象庁のホームページでは、全国的には、ラニーニャの時の夏は、気温は特に傾向無しと書いてあり、特に南西諸島などではやや低温の傾向があるみたいです。
大規模ラニーニャだった1988年は冷夏でしたよね。
1995年は梅雨寒が顕著、1999年は猛暑日1回だけ、2007年は梅雨明け遅れなどの傾向がありました。
特に東海地方において注目点は、昭和末期以降で、ラニーニャのときに梅雨明けが平年より早かったのは2010年だけということでした。
エルニーニョのときより梅雨明けが遅れやすいんですよね。
2016/4/13(水) 午後 7:25 [ 佐尾 麻衣 ]
また、98年と同様に、春までエルニーニョ、夏以降ラニーニャだった2010年は記録的猛暑のようですが、こちらも98年同様、その夏はラニーニャが始まったばかりなのでそれによる影響はあまりないんですよね。
2010年の猛暑は、ラニーニャというよりも、エルニーニョの遅効性の影響による全球昇温、あるいは、エルニーニョに伴うインド洋全域昇温によるチベット高気圧強化などが主な要因でしたよね。
今年は2010年よりもエルニーニョが大きいので、冬以降、春も相当な高温ですよね。
従ってこれらをまとめると、今年の夏は、エルニーニョの間接の影響が大きくなり、梅雨明けはやや遅れがちだが、気温だけ高くて蒸し暑く過ごしにくい夏になりそうであると考えられそうですね。
2016/4/13(水) 午後 7:31 [ 佐尾 麻衣 ]
そもそも、4月からこれほど太平洋高気圧が強まって暑くなれば、夏の間に失速して冷夏になる恐れが目に見えています。おそらく、暑い時期があっても、天候不順になるのではないかと考えます
今年は1998年と同じような現象が起きるのではないでしょうか(歴史的暖春、天候不順の夏、暖秋、暖冬)
2016/4/14(木) 午後 6:57 [ koh***** ]
> 佐尾 麻衣さん、コメントありがとうございます。
冷夏だから肌寒いとは必ずしも限りませんからね・・・。気温は低めでも湿度が高くいために不快指数の高い日々が続く冷夏というのもあります。近年はそのタイプの冷夏が多いです。
2016/4/14(木) 午後 11:49 [ panthanwatch ]
> koh*****さん、コメントありがとうございます。
これは冬のシベリア高気圧においても言えることですが、早い時期から本気を出しすぎると肝心な時に失速するという傾向はあるように感じます。
2016/4/14(木) 午後 11:59 [ panthanwatch ]