気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

気象(その他)

[ リスト ]

イメージ 2


イメージ 3




先日、小豆島に行ってきました。
小豆島と言えば、言わずと知れたオリーブの産地。
島内のあちらこちらでオリーブの木を目にする機会があり、
なかでも小豆島オリーブ公園は8haの土地に約2000の木々が植えられていて
観光客向けに開放されています。 http://www.olive-pk.jp/


オリーブ栽培のきっかけは、1908(明治41)年に三重県、鹿児島県、香川県で
試験栽培されたオリーブのうち、小豆島に植えられた苗木だけが根付いたためとされています。

そして今日、こうして小豆島でオリーブ栽培が盛んなのは、
地中海と気候が似ているからと言われていますが、実はそれが完全に正しいとは言えません。
小豆島と、世界最大のオリーブ生産国として知られるスペインのアンダルシア地方グラナダにおける
気温と降水量を比較してみました。
イメージ 4


イメージ 5





年間を通して温暖という点は共通していて、実際に年平均気温を見ても
小豆島もグラナダもほとんど変わりません。

しかし、最大の違いは降水量です。
グラナダは年間を通して雨が少ないのに対して、
小豆島は梅雨と台風の影響で6月や9月に雨が多くなりがち。
穏やかで乾燥した気候を好むオリーブにとって、雨は大敵です。
また、湿気が多いことで害虫も発生しやすく、日本にしか生息しない
オヒーブアナアキゾウムシの被害には度々悩まされてきました。
ですが、農家の方はそれに挫けることなく試行錯誤を繰り返し、たゆまぬ努力を続けました。

そして昭和34年になって貿易自由化により安価なオリーブオイルが
大量に外国から輸入されるようになり、生産価格が減少し栽培面積も急速に減少する事態と
なってしまいましたが、それでもオリーブへの情熱を絶やさなかった人々のおかげで
オリーブ栽培が途絶えることなく今の小豆島があるわけです。


小豆島のオリーブオイルの特徴は「安全、安心、フレッシュ」。

ポイント1手摘み
小豆島での収穫は、世界的に比率の低い手摘みで行っています。
手摘みは人件費が嵩みオリーブの値段も高くなりますが、「ひと粒ひと粒最高の時期に収穫できること」「実も木も傷めない」などのメリットもあります。

ポイント2 葉や枝に農薬をまかない
オリーブアナアキゾウムシは木の根元あたりの表皮の内側から入り込み、
木の中で成長、産卵し、枯死させます。
そこで根元から入る特性を利用し、剪定時に木の根元を剪定しておき、根元のみに薬剤を散布します。
こうすると、使用する農薬を最小限に抑えることができ、
より安全なオリーブを生産することができます。

ポイント3 酸化率が低い
小豆島産のオリーブオイルの酸度は平均すると0.1〜0.3ほどで
他の地域で生産されているものに比べると低く、鮮度が極めて良いと言えます。
やはりこれには手摘みが関係しているのでしょう。
酸化の進んでいないオリーブオイルを摂取することで老化防止にもつながります。


オリーブ公園ではオリーブを使ったユニークな商品が多数売られています。
たとえば、オリーブチョコレート。


イメージ 1



ベースはホワイトチョコのようです。
ミルキーな味わいとまろやかなオリーブのハーモニーが絶妙です。
小豆島を訪れた際にはぜひご賞味あれ。

閉じる コメント(6)

顔アイコン

最近は町の花屋さんでもオリーブの鉢植え売っていますね。オリーブというと、聖書やギリシャ神話にもよく出てきて、なんがロマンがありますね。イチジクも聖書やギリシャ神話に出て来る作物だけど、オリーブによりマイナーっぽいですね。
オリーブもイチジクも梅雨がネックですね。
今日は朝六時前からいまの時刻まで途切れる小となく、しとしと雨が降っています。

2016/6/23(木) 午後 6:48 フェミニンガーデニング

顔アイコン

小豆島に、行っていらっしゃったのですね。
ここは、オリーブが生産されているのですね。
一応、小豆島付近は、地中海性気候と似ているのですね。
でも地中海地方と異なり、小豆島は、梅雨や台風の時期に、相当に多い雨が降るのですね。

乾燥を好むオリーブを日本で作るにあたって、苦労が相当なものだったのですね。
特に、安全性などに、すごく気を使っているのですね。

本日は、午前中が雨で午後は晴天(一昨日と同じパターンですね)、愛西で朝方で時間雨量(毎正時区切りで)28.5mm降り、川もかなり増水していました。
最低22.1度、最高31.0度でした。

明日には台風1号が発生かもしれないのですね。

2016/6/23(木) 午後 8:49 [ 佐尾 麻衣 ]

顔アイコン

小豆島は、『二十四の瞳』の舞台としても有名ですね。
瀬戸内の少雨の地域と思っていましたが、グラナダと比べると多雨になるのですね。
同じ香川県では、昔にサンシャイン計画て太陽熱発電が試みられる等、晴天のイメージがあるのですが…

ところで、小豆島は意外にも水害が多いようですね。
台風の度に、大雨が降るようです。
特に、1976年の水害では、1週間足らずで年間降水量に匹敵、あるいは凌駕する豪雨となったそうです。
添付されていました小豆島の観測値は、平年値でしょうか?
平年値ではなく単純な平均値なら、過去の大雨が影響しているのかなと思ったりもしています。

2016/6/23(木) 午後 11:29 [ 伊牟田勝美(風の谷の生活) ]

顔アイコン

> 星月夜のお茶会さん、コメントありがとうございます。
オリーブは鳩とともに昔から平和のシンボルとされてきました。オリーブの花言葉は「平和」。そういえば国連旗にもオリーブの葉っぱが描かれていますね。

2016/6/25(土) 午前 0:05 [ panthanwatch ]

顔アイコン

> 佐尾 麻衣さん、コメントありがとうございます。
最近では植える木を1本1本見舞われる本数に限定してオリーブアナアキゾウムシの生態を研究し、無農薬栽培に成功した農園もあるそうです。今後に期待したいところです。

2016/6/25(土) 午前 0:20 [ panthanwatch ]

顔アイコン

> 風の谷さん、コメントありがとうございます。
実は年間平均で見ると、小豆島よりも高知の方が日照時間が多い結果となっています。冬の日照時間がだいぶ違うんです。小豆島は冬場の間、寒気の吹き出しに伴う雲がかかりやすく、日照時間が低下しがちのようです。
添付した表は平年値(1981−2010)になります。

2016/6/25(土) 午前 0:25 [ panthanwatch ]


.
panthanwatch
panthanwatch
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事