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先日、私用で北海道の日高地方に出かけました。
日高地方というとあまり観光で行くような場所ではないかもしれませんが、
実は絶景の宝庫でもあるんです。
日高山脈に属するアポイ岳(810メートル)もそのひとつ。
残念ながら雲で山頂が完全に隠れてしまっていますが、
天気が良ければ真正面にアポイ岳が見えているはずです。
実はこのアポイ岳はかなり特殊な山と言えます。
というのも、マントル(かんらん岩)が地表に飛び出して出来た山なのです。
地球は地殻、岩石層のマントル、液体状の鉄の外殻、内核の4層構造となっています。
私たちは厚さ数キロ〜数十キロの地殻の上に住んでいますが、その地殻より下は未知の世界です。
火星に探査機を送り出すほど高度な科学技術を持ちながらも薄い地殻を掘り進めてマントルを
実際に手にしたことはありません。
ある意味、アポイ岳派火星より未知の世界を探ることができるまさに重要な地質遺産と言えるでしょう。
こういつた特殊な地質、さらには夏場は海霧がかかりやすいなどの気候要因により、20種類近くの
固有種をアポイ岳では見ることができるそうです。
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
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アポイ岳は、マントル(かんらん岩)が地表に飛び出して出来た山ですか。
JMASTECでは、「オマーンプロジェクト」でオマーンに露出しているマントルのサンプル採取を実施したそうです。
そして、次には地球深部探査船「ちきゅう」で海洋底を掘り進み、風化していない生のマントルを採取するそうです。
現在、候補地も絞り込まれつつあり、必要な技術開発も進んでいるようです。
「ちきゅう」竣工から10年余り。
ついに、本来の目的で使用される日が近付いています。
11月11日にJAMSTEC横浜研究所の一般公開があるので、情報を仕入れてこようと思っています。
本当は、10月27日、28日の大気海洋研究所の一般公開にも行きたかったのですが、都合が合わず、断念する事にしました。
2017/9/27(水) 午前 0:40 [ 伊牟田勝美:豊芦原中津谷のニニギ ]