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今日の日付が変わった頃から岐阜県飛騨地方で地震が多く発生しています。 飛騨地方で起きた地震のみをピックアップしてみると・・・ 時刻 最大震度 02時19分 震度4 02時20分 震度1 02時23分 震度2 02時49分 震度1 02時59分 震度2 03時24分 震度1 03時31分 震度1 04時07分 震度2 04時40分 震度1 04時49分 震度1 05時38分 震度4 05時44分 震度2 06時01分 震度1 06時05分 震度1 06時09分 震度1 06時41分 震度1 06時43分 震度1 06時48分 震度1 08時21分 震度1 09時48分 震度3 11時23分 震度2 12時13分 震度1 13時19分 震度1 19時55分 震度1 21時47分 震度3 並べてみるとすごい回数ですね。 有感地震(震度1以上)が24回発生しています。 無感地震(震度0)も含めるとさらに多いです。 この地震による目立った被害や負傷者は今のところでていません。 なぜ岐阜県飛騨地方で地震が多発しているのでしょうか? それは群発地震です。 群発地震とは似たような大きさの地震が比較的狭い地域にある期間集中的に発生する現象のことです。 火山帯の近くで発生することが多いです。 確かに飛騨地方にも乗鞍岳などの火山があります。 群発地震が発生しやすいのが伊東沖や茨城沖など。 長野県松代では1965年8月から1970年末までに640000回の地震が発生しました。 やはり群発地震でした。 上図は京都大学防災研究所付属地震予知センター上宝親測所によって決定された微小地震の 震源分布図です。 期間は1977年5月から1995年3月までの約18年間で、マグニチュード1〜5ほどの4万回の地震です。 丸印の位置は地震の位置を、大きさはマグニチュードを表しています。 地図を見ると飛騨地方北アルプス脊梁部や跡津川断層に地震が集中して発生していることが分かります。 北アルプス脊梁部ではしばしば鳥帽子岳、乗鞍岳、焼岳などで群発地震が発生しますが、御嶽以北では 大きな地震は発生しません。 この地域の地震は深さ8km以浅と周辺の地域よりも浅いことが特徴です。 通常、日本列島では地震は上部地殻内の深さ20km以浅で発生します。 これは、深さ20kmほどで温度が300〜400℃に達し、地殻を構成する花崗岩が断層ズレ破壊を 起こさないためと考えられています。 北アルプス脊梁部の場合、近くが周辺に比べ熱く、すでに深さ8kmほどで温度が300〜400℃に 達しているのです。 なぜこんなに周辺の地域よりも熱いのでしょうか? もし、マグマ溜りが地下直下にあるなら不思議ではありません。 この地域の群発地震は奇妙なことに震源が移動しています。 たとえば1993年6月から1994年1月にかけて槍ヶ岳から焼岳周辺で激しい群発地震が発生しました。 震源地の移動=マグマや熱水の移動なのではないでしょうか。 北アルプス脊梁部には重力異常があり、北アルプスの地下にはかなりの熱水を含んだマグマがあるのでは ないかと考えられています。 このマグマの運動が群発地震につながっていると考えられています。 なお、今回の群発地震は東海地震との関連性はありません。 東海地震と今回の群発地震では震源が違います。 東海地震の震源は駿河湾です。 |
地震
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こんばんは
こちら名古屋市内も昨日の5時38分に揺れを観測し目がさめました。
2011/3/1(火) 午前 0:08 [ nakamura ]
nakamuraさん、コメントありがとうございます。
こちら横浜は一切揺れませんでした。
2011/3/3(木) 午前 5:45 [ panthanwatch ]
飛騨の地震が気になり、焼岳の地震の検索から来ました。火山性なんですね。
勉強になりました。有難うございます。
2011/3/22(火) 午後 11:10 [ ふくめん ]
たろうさん、コメントありがとうございます。
群発地震から1ヶ月が経ちましたが、山体膨張などの火山が噴火する兆候はみられていません。なので、まだ安心できます。
2011/3/23(水) 午前 2:16 [ panthanwatch ]