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昨日(27日)に長野から帰ってきました。 長野とはいえ、滞在したのは山梨県との県境付近の富士見町です。 標高1300mほどで富士見町のなかでも標高の高いところに滞在しました。 初日(25日)に感じたことがあります。 それは山の天気は変わりやすいということです。 麓は晴れていましたが、山を登るにつれて雲が厚くなり、ついに到着時には本降りの雪となりました。 うっすら積雪しました。 1時間半ほどで雲が多少あったものの、晴れましたが、しばらくして再び雪が降りだしました。 その後も晴れたり雪が降ったりの繰り返しでした。 「所により雨で雷を伴う」 このようなフレーズが出てきたら山では雨や雷雨になる可能性が非常に高いと思ってください。 今回は上空に強い寒気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、所により雨や雷雨になることを 気象庁などは予測していました。 大気の状態が不安定で雷雲が発達した際に起こる雷を転倒雷といいます。 一方、強い日差しを受けて上昇気流が発生して雷雲が発達した際に起こる雷を熱雷といいます。 ただ、熱雷は予測が難しく、フレーズが出ない場合もあります。 ある程度は自分で空模様に着目して天気を予測することもできます。 これを観天望気といいます。 まだ天気予報がなかった時代は観天望気を行っていました。(特に漁師など) 特に山では観天望気が重要になってきます。 山では上層の雲と西の空に注意してください。 たとえ雲1つなく晴れていても太陽の周りに薄いオブラードのような膜がかかっていることがあります。 これは絹層雲と呼ばれているもので、空の最上層に水分が多くなってきたことを告げています。 もうすぐ天気が崩れる可能性があります。 絹層雲のあとに刷毛で薄く雲を伸ばしたような絹雲(すじ雲)が現れ、次第に雲量が増加していきます。 そして、うろこ雲などが空を覆い、積雲(わた雲)や層積雲(うね雲)など徐々に低い雲が増えていき、空全体を覆う雨雲となります。 これら雲の種類を覚えていなくても上層から下層に雲が降りてくれば天気が崩れることはほぼ確実です。 また、上空には偏西風が流れているため、雲は西から東に移動します。 よって、西の空に注意すればよいわけです。 観天望気ですべてを予測できるわけではないので、登山を行う際には必ず天気予報を確認してください。
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こんばんは^^
観天望気、おもしろい言葉ですね。
やり方を知っていれば、
初めての土地でも天気が予測できそうです。
山もそうですが、海で働く漁師さんもいろいろなことを
知っているのでしょうね。
2011/4/29(金) 午前 1:08 [ 木の実きまる ]
木の実きまるさん、コメントありがとうございます。
実は生物の行動からも天気をある程度は予測できます。たとえば「アリが巣をふさぐと大雨になる」など・・・
2011/4/29(金) 午前 11:35 [ panthanwatch ]